言葉が話せない重度知的障害児のトイレトレーニング日記①

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先日書いたこちら☟のブログでチラッと書きましたが、トイトレについてより詳しい情報を入手したので、あらためてまとめ記事を書こうと思います🖐️

自閉息子の成長を詳しく書き記した日記を発掘!

 

トイトレ前夜~オムツを外すのは一生無理だと思っていたあの頃

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私の書いたブログの中で人気の記事はというと、「知的障害者の性」「トイトレ」の2つなんですよね。

どちらも切羽詰まって検索している方が多いと思われるワードです😅

かく言う私もこの2つは検索しまくっていましたからね😂

 

実際にオムツを外した決定的瞬間についてはこちらの記事☟に書きましたが

R18指定【閲覧注意】オムツ外し~最後の聖戦~

今回は過去に書いた資料も出てきたことですし、より詳しく「言葉がまったく話せない重度知的障害児のトイレトレーニング」について書いてみようと思います。

 

まず、太郎のプロフィールについて。

 

現在の状況はよくわかりませんが、太郎(現在高校2年生)が幼児の頃は、「幼稚園入園までにはオムツを外す」というのが必要最低条件だったように思います😅

定型発達の子はおおよそ3歳までにオムツを外す時代だったんですよね。

うちも次男のときは何がなんでも3歳までにオムツを外さないと!という強迫観念がありました😅

実際、太郎が幼稚園に入園した際、クラスでオムツを履いていたのは太郎1人だけでしたので。

 

2歳4か月で自閉症の診断がおりた太郎の場合、幼稚園に入園する際は事前に障害児であることをお伝えしており、オムツでの登園は事前に許可をいただいていました。

自閉息子の幼稚園探しを振り返る

 

幼稚園入園前の太郎はというと、実は今のように重度の判定ではなく、軽度の判定が出ていたんですよね。

2歳4か月で療育手帳をいただいた際の判定はIQ51~75の軽度知的障害でした。

※1度(最重度:IQ~20) 2度(重度:IQ21~35) 3度(中度:IQ36~50) 4度(軽度:IQ51~75)

愛の手帳 最初軽度で 今重度

 

ちなみに3歳の頃に受けた発達検査(新版K式)ではDQ44でした。

その当時の太郎は知的軽度とはいっても言語発達遅滞もあり、言葉でのコミュニケーションが全くできない状態だったので、トイレトレーニングを始める取っ掛かりというか、きっかけがなかなか見つけられませんでしたね。

幼稚園に入園したばかりの頃(年少さん)の太郎の様子ですが、以下は入園当時に担任の先生に渡した申し送り書の一部を抜粋したものです。

紙オムツを使用しています。排尿・排便を事前・事後ともに伝える事もしません。紙オムツが尿でパンパンになっても、うんちで汚れても、まったく意に介さずといった状況です。以前、布パンツをはかせたことがありましたが、おしっこでパンツが濡れてもまったく平気でした。パンツを脱がせて(下半身裸の状態で)おまるや便座にのせようとすると号泣して嫌がるため、トイレトレーニングは始められていない状態です。

 

一応、幼稚園に入園する前に一度オムツを外そうと試みていたんですよね。

おまる、子供用便座&ステップ、布パンツも買って、定型発達の子と同じタイミングでやってみようとしていたんですね、私。

でも考えてみればオムツで尿&便をしても不快感すら感じず、ずっと汚れたオムツを履き続けるような子がトイレトレーニングなんて、時期尚早だったと言わざるを得ません😅

考えてみれば、幼稚園年中さんになる直前の春休みに太郎、こんな状態☟でしたからね😂

公園の中心でうんこにまみれる

オムツを外すなんて一生無理だわーって思っていましたよね、当時は。

結局のところはオムツを履かせたまま入園しましたが、幼稚園ではトイレトレーニングはせずにオムツの交換だけをお願いしていました。

だけど太郎が年中さんになり、体が大きくなり、「このままではいけない」と思うことが起こったんですよね。

重度知的障害あり自閉息子のトイトレまとめ

 

