支援級判定だったIQ50の自閉息子を支援学校に入れた理由

出典:いらすとや

先日、他害があるがゆえに生活介護の事務所にすら入れてもらえないという記事を書きましたが、あの記事を書いた理由として「うちは太郎くんほどは障害が重くないから大丈夫」と思っている方に注意喚起したいという気持ちがありました。

というのも、ブログには太郎の困りごとを中心に書くことが多いため、太郎の障害が実際よりもずっと重いと思われているんだろうな…と感じています。

実際の太郎はそれほど行動障害が深刻でもなく、昨年くらいまでであれば事業所から入所を断られるようなタイプの子ではありませんでした。(今年度は「他害をやりそうな子」というだけでもお断りされるような状況です)

ところが支援を希望する障害者の数が年々増えてきたうえに、円安・物価高騰によって事業所の運営が金銭面において厳しくなり、まずは「事業所の存続」を最優先に考えなければいけない状況になり、障害者を受け入れる際の指針が以前に比べて厳しくなってきているのではないかと推察されます。

今日も今年に入ってから倒産する介護事業所(障害者向けではないですが)が続出しているというニュースを観て、障害者関連の事業所も他人事ではないだろうと感じました。

このまま物価高騰が続けば、来年、再来年と、ますます障害者福祉の現場はいろんな意味で冷え込みそうな予感がします😔

今は比較的障害者の受け入れに余裕のある地域であっても、来年、再来年もその状況がキープされているとは限らず、一寸先は闇だと感じています。

だからこそうちの太郎のような重度知的障害の子ももちろんですが、将来は福祉作業所への就労(生活介護も含む)を視野に入れている方は、事業所から歓迎されるような人材を目指して備えておくといいかと思います。

そのためには幼少期のうちからしっかり自立訓練をし、問題行動は幼いうちに芽を摘んでおくことが大切です。

障害者は手帳さえあれば当たり前に手厚く守られるという時代は終わったのではないかと。

それが正しいとは思わないけれども、国や自治体に対して文句を言ったところで即座に何かが変わるわけでもなく。

親としてできることはやっておいた方がいいかと思うわけです。

そこで今回は、太郎が実際幼少期にどの程度の問題行動を起こしていたのか、現在はそれがどの程度改善されていて、そのうえでも就労が厳しいのか、という点について記事を書いてみようと思います。

 

就学前はIQ50。当時住んでいた地域では支援級判定に

出典:イラストAC

えっ、タイトルにIQ50とか書いてるけど、太郎君はIQ30だよね?

…と思われる方もいるかと思うのでご説明します😅

以前こちら☟の記事で説明したことがありますが、太郎は初めて療育手帳を取得した際は軽度の判定でした。

愛の手帳 最初軽度で 今重度

軽度(4度・B2/IQ 51~70)、中度(3度・B1/IQ 36~50)、重度(2度・A2/IQ 21~35)、最重度(1度・A1/IQ ~21)

ということなので、太郎は2~3歳の頃はIQ51~70と判定されていたことになります。

それ以降、太郎のIQは年齢を重ねるにつれて以下のように下降していきました。

就園前 IQ 51~70(おそらく51~55のあたり)

就学前 IQ 50くらい

小学校高学年 IQ44

中学校入学時 IQ 35

現在(高校2年生)IQ30

 

基本的にIQというのは上がったり下がったりする性質のものではないらしいですよね。

思うに太郎は幼少期、実際の知能よりも高く出てしまっていたのだと思います。幼少期の子供は定型発達であっても言語面の発達が未熟ですから。

逆に現在は実際の知能よりも低い判定になってしまっていると感じます。

どうしてそうなってしまうかというと、言語発達遅滞、つまり言語面でのコミュニケーション能力が認知力が低いことにより、知能検査の際に「問題の意味が理解できない」「答えをどうやって言葉にすればいいのかわからない」ということで回答ができず、検査結果が悪く出てしまうのだと思います。(検査をした方からそのように言われました)

