小さな恋のものがたり~重度知的障害児の恋愛事情~
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いつもブログをご覧いただきありがとうございます( ・∀・)
炭治郎、ねずこ、善逸、しのぶさん、富岡さんの5種類ありましたが、私は2冊だけ。
中はA掛かな?書きやすそうです。
他にも鉛筆や鉛筆キャップも同じ柄で売っていて、鉛筆が欲しかったのですが2Bだったので買いませんでした(´・ω・`)
HBで売ってほしい…。
さて。
以前、自閉症の長男・太郎の恋愛についてブログを書いたことがあるのですが。
太郎には好きな子がいます。
同じ学校の子です。
その子の近くに行くと、妙にソワソワしているのですぐわかるんです。
登校のときにばったり会えば「おはよう!」、下校時には手を振って「さようなら」と声をかけています。
相手の女の子も「おはよう」「さよなら」と、一応返してくれてはいますが
なんとなくそっけない態度なんです😔
まあ・・・そりゃそうなんですよね。
相手の女の子は、知的障害は中軽度くらいなのですが、言語でのコミュニケーションはかなり流暢で、普通に大人ともお喋りができるレベルです。
太郎はことあるごとにその子の隣に座ったり、近くを歩いたりしているので、なんというか、ちょっとした
ストーカー的な?😔
相手の子にしてみれば、何を話すわけでもない、ニヤニヤしていつも近くに寄って来る太郎のことを、ちょっと気味悪いくらいに思っているのかと思います。
太郎もきっと喋りたいんでしょうが、
喋れないのでニヤニヤ黙って座っているしかない。
でも本当にその子のことが大好きなようで
姿を見つけるとモジモジしているその様子はかわいらしくもあるんですが・・・
実らぬ恋なんでしょうね。
私は太郎が幼児期の頃から、この子は将来結婚することもなければ、子供を持つこともないだろう。
そう思っていました。
やはり知的障害が重い子は、自分が守られることはあっても、誰かを守ることなど難しいのです。
だからかな。
なんとなく
恋愛も無縁だよね、と思い込んでいたんですよね。
それが思春期になって、太郎が異性に興味をもつようになり。
そして人を好きになって。
ああ、
知的障害があっても、
そうか。
人を好きになるんだな、って。
当たり前だよな、って。
なんとなく新鮮な気持ちになりましたよね。
けど。
太郎は果たして
相思相愛になれるんだろうか?
太郎は単に言葉が話せない、というだけではなく、ゼスチャーや筆談などでもコミュニケーションがとれません。
つまり
意思疎通は最低限のことしかできない。
〇〇したい、という要求。
痛い、寒い、暑い。
たまに、簡単な質問をしてくることはある。
でも
いつだって会話は一往復が限度。
会話のキャッチボールはできないのです。
コミュニケーションをとれない子が、誰かと気持ちを通じ合うことって、できるんでしょうかね?
太郎と同じくらいの知的レベルの子であれば、
言葉はいらない。
って感じで、2人でニコニコ座っている。
そんな恋愛もありかしら?なんて思うんですが――。
がっ!
なんでか太郎
ベラベラ話す、気が強いタイプの子が好みなんですよね(‘A`)
好きな子を見てソワソワしている太郎を見ると、なんとなく切ないような気持ちになった今日この頃。
ま、でも、その前に。
友達作る方が先かな😅