そのことをきっかけに、トイレトレーニングすることを決意したんです。

それは太郎が幼稚園年中さんの、初夏のことでした。

 

紆余曲折を経たトイトレの全貌を日記形式で公開

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トイレトレーニングの詳細については日付の間隔などを知りたい方が多いかと思うので、日記形式で記そうと思います🖐️

具体的な日程がわからないものもあるため、適当な日付を入れておきますので、あくまでも参考ということでご了承ください。

6月1日

しまじろうのトイトレグッズ、おまる、子供用便座、布パンツ、トレーニングパンツを用意。トイレトレーニングを始める。まずはしまじろうのトイトレDVDを1日に何度も集中的に見せる。名付けて「パブロフの犬大作戦」。耳にタコ🐙ができるほどトイトレ曲を聴かせておいて、この曲を聴くと尿意をもよおす…みたいな流れになるといいなと思う。すると太郎、しまじろうのDVDを食い入るように見つめ、エンドレス再生。いいぞいいぞ。

目指せ!ぱんつマン!

 

6月2日

正直聴き飽きた。私が。「おしっこでるでるしーぱっぱ♪」が脳内エンドレス再生されて夜も眠れない←ウソ。しかしこれだけ聴いていれば、おまるや便座への恐怖感・嫌悪感は無くなるはず。試しにリビングに置いてあったおまるに太郎を座らせてみた。喜んで座る太郎。しまじろうマジで神。しかし当然ながらおしっこは出ない。そんな簡単に出るわけないとわかっていながら軽く落胆。

おまるはハンドルが無いタイプが気軽に座れるのでおすすめ☆

 

6月3日

怖がってなかなかトイレに入ってくれない太郎に、トイレに行けば「おしっこでるでるしーぱっぱ♪」ボタンがあることを伝える。喜んでトイレに行く太郎。してやったり。

便座に座った途端、即座に青いボタンを押す太郎。おしっこかな?うんちかな?しまじろうが太郎に問う。そして間髪入れずに流れる曲。ちゃっちゃらちゃっちゃらちゃーらーちゃーらー。いいぞいいぞ。その調子。なんだかコンサートのオープニングを待ってる気分だわー。さぁー。さぁー。太郎!いつやるの?今でしょ!早く出さないと曲が終わるよ?

…って太郎、曲が終わるや否や赤いボタンをプッシュ。

おしっこは1滴も出ていない太郎に対してしまじろうは言ったよね。

しまじろう

って、やってねえし💢

 

日記の続きは②にて。

しばしお待ちください(‘ω’)ノ

 

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言葉が話せない重度知的障害児のトイレトレーニング日記①” に対して14件のコメントがあります。

  1. うっほ より:

    このブログを読むたび、皆さんには申し訳なく・・・
    というのも、トイトレ開始しようかな?と思ったら、
    保育士さんから「明日らパンツをはいてきてください」と言われ、
    目がテンになった記憶があります。
    「えっ!!できたの⁉」と息子に言ったら自慢げに「うん!」と。
    「すごーい」と言ったら保育士さんが「皆でトイレに行くと楽しいみたいで」
    と言ってました。

    1. 稲倉サナ より:

      お子さんめっちゃ優秀じゃないですか(*’▽’)
      ママはも保育士さんも頑張らずにオムツが外せた、理想的なトイトレですね!