実際、学力の面、特に計算や漢字などの能力ではIQ60ほどの軽度の子よりも能力が高いと感じることもあるんですよね。

まあつまりIQ=学力ではない、IQというのは言語面の未発達も含めたところの数値なのだと解釈しています。

そういう意味で現在の太郎がIQ30というのは妥当だと考えています。

実際、定型発達の子の小学校2~3年以降からの発達スピードの速さには驚かされますからね…。

思えばうちの次男(定型)は幼稚園の頃は一切ひらがな・カタカナ、数字の数え方などを教えたことはありませんが、知らないうちに自分の名前が書けるようになっていたし、幼稚園でお友達とお手紙のやりとりをしていましたよね、年中さんの頃の話ですが。

あえて勉強させなくても覚えられるのが定型発達児なのだと驚愕した覚えがあります。

 

話が逸れましたが、太郎は幼稚園の年中さんの頃に受けた知能検査でIQ50ほどだったわけですが、私の体感では中軽度と言われている子たちとの障害の重さが雲泥の差だと感じていました(もちろん太郎が泥です😅)。

中度のわけがない、重度だろうよ、と思っていたので、当時の私は太郎を特別支援学校に入れたいと考えていました。

その理由として当時の愛読書だった漫画「光とともに…」の主人公・光くんが地域の小学校の特別支援学級に通っていたのですが、「支援学級の先生は障害児教育について無知な定年前の教師があてがわれている」「校長先生が変わると障害児教育の質が落ちた」などという、大変ネガティブな描写が描かれていたことにあります😂

実際、うちの近所の小学校の支援学級の先生では太郎を指導することは無理だろうとも思いましたけどね。

先輩ママの情報では隣の学区の校長がやり手らしく、その学校の支援級の指導内容は大変すばらしかったそうなんですが、うちの学区は可もなく不可もなくという感じで。

まあその隣の学区の校長も太郎が入学するタイミングで他の学校に異動になったらしいですが😂😂

ところが

当時うちの子が住んでいた地域は、特別支援学校の定員が常にオーバー気味であるため、知的障害が最重度or重度の子が優先で、中度の子はほぼ入れる見込みがないという状況だったんですよね。

つまり療育手帳の判定が中度だった太郎は希望しても特別支援学校に入ることは難しい、と。

これには焦りましたよね。

当時の太郎は他害破壊多動などの問題行動がピークだったということもあり、支援級の先生の手におえるわけがない。なんとしてでも支援学校に入れてもらわないと!

けれども、すでにお子さんを特別支援学校に通わせている先輩ママさんに言われたんです。

太郎くんは支援学校に入るのは無理だろうと。

IQもだけど、太郎くんは支援学校にいる子たちに比べて「できる」方だと思うんだと。

当時太郎は週2回、2か所の療育(集団療育、個人療育)に通わせていたこともあり、確かに今思えば意外といろんなことができていたんですよね。

今、当時の日記を読み返してみたら幼稚園年中さん時代の太郎、こんな感じでした。

●ひらがな・カタカナ・数字の読み書きができる

●ハサミを自分で扱い直線を切ることができる

●衣服の着脱が一人でできる

●衣服をたたむことができる

●一人で食事ができる(介助不要)

●友達と手をつないで集団行動ができる

●手遊び系の模倣ができる

●手本を見て簡単な絵を模写できる

●簡単な質問に答えることができる

●療育の教室では椅子に座って先生の話を聞くことができる(立ち歩きなし)

●トイレに行きたい時に自分から「トイレ」と言える(オムツは昼夜ともに外れている)

 

すべては療育の成果なんですけどね😭

幼稚園に入園したばかりの年少さんの頃は野生の猿みたいな感じでしたから!

しかし皮肉なことに、うちの地域ではこれくらいできる子は支援学級判定になってしまうんですよ😂。

他害・破壊・多動などの行動障害は数値では見えづらい部分だけに、それを訴えてもなかなか届かないようです。

療育でこれほどまでに伸びたのであれば、毎日が療育のような特別支援学校で学ぶことで、この子は飛躍的に伸びるのでは?と思っていたんですけどね…。

で、結局のところは他にも事情があって、中度でも特別支援学校に入れてもらえる地域に引っ越すことにしたんです。

 

小学校入学当時の太郎の行動障害はいかほど?

