使えない夫の代わりにiDeCo・NISA・ジュニアNISAで資産運用にチャレンジ①
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FP3級がほぼほぼ合格?という結果となり、続いてFP2級も受験しようと考えてはいますが、次回試験は5月ということもあり、その前にやろうやろうと思いつつ先延ばしにしていた「資産運用」をスタートさせることにしました🖐
親亡き後資金、夫婦の老後資金について無計画だった我が家
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昨年末、夫が受けた定期健診(健康診断)の結果に衝撃を受けたんですよね、私。
その時になって初めて「夫は定年までずっと現在の収入をキープしつつ元気で働いてくれる」ということを前提にしていた自分に今更ながら気づく😌
しかも離婚もしない前提🤪
なんだかんだ、おめでたいな私😂
夫は再検査になり、結果何事もなかったのですが、あの時私は「ある日突然夫の収入が途絶えたら」ということを真剣に考えるようになったんですよね。←遅っ
そういう縁起でもないことって考えたくないじゃないですか?
でもそれじゃいけないな、と思い、将来(って言ってもすぐそこに迫っている未来だけど😂)必要なお金について、具体的に計画することにしたんです。
夫が先に死ぬ、離婚する、などといったイレギュラーなケースについてはファイナンシャルプランナーの勉強がてら備えていこうとは思っていますが、そもそも離婚もせず夫が元気に生き続け、失業もせずに定年退職するとした場合のお金について、なーんも考えてなかった無計画な夫婦です、私たち😂😂
私たち夫婦はお金に関しての価値観はわりと近い方で、
借金(ローン)が嫌い
ギャンブルが嫌い
という2点についてはお互い譲れないポイントではあります🖐
それゆえ、車などもローンを組まずに現金で購入。
(現金で買える範囲の金額のものしか買わない)
お金を増やすよりも住宅ローンの返済を優先。
結果、我が家は負の財産はほぼ0円という状態ではありますが、では資産の方はというと、不動産や公的年金、保険の類を除くと、うちの資産のほとんどが普通預金というありさまです😂
余剰金ができたらひたすら銀行に入金し続けてきたのです。
というのも、なんとなく株とか投資とかってギャンブル的なイメージが強くて。
夫婦2人してそんな調子なので、ただひたすらに普通預金の額がどんどん増え続けてここまできたんです。
夫は時折「普通預金なんとかしないとな~」「老後のお金どうするか~」などとつぶやいてはいましたが、資産運用についての知識は皆無で、「なんとかしないと」っていうのはいつも口だけなんですよね(‘A`)
私の会社員時代の仲間は投資信託や不動産投資などで懐が潤っている人が多いのですが、それはいずれも男性陣で、女性の場合は旦那様が運用しているんですよね。
我が家の場合は夫自身がサッパリなうえ、友人や同僚とそういう話(投資など)は全くしない、親兄弟ともしない、ということで、相談する相手も皆無で(‘A`)
私としてはこういう事は一家の大黒柱である夫に積極的にやってほしいと思っていたのですが、本人にやる気がないのでどうしようもない(‘A`)
頼りになりません😌
ま、浪費家じゃないだけヨシとするか😂
そんなわけで、夫に任せておいては何も変わらないので、私が重い腰を上げることにしたんです😌
「老後2000万円問題」年金だけじゃ足りない?
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よく老後は年金のほかに2000万円程度は必要だと言われていますが、そういう話を聞いてもなんだかピンとこない自分がいました😗
そもそも2000万円ってどういう根拠よ?ということでちょっと調べてみたんですが。
「老後資金2000万円問題は3年で”55万円問題”に」それをメディアが全く報じない理由 老後の不足額はたったの55万円 | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
まあ、当たり前なんですが、人それぞれ、夫婦や家族の状況や価値観によって必要なお金は変わってくるんですよね。
収入面で言うと、個人事業主などは国民年金のみの受給になるので年間の受取金額はかなり少なくて、それだけで生活するのは厳しいため、それこそiDeCoなどの個人年金に加入するなどの対策は必須かと思われます。
また、厚生年金に加入している会社員も、加入年数や収入によってもらえる額が異なります。
例えば私なんぞは年収130万円以下で働いているので社会保険的には夫の扶養に入っている=第3号被保険者なので、保険料は納めずに年金は受け取れます。
ただ、第3号として受け取れる年金額は満額で780,900円(令和4年1月現在の金額)
1カ月あたり65075円です。
しかし、私は若い頃に10年ほど会社員として厚生年金に加入していたため、その分の加算額が月額35000円程度あります。
年金見込額試算 | 日本年金機構 (nenkin.go.jp)
つまり月額10万円。まあ、贅沢しなければなんとかなる金額かも?