  2. にゃんこ より:

    私本人のトイトレは、お漏らしして濡れたパンツを脱いで遊んでいる写真、玄関に水溜まりのできている写真、色んな証拠が残っています
    三歳くらいだったのかな。
    今から50年以上前、極貧の我が家にはカメラはなかったのですが、母の独身の妹(叔母)が沢山撮ってくれていました。
    (洋服も叔母二人が買ってくれて、神奈川に住んでいた叔母からの洋服は特にお気に入りでした)

    1. 稲倉サナ より:

      貴重な証拠写真ですね(笑)
      母に昔のトイトレについて聞いたことがあるんですが、昔は布オムツの洗濯をするのが辛かったので、早くトイトレを始めてオムツを外す人が多かったんだそうです。
      1~2歳で外したなんていう話を聞くと、確かに言葉でのコミュニケーションができない犬猫だってトイトレすれば決まった場所でトイレをするんだし、余計な自我が芽生える前の方が外しやすいとも言えるのかもしれません。

  3. しろいおもち より:

    トイトレの記事さっそくありがとうございます。
    私が勤務するこども園ではここ数年、年少の新入園児のおよそ半分がオムツで入園してきます!(本当に時代は変わりました汗びっくりですよね汗)
    無償化の影響で満3歳児クラスも大盛況なのですが、満3歳児クラス(年度中に3歳のお誕生日を迎える学年)はみんなオムツですね。
    2歳代でパンツになる子が大半だった時代を経験していると驚きです。
    年少クラスのご家庭にトイトレ協力のお願いを先日お手紙で出したところです。
    サナさんが太郎くんのオムツを入園までに外さねば!と追い込まれていたのと同じように10年以上前はママさんたちみんなトイトレに追い込まれてましたよね
    だからこそトイトレはママが無理せずにという風潮が広まって現在のような状況にいたるわけですが…
    やはりトイトレは各家庭で頑張っていただかないとどうにも上手くいかないなと思っているところです。
    実は私の園では健常児たちのトイトレで手一杯なので、言葉によるコミュニケーションが難しい子たちのトイトレは置き去り状態なのです。
    若い先生たちはその子にトイトレをするという発想にすらならないみたいです。
    私はオムツよりパンツの方が絶対に快適だし、みんなオムツを外せるなら外したいなと思っているのですが、この保育観もう古いのかな…と悩むこともあります。
    保護者とお話をしていると「無理してオムツを外すことはない」という本心をヒシヒシと感じます。
    本当にそうなのでしょうか?
    言葉によるコミュニケーションが取りにくい子でも、時期がきたならばトイトレが出来ればと思うのです。
    時代は変わっていきますが、言葉によるコミュニケーションが難しい子へのトイトレ方法の引き出しを持っている先生でありたいです。
    試行錯誤の毎日です

    1. 稲倉サナ より:

      半分ですか!想像以上に多くて驚きを隠せません。
      私も古い人間なので、トイトレは親がやるべきことだと思っています。
      1日の大半を保育園で過ごす子が、トイトレまで保育園任せになったとしたら、ほとんど躾は保育園の先生が行うことになりますよね。
      私も登下校の際や近所で保育園児を連れた先生方を見かけることが多いのですが、先生方の奮闘ぶりを親御さんにぜひ見て欲しいといつも思っています。
      しろいおもちさん、本当にお疲れ様です。
      私はこの世で一番尊敬する職業は保育士さんです。
      保育士さんが未来の日本を支えていると思っています。
      大変責任のあるお仕事だと思いますが、誇りをもって頑張っていただきたいです。

      1. しろいおもち より:

        おしっこはトイレで出来るけど実はうんちはオムツじゃなきゃ出来ないということが入園してからわかった子もいます(お母さん、取れてなくてもいいから嘘はつかないでぇ〜泣)
        ゴールデンウィークでパンツになれた子も数人いましたが、入園時にオムツの子が半分はさすがにたまげましたね笑
        マンモス園で園児数が多いのもあると思いますが
        6月からプールなのでそれに向けてオムツ外しがぐーんと進んでいくとは思うのですがなかなか協力が得られない家庭もちらほらいらっしゃって担任の先生たちは困っていますね^^;
        母親として尊敬しているサナさんにそう言っていただくととっても嬉しいです^_^
        フラフラになることもありますがやっぱりこの仕事が好きなんですよね
        元気なうちは頑張ります!!!