出典:イラストAC

幼児期は「みんなちがってみんないい!」系の幼稚園に通っていたこともあり、太郎の行動障害はなかなかおさまることもなかったのですが、就学後は支援学校で障害児教育のプロによる適切な教育、また、生徒1人あたりの先生の数がとても多くて😅

どの先生も常に太郎が不適切な行動を行わないように目を光らせてくれていたからか、他害・破壊・多動はすっかり頻度が減りました。

ちなみに小学校1年生の段階での太郎の状態は以下のような感じです。

●異食は一切なし。食べ物以外のものを口に入れる頻度も劇的に減っている。

●食べ物で遊ぶことは一切なし。

●弄便など、トイレ関係の困りごとは一切なし。定型発達の子と同じように普通に一人でトイレに行ける。

●他害…年に数回(噛みつき2~3回。噛みつき以外の他害はほぼ無し。2年生以降、噛みつきもほぼ無くなっていく)

●破壊…プリントやノートなど紙類を破ることはあるものの、学校の備品を壊すことはほぼ無し。

●多動…授業中ずっと座っていられる。立ち歩きなし(逆に自由時間にウロウロしたり走り出したりすることはある)

●集団行動…概ね先生の指示に従うことができる。自分勝手な行動はほぼしない

 

太郎の場合は自分の気持ちを言葉にすることができないもどかしさが他害につながっていたので、個別支援を受けるようになってから劇的に問題行動が減ったことは当然の成り行きとも言えます。

問題行動は学校側が未然に防いでいるうちに太郎本人も成長し、そのうちガードをゆるくしても問題行動を起こさなくなっていきました。

現在では自分の私物を壊してしまうという破壊行動は若干残っていますが、いわゆる「他害」はほぼやらなくなりました。

それでも多動で危なっかしく見える行動がある、以前他害があり、今後も絶対にやらないとは限らない、感情的になり他人とぶつかる可能性がある…などなど、現在の太郎も不安定な状態であることは否めません。

学校側が自信をもって太郎を事業所に推薦できる状態ではないと言うことなんでしょう。

私もまだまだ不安定な状態の太郎を、「なんとか入れてやってほしい」とゴリ押しする自信はありません😂😂

うちの学校のお友達は比較的穏やかな子が多いので、実際問題扱いにくい子だと思われているんだろうと思いますし。

しかしあと一歩、というところまでは来ていると思っています。

これからの1年がとても大事なんだとも。

就労までの残された時間は短いですが、この子はもう大丈夫な子なんだと思ってもらえるように、あと少し、踏ん張って頑張っていきたいです!

 

 

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支援級判定だったIQ50の自閉息子を支援学校に入れた理由” に対して24件のコメントがあります。

  1. 朱実 より:

    確か、IQって検査セットやテスト用紙の出来であって、これの成績が良いからといって、支援のいるいらないはまた別なんですよね。
    しかし数値だけ見たら、小学生入学時点で50以上あったのに、高校生で30になっていたら、能力が半分に下がってしまったのかとびっくりしますよね。

    IQが高いからといって、必ずしも頭が良いとか、ましてや成績が良いというわけでもないですし。

    うちの父は、子どもの頃すごくIQテストの結果が良かったため、先生が驚いて祖母に連絡したらしいです。
    「お宅の子はIQが高いのに、普段の成績は普通の子どもと変わらない。どういうことか?」と。
    そんな事言われたって、祖母だって困りますよね。事実、ごく普通の子どもなわけですから。
    本人曰く、たまたま得意な図形の問題が多かったから、よく出来たとのことで。

    そんなわけですから、私はテスト結果による等級というものがどれほど実態とあっているのか、常々疑っています。

    1. 稲倉サナ より:

      数値だけ見ると驚きますよね。
      うちの太郎の場合は逆に幼児期あんなに大変な子なのにどうして軽度なの?中度なの?と思っていたので、重度判定が出た時にようやく苦労が認められたような気がしました。
      IQの判定というのはなかなか難しいものですよね。
      IQが70近くある軽度のお子さんでも驚くほどできない事が多いケースもありますし。
      知的障害に自閉症を併発している場合は判定が難しくなるような気がしています。

  2. えびコロッケ より:

