義父の鶴の一声で葬儀に召集された自閉息子
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いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
以前ブログで「太郎が葬儀に参列したことがある」とちらっと書いたのですが、その時のことを書いてみようと思います✋
多動児の息子が葬儀場でやったこと
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あれは自閉症の長男・太郎がまだ幼児のときのことでした。
年の瀬が迫った、ある寒い日だったんですが。
夫の伯父、つまり太郎にとっての大伯父が亡くなったんですね。
老衰でした。
夫の父、つまり私にとって義父ですが、義父と亡くなった大伯父は年齢が離れていることもあって、まあ、年齢的には大往生、という感じでした。
私は結婚式に出席していただいたこともあったので、葬儀に参列したいのはやまやまだったのですが、当時、自閉症の太郎が
とんでもなく大変な状態でして(‘A`)
そんなね。
参列なんてしようものなら、ウチの太郎。
お坊さんがポクポクやってるなかを走り回ったり🤪
焼香で灰をまき散らしたり🤪
なんなら
棺桶の上に乗っかったりとか?😂
さすがにこれ↑はやりませんでした🤣
そういう惨事がもう、たやすく想像できるわけですよ(‘A`)
それについては義父も十二分に理解しているはずなんです。
偽実家でも太郎は暴れん坊将軍として周知されていましたから。
だからこれはもう、
「サナちゃんは大変だろうから子供と一緒にお留守番してていいよ」
ていわれるもんだろうと、
鼻ホジしながら家でマッタリ待機していましたよね(゚з゚)
ところが。
「子供も連れて葬儀に参列しなさい。これはお願いではない。命令だ」
と義父が言っていたと聞いたときは、
( ゚д゚)え?
チーン…。
雪降るんじゃない?っていうくらい寒い日でしたよ、その日は。
家から車で1時間以上ある遠い葬儀場まで、幼い子ども2人を連れて。
葬儀に参列するって…。
ねぇ、お義父さま。それ。
何の罰ゲームですか?🤪
だいたい、うちの子たちは大伯父に会ったことすらないっつうのに(゚з゚)
だがしかし、行きましたよ。ええ。
行・っ・て・き・ま・し・た・よ😤
家族4人総出でね。
で、
太郎in葬儀場がどーだったかっていうと。
太郎くんったら、
期待を裏切らない働きっぷりでした😂
参列席に座ってじっとしているとかできませんし😂😂😂
一瞬座ったけど、たたーって駈け出したかと思うと、部屋の一角にあったエレベーターのところまでダッシュで走っていて、
エレベーターのボタン連打攻撃🤪
すぐさま捕獲するも、するりと逃げられ
葬儀場のなかを全力疾走😝
またしても捕獲し、今度はガッチリ捕まえて椅子に座らせたら今度は大声で歌、歌い始めて
ジャイアンリサイタル状態😂
お坊さんの唱えるお経がラップ感覚で共鳴してジワる🤣🤣🤣
もうね。
針のムシロっていうのはこういうことよね?
ドリフのコントなの?😂
っていう、あまりの有様にさすがの義父も茫然としていて。
だから言いましたよね。
お義父さま。私たち家族。
帰ってもよろしいですよね?
と。
まあ当然ながら、
御意。
ってことで、途中退出が許可されましたよ。
だもんで、次に曾祖母が亡くなったときの葬儀には、夫しか呼ばれませんでした😂😂😂
最初から呼ぼうと思うなっつうの(゚з゚)