        1. 稲倉サナ より:

          オムツの子が半数というのは驚愕です。
          まさに「赤信号みんなで渡れば怖くない」ですね。
          しろいおもちさんは子供が大好きなんですね(^^)
          本当に大変なお仕事かと思いますが頑張ってください(=゚ω゚)ノ

  4. こー より:

    こんにちは
    凄いものが有るんですね(感心)
    しまじろう凄い!
    私の子供の時は、どうだったんだろう?オシッコするときしぃーしぃーと言う掛け声をかけてた記憶があるなぁ。
    2を楽しみにしてます。

    1. 稲倉サナ より:

      しまじろうはすごいと思います(笑)
      自分の子供の頃は布おむつの時代だったので、母は大変だっただろうなぁと。
      ちなみに兄には手をかけて、私のことは放置だったと言っていました( ̄▽ ̄)

  5. にゃんこ より:

    続きが楽しみです。
    我が家のトイトレは、全く覚えていません。
    忘れちゃってます
    ちょっとだけ覚えているのは、おしっこは年少で保育園に入園する前に完了していたはず、ウンチは保育園で覚えたのか。
    私はさなさんより少し前に育児を始めましたが、二歳代にはトイトレ終了の地域でした。
    うちは遅くて長男は二歳、次男は三歳でトイトレ完了だったような。
    でも、知的次男は失敗もの多くて、ですが、保育園ではお着替え用のパンツを使うことはなかったと思います。
    日に何度もみんなでトイレに行く保育園で、小学校対策として和式トイレの練習もあったようなきがしています。
    ちなみに我が家のトイレは男性の小便器があり、これはおしっこのトイトレをする時に便利でしたね。
    私は立っておしっこする事がないので、主人に任せました。
    おしっこの飛び出し?事故も最小限かもしれません。

    1. 稲倉サナ より:

      私も覚えているようで結構忘れていることがありました。
      日付も、勘違いしている部分があり(思ったよりも早くオムツが外れていた)
      記録を取っていてよかったと思いましたね。
      昔はトイトレ終了の時期が早かったですよね。
      3歳までに、というのも「遅くとも3歳までに」でしたもの。
      あるいは「最悪、幼稚園入園までに」といった感じで、自宅で親がトイトレをするのが当たり前の時代でした。
      今は違うんですよね。これでは先生になりたい人が減っていくのも仕方がないことだと…。

      1. にゃんこ より:

        私の頃は早い子は一歳代で取れて、「早い子は取れた後に失敗が多い
        」なんて陰口もあったり、子供の成長に一喜一憂するママ達の最大の難関だったと思います。
        早ければ良いものではないと同時は言われていましたが、訳の分からないうちにトイトレ済ませた方が楽だと思います。
        今、いろんな子育てブログを見て、なんだかんだと子供が言い訳出来るようになってからのトイトレは、親も子も昔より大変そう。
        保育園といえば、長男が入園した際に驚いたのが先生が週休一日、お休みが日曜だけだったこと。
        朝も早く夕方も遅くまでの激務に見合わないお給料の額にも驚きました。
        それが、今はトイトレまで。
        三歳すぎた子供のおむつ替えは辛いだろうなぁ。
        しかもクラスの半数なんて、罰ゲームなんてものじゃない。
        先生も必死でひと月で取れたりしてね。

        1. 稲倉サナ より:

          訳の分からないうちにトイトレ済ませた方が楽だと思います。
          →激しく同意です!
          私の周りでも実際、重度・最重度であっても就学前にオムツを外してしまった人はその後も順調でしたが、小学校に入ってもオムツが外れていない子はオムツに対しての執着心が激しく「こだわり化」してしまって親御さんがとても苦労されていました。中には中学生になってもオムツが外れていない子もいました。「こだわり崩し」をせずに子供の好きにさせるタイプの方は要注意だと思います。年々こだわりが増長していって手に負えなくなるんですよね。

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