    皆さんのコメントと、サナさんの返信を読んで救われる思いです。

    幼少期はIQ53の軽度の息子。高等部三年現在はIQ48の中度で、自閉症ありです。
    異食や多動なし。オムツは幼稚園前にはずれていました。おまけに幼稚園〜小学生時代は女の子に間違えられる可愛らしさで、言葉の遅れはあっても、めっちゃ大人しい自閉症児だったのですが…
    思春期ですべてが、くつがえりました!!
    知的障害+自閉症+思春期の魔のコンボ!! 誰か、たすけて〜〜〜と声を大にして叫びたい毎日です。

    「独り言」我が家もあるあるです。
    しかもお気に入りアニメキャラの台詞が多く、厨二満載の独り言を外で大声でやられるとヒヤヒヤする時期がありました。(今は止みました。試しにえびコロッケが外で『なりきりすみっコぐらしごっこ』をしましたら、どんなに恥ずかしいか身にしみてわかったようです。やれやれ。母も恥ずかしかったぞ!)

    思春期の情緒不安定で、困りごと満載の今は、判定は支援級でしたが特別支援学校にして本当によかったと思っています。
    あと、先日のサナさんの記事のおかげで、障害児就労の厳しさを再認識できて感謝です。
    えびコロッケの住む地域は、多分まだ余裕があるんだと思います。けれど老人福祉と違って障害児福祉はスパンが長い。いつ、需要と供給のバランスが崩れるか分からないからこそ、周囲から好かれる人柄を目指していくと決意しました。
    そして息子よ、卒業したらちょっとは落ち着きますように。なむなむ。

    1. 稲倉サナ より:

      大人しい子でも思春期には荒れることもあるんですね!
      そういう話を伺うと少し安心します(^^)
      うちは思春期というか反抗期というか、自我の目覚めが激しく、とても扱いづらい状況です( ;∀;)
      『なりきりすみっコぐらしごっこ』がどんななのか気になります(笑)
      恥ずかしいというのがわかってくれるといいですよね!
      就労は地域差はあると思います。
      近隣に比較的余裕のある自治体もあるのですが、電車やバスを乗り継いで通うとなると、就労してからも毎日送り迎えが必要なんですよね…。
      また、その余裕のある地域も今年度で定員が埋まってしまうと来年度は受け入れが厳しい地域へと変貌する可能性もあります。
      見学に行くと、年齢が高めの障害者がたくさん働いている事業所も見かけます。
      定年するまで空きがないってことだよね…と鬱々とした気持ちになりますね。
      来年は同年齢の子たち全員の受け皿があるのだろうか?と。
      とりあえず私にできることは太郎が「周囲から好かれる人柄」になるためのサポートかな、と私も思います。
      卒業する頃には落ち着いてくれるといいな、と切に願います(ノД`)

  3. 匿名 より:

    先程の高等部3年生女の子の母親です。家は学校でB型で大丈夫でしょうと言われましたが、いざ実習に行って1日5時間作業する事が出来ませんでした。今決まっている作業所は多機能型Bと生活介護の所です。生活介護になりました。ずっと判定が中2まで軽度だったのに、生活介護?と凄くショックを受けました。でも今それでいい。と思ってますよ。10年後、20年後にB型にいけたらいけばいい。ずっと生活介護が本人が良ければずっと生活介護でいい。と思っています。元気で楽しく毎日を送るそれでいいんです。知能の成長はほぼ止まりました。でも出来る事、変わっていく面はこれからあります。息子さんに合う作業所が見つかります様に。学校より作業所のが合ってる方も見えますよ。B型生活介護どちらでもいいです。本人が楽しく通えるのが一番!これからもブログ楽しみにしています。

    1. 稲倉サナ より:

      私も太郎はB型で行けるだろうと思っていただけに、実習で生活介護をすすめられたときはちょっぴりショックを受けました。
      「器用な子だからやればできる」と思っていたんです。
      でも考えてみると、普段の生活のなかでも集中力が欠しい太郎が、休憩をはさんで午前・午後、ずっと作業を続けるということが厳しいだろうということもわかるんです。
      「働く能力があるなら、できるだけ働いた方がいい」と思い込んでいたんですよね。
      でも本人が望むのであれば、本人が居心地がよいと感じるのであれば、一生生活介護でもかまわないかなと私も思い始めました。
      就労を考えるようになって、太郎のことをわかっていたようでわかっていなかった面も出てきました。
      うちは選べる立場ではないですが、「太郎にとって居心地のよい事業所」を、この1年をかけて探していきたいと思っています。
      卒業時に行くところが決まらなくても諦めずに、長い目で見守っていこうと思います。
      同じように考えている方のコメントがいただけて心強いです。
      ありがとうございます(*´▽`*)