夫の方はもっともらえるはずですが、年金がもらえるのは65歳から。
60歳で定年退職した場合は、そこから5年間は年金の支給もないため、この空白の5年間については何かしら対策が必要です。
再雇用制度や他の仕事に就くにしても、収入が激減することは間違いないので😂
あとは老後に向けて生活の見直しも必要ですね。
上記の記事の中にも触れられていますが、お金がたまらない人は食費を無駄に使っているということは巷でも言われていますからね。
エンゲル係数が高い家庭は、老後に向けて食費の節約を心掛けた方がいいかもしれません。
いずれにせよ、親亡き後に子供にお金を遺すことなどを考えても、今のうちから老後のための資産形成を本格的に考えておかなければいけないなと思いました。
普通預金はほぼ利息ゼロ。でも投資なんてハードルが高そう!
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で、こういう話をしたところで夫は自分では何もやるつもりがない使えない男です😂
スマホで調べることすらしやしない(゚з゚)
とにかく貯まった普通預金をなんとかしたいと思うけど、冒険は嫌いな夫は「何かあったときにお金が引き出せないと怖い」と普通預金肯定派だったんですよね。
でも普通預金の利息がね😌
1000万円預けていても年間の利息100円未満ですよ😂
一方で株とか投資とかってハイリターンハイリスクのイメージです。
元本割れすることも覚悟の上での運用となることはわかっています。
ただ、やりようによってはローリスクで普通預金よりは遥かにリターンのある資産運用も可能なんじゃないかと思うわけです。
厚切りジェイソン『72の法則』で導き出す投資の必要性。お金を銀行に預けっぱなしの人が失う価値はでかいよ! (msn.com)
もともと私も冒険が好きではないし、生活を脅かすほどのギャンブルもするつもりはありません。
しかし、「当面使う予定のない資金」の範囲であれば、夫もNOとは言わないはず。
ということで、夫が納得する具体的なプランを立て、プレゼンすることにしました🖐
iDeCo・NISA・ジュニアNISAって何?おしえてサラえも~ん!
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iDeCoやNISA、ジュニアNISAについては以前のブログで書いたこともありました。
しっかり者の皆さんは「そんなの知ってるわ」「とっくにやってる!」という方も多いかと思いますが、つい最近まで全く知らなかった私が、あえて問いたい。
iDeCo、NISA、ジュニアNISAってなんのこと?
と。
調べれば出てきますけどね。こんな感じで☟
でも、こういう記事ってある程度わかっている人が読めば「ほほぅ」と納得できる内容ですが、サッパリわからん人が読んでも何となくわかったようなわからんような記事😂
iDeCo、NISA(一般NISA/つみたてNISA)、ジュニアNISAはよくセットで語られることが多いですが、この3つの共通点は運用益が非課税になるという点です。
通常、株や投資で儲けたお金(利益)には税金がかかり、納税する義務があります。
ところがiDeCo、NISAはこの利益に対して税金がかからない、税金を納めなくていい、つまり非課税になるんですね。
非課税になると何がいいかって、節税対策になることももちろんですが、確定申告をしなくていいという点も何やら面倒くささがなくて(・∀・)イイ!!
(通常の投資でも源泉分離課税にすれば確定申告は不要ですが)
さらにiDsCoに関しては掛金(月々支払う保険金)が全額所得控除となり、節税効果がかなり大きいのです。
うん、節税対策になるのはわかった。
だーかーらー、iDeCo、NISAってなんやねん!
はい、まずiDeCoですが、
iDeCoとは、個人型確定拠出年金のことで、将来に向けて毎月掛け金を掛け、自分で年金を作る制度。こちらも、通常の金融商品にかかる運用益が非課税となります。NISAとの税制上の大きな違いとして、掛金が全額所得控除の対象となり、所得税と住民税の節税効果が得られる点が特徴です。また、資産を受け取る際にも、「退職所得控除」や「公的年金等控除」の対象となります。
出典:NISAとiