自閉症児と行く海外旅行~飛行機の座席編~
出典:pixabay
こちらのブログは自閉症児を連れて海外旅行に行く際に工夫した点などをまとめています。
と続けて書きましたが、予約編②を書く前に、
自閉症児を連れての快適な飛行機ライフを過ごすためには、
どの座席に座るのがベストなのか?
ということを考察したいと思います。
以下にまとめることはおそらく、皆さんも予約する際には「当たり前でしょ?」と思っていることばかりだと思いますが、目的としては「当たり前」だということを再認識していただき、だからこそ早期予約・座席を確実にゲット!を目指していただければと。
まず、自閉症の息子はどの席に座らせるといいのか?
それはやはり窓側でしょう。
ただでさえ圧迫感のある飛行機の中で、外が見えるというのは素晴らしいロケーションだと思うのです。
それに離着陸時には外を見ることで、少しの時間でも暇つぶしになるかと思います。
次に、これは絶対に死守せねばならないポイントをお話しします。それは
並びの席に他人を座らせない。
窓側の座席は2列もしくは3列シートであることがほとんどだと思いますが、
同じ列の通路側に他人が座ってしまうと、出入りが気軽にできなくなります😱
<飛行機の過ごし方編>でもお話しする予定ですが、自閉症の息子を口封じするために、食べ物やら飲み物やらを与え、暇な息子はひたすら食べ、飲み…となるわけですが。
そうなると、いつも以上に
トイレに行く回数が激増😱
トイレに行くたびに「すみませ~ん」と通路側の人にどいてもらわなければならないので、これは絶対阻止したいポイントですよね。
それと、多動の息子がソワソワして座席で動きが活発になってきたり、奇声や大声を発し始めたりした場合、離着陸時でなければ、座席をたって後方のトイレのあたりまで気分転換に歩かせる、ということもありました。
こうした時にもやはり、通路側に他人が座っている場合、どいてくださいって声をかけて「またかよ?」って思われるかと思うと、それだけで鬱な気分になるわけです。
かといって、そのまま座っていれば針のムシロですし。
なので、うちの場合ですが家族4人(夫・私・自閉長男・弟)で飛行機に乗るときは、この席を確保します。
この席、最強伝説👍
この場合は57Aに弟、57Bに私、58Aに自閉長男、58Cに夫、という配席になります。
自閉息子は窓側、かつ通路側には身内の夫。
そして自閉息子、足をぶらぶらしてよく前の人の席を蹴ることが多かったので、前の座席には身内である弟を配置。
そして、最後方座席、後ろにちょっとしたスペースがあり、息子の多動が発動した場合、このスペースで気分転換ができる。
トイレも近い。
まさに
隔離病棟的快適空間✨
往復2回ともにこの座席が予約できたことがあるのですが、それはもう
快適でした😂
しかし、こんな都合のいい座席は、すべての飛行機に用意されているわけではありません。
例えばこの座席配列の場合
この場合は仕方ないので、コレです。
52Aが自閉息子、B夫、C弟、D私です。
間違っても51と52の前後で座席を取ってはいけません😂
同じ列に他人を混ぜると、ストレスで死んでしまうと思います。
いや、そうはいっても
そんな都合よく席なんてとれねーよ!
と思いますよね。
そうです。そうです。
都合よく座席をとるためには、早期に旅行の計画をたて、早めに座席予約がとれる方法で旅行の予約を入れることが大切になると思うのです。
旅慣れている方であれば、みなさんやっている普通のことですが、一応、うちも座席を確保するためにいつもやっています。
次回、予約編②では飛行機の座席を早く予約するための旅行の手配方法について書きたいと思います。
こんなふうに書くと期待値あがりますが😅
旅慣れている方は普通にやっていることなので、旅行、あんまり行ったことないわー、とかいつもJ〇BとかH〇Sとかのパッケージで予約してるわー、という方向け情報であるということをご承知おきください(‘ω’)ノ
次ブログ☟
海外旅行with自閉症児シリーズはこちら↓↓↓