  4. 匿名 より:

    家は、今高等部3年生自閉症の女の子です。就学前IQ64、3年生IQ65、五年IQ53今現在IQ42になりました。支援級3年生でいじめにあい、4年生から支援学校。当時IQ60以上あるので支援学校にはいけません。と言われましたが、教育委員会と掛け合い支援学校に入れました。支援学校の先生は素晴らしい方が多く、子供も楽しそうに学校に通い始めました。振り返ると普通の小学校は親も子も辛かった。高等部2年で少し自傷行為がでました。髪の毛を抜くという。半年くらい続き悩みましたが、なくなりました。また出て来る事はあるかもしれません。他にも問題行動はあります。独り言を良く言っている、大きな声で歌を良く歌っている。でも自傷、他害、などがやっぱり一番困ります。子供にストレスをかけない様元気に育てくれるのが一番です。自傷が出ていた時私が子供に圧力をかけてしまっていたと思うからです。後1年で良くなって行く可能性はあると思います。自閉症の10代はまだまだ変わっていく可能性はあります!娘は高2より高3のが安定して来ました。応援してます。頑張って下さい。

    1. 稲倉サナ より:

      ありがとうございます。・゚・(ノД`)・゚・。
      「娘は高2より高3のが安定して来ました。」という部分を読んでとても勇気をもらいました。
      先生方も思春期(とくに高校生)のうちは荒れがちで、卒業したら落ち着いたというお子さんが多いと聞いています。
      今が我慢のときだと思っています。
      先生方が理解してくださっているので何とか頑張れています。
      娘さんも途中から支援学校に移ることができて良かったですね(^^)
      うちも一番他害が酷かった幼児期は私の子供に対する圧がすごかったと思って反省しています。
      とにかく穏やかに、子供がリラックスして過ごせるように。
      先輩ママのご意見とても参考になりました。
      また何かの機会にアドバイスいただけると嬉しいです。

  5. 匿名 より:

    小1のときこれだけできていても何もできなくなるものなんですね

    1. 稲倉サナ より:

      先日モンスターペアレントの件で質問された埼玉県にお住まいの方ですよね?
      小1のときにできていたことができなくなるのではないです。
      IQというのは同年齢の定型発達の子を100としたときに、どの程度までできるかということなので(厳密にはちょっと違いますが)
      幼少期の頃に比べると同年齢の定型発達の子のレベルが高すぎて、どうしても数値が下がる傾向があるのだと思います。
      太郎も太郎なりに成長はしていますが、定型発達の子はその何倍ものスピードで成長しているので、差が(数値が)開いていってしまうのかと思います。
      軽度の子であれば重度の子ほどには差が開かないのかと思いますが。

      1. 匿名 より:

        神奈川ですがw
        たろうくんは特別支援学校に行って何が成長しましたか?

        1. 稲倉サナ より:

          埼玉県の浦和近辺かと思っていました。こんな事もあるんですね、驚きました。
          特別支援学校では生活自立を重視しているので、例えば算数も時計やお金の計算など、実生活に役立つ観点での指導が中心です。定型発達の子向けの教材ではどうしても理解させるのが難しい事も、学校では知的障害の子向けに工夫された教材を使うため、習得することができています。
          知的障害が軽い子には物足りないかもしれませんが。

          1. 匿名 より:

            IPアドレス?居住地と関係ないですよ。

            太郎くんの良い部分書いているのでは?書かれてる内容ならB型も余裕だと考えられます

            1. 稲倉サナ より:

              何がおっしゃりたいのでしょうか?
              悪い部分もすべて隈なく書けということですか?
              確かに私は作業実習の際にB型で行けると思っていたのですが、学校側から却下されました。
              理由は器用で能力が高くても集中力が欠しいので丸1日作業するのは厳しいだろうとのことです。
              うちは多動なので、最初からB型は本人が辛いだろうとの判断です。
              他害についてはブログの冒頭に書いたとおりです。2~3年前なら何の問題もなく入れてもらえていたはずだと先生もおっしゃっています。

  6. こー より:

    こんにちは
    出来すぎてもできなすぎても…
    ややこしいですね。
    問題行動て健常者でも多いに有るよね、まさかこの子がてことが。
    太郎くんのこれからの1年(ご夫婦共に)踏ん張りどこ、影ながら応援しています。

    1. にゃんこ より:

      さなさん、頑張ってますね。
      就労に向けて、無理せず、でも確実に目標に向かって出来ることを積み上げていくのでしょうね。

      我が家の就学は、次男は普通級判定でした。
      判定というよりも、就学相談すらありませんでした。
      保育園からの申し送りで普通級でも問題ないとされていたそうです。
      まさか、と思いました。
      絶対に授業についていけない、確信がありました。
      年少からの三年間、運動会では列にも並べず、お遊戯会では袖で立ち尽くしたのですから。
      毎日のカリキュラムも支援員に手伝ってもらって“お客様”状態。
      親として大切な六年間をお客様として棒に振る事は出来ませんでした。
      何かのきっかけで、就学相談というシステムを知って、こちらから教育委員会に掛け合い、三度目の面談で支援級を勝ち取りました。
      入学後、わかったのが、情緒級は先生が足りず、また、情動的に殺意が湧き起こる児童と同じクラスだったのでした。
      その児童は次男が三年生の時に、入院措置になり、卒業まで学校に戻ることはありませんでした。
      次男は所属は支援級でしたが、同級生の問題行動を避けるために、ほぼ普通級で支援員と共に過ごしていました。
      色んな事が後手後手の対応で、地域の病院施設でも療育はなく、身辺自立はできたけれど、生活スキルの低いまま成長してしまいました。
      私はといえば、三年生の三学期に知的障害が分かるまで、毎日学習だけを頑張らせていました。
      ウガイもできないし、鼻を噛む事も出来ないまま。
      成長し、高等部で就労を見据えて実習が始まると、やはり生活スキルの低さが企業就労への足を引っ張りました。
      卒業して蓋を開けてみると、やはり普段の行動が普通の子供との差がない子から、企業就労を決めていましたね。
      色々と間違えていた子育てだった事が分かりました。
      今、就労移行支援で、事業所で鍛えられていますが、問題視されている事は高等部の頃から変わらないものです。
      自分の意見をきちんと伝える事ができないままでした。
      何か聞かれると、黙るか泣くかで、きちんと答えられない。
      高一の面談時からずっと変わりません。
      これから変わるのか、どうしたら良いのか、今「もう、知らん」と言った心境です。

      1. 稲倉サナ より:

        就学相談がないまま普通級に…そういうこともあるんですね。
        というか、障害児だという認識が現場(保育園)にはなかったということなんでしょうね。
        そういえば昔は「グレーの子は白」という風潮だったと思います。
        大変な思いをされましたね。
        企業就労は仕事ができるかどうかというよりも、自立しているかどうかが大切みたいですね。
        定型発達の子と同様に報連相ができる、イレギュラーに臨機応変に対応できるということも大事で、学力よりも対人コミュニケーション能力の高さが評価されているような。
        そこまで厳しいということは高等部に入るまでは認識していませんでした。
        障害児だから、正直なところもう少し緩いのかな、と。
        学校を卒業すると、問題行動があっても「指導」してもらうことは無くなりますものね。
        うちもあと1年ちょっとで何とかなる気がしません(´・ω・`)

        1. にゃんこ より:

          うちの子の保育園はやる事が曜日ごとにしっかり決まっており、次男の障害にはバッチリ合っていたようです。
          とは言え、きちんと出来ていないのに、普通級判定、て笑笑
          逆に今はちょっとしたやんちゃぶりでも支援級判定で、支援級は満杯になってしまいました。
          昔ならゲンコツ一発で言うこと聞くような子(私や兄のように)ばかりに見えます。
          本当にコミュニケーションスキルが一番の泣きどころ。
          ましてや、育てている私が、正にそれ笑笑
          もう、笑うしかない。
          ですが、次男はコツコツと一度覚えて仕舞えばきちんとやれる子ではあるので、どちらかご縁が繋がってくれる事を祈っています。
          今年は少しずつ「ワガママ」を直してみようか、と思っています。
          今ね、お小遣いを下ろしてすぐにカード購入してしまい、5000円貸していて。
          それのペナルティとして、嫌がってやっていないお手伝いをさせようかと目論んでいます。
          嫌でもやる、泣き落としや不機嫌はもう通じない、これが目標です。

          1. 稲倉サナ より:

            そうそう、昔なら「普通」とされていたやんちゃな子も今は支援級判定が出てしまう時代ですよね。
            その基準も自治体によって違っているからややこしい。
            支援級には支援学校判定の子が親の希望で入ってくるパターンもあるので、キャパオーバーになりがちだし、レベルも様々だなあと思います。
            「ワガママ」を直す、これは今の太郎にも必要なことです(泣)
            ワガママ(と言ってしまっていいのかもわかりませんが)に対して注意をすると機嫌をそこねてしまうので、ご機嫌をとりながらワガママを解消させるという、なんとも矛盾したことをやってのけねばならず…。
            子供がこの年齢になってもなお、試行錯誤する毎日が続いているとは思いませんでした(ノД`)・゜・。

            1. にゃんこ より:

              もうね、障害だからだから仕方がないって言えないのが辛くて。
              そこ、甘くしておいてと思うのに。
              それが出来たら今ここにいないのよ、って思いしかなかて、やさぐれる時もあって。
              ちょっと多めにみてよが難しい就労問題。
              とにかく、次男に頑張ってもらうしかない。
              不安しかないやつ笑笑

            2. 稲倉サナ より:

              うちは次男が長男の「障害だから仕方ない」部分を許せなくて家庭内で険悪なムードが漂っています。
              身内ですらこれですから、世間様に「障害だから仕方ない」を理解してもらうことは難しいよな。と思っています(´・ω・`)
              就労も公的機関じゃないので厳しいですよね…。
              本当に不安しかありません(ノД`)・゜・。

    2. 稲倉サナ より:

      障害年金の件もそうなんですが、頑張れば頑張るほど支援が手薄になってくるので頭が痛いですね。
      頑張っても定型の子と同じようには成長しないし、頑張ら無くなれば元に戻ってしまうこともある。
      だからといってできないままにしておくわけにもいかないですからね…。
      今が一番大事なときだと思うので、後悔のないようにしっかり見守っていきたいと思います。
      応援ありがとうございます(^^)

      1. にゃんこ より:

        私の場合は、頑張る方向が間違えてしまう事も多く。
        やはり、自分の理想の子供像から抜けられないのでしょう。
        また、私の母も確実に発達障害者。
        子育てが不得手でした。
        私は母の妹である叔母に躾をされたと思います。
        母は常にぼんやりとしており、時に頭にハチマキをして一日中伏せっているヒトでしたから。
        (ここは笑うところです笑笑
        実際、母の葬式では、私が皮切りに母のワルクチ大会になり、みんなで大笑いしました)
        そんな私なので、子育ては苦手分野。
        ツラい…。でも、特性で常に笑っているので、ツラい事も忘れている事も多いのですけどね。
        はっきり言って、子育てはヘタですね。
        家事も下手くそ。
        嫌いです。
        まぁ、おかあさんになったからにはやみくもに頑張りましたが、後はね古い言い方になりますが、ケセラセラでございます笑笑

        1. 稲倉サナ より:

          私も子育ては苦手です。もともと子供が好きな性格ではないので、扱いが下手くそだなと思います。
          でも自分なりに頑張っているつもりなので、結果が伴わないと凹みますよね…。
          苦手でも嫌でも、逃げることができないのが子育てですから、まさにケセラセラの精神で乗り越えていくしかないですよねー。
          にゃんこさんには漫画、私は週末のお酒とドラマ。
          あ、最近漫画アプリの読む量が増えました。ストレスのせいですね(;’∀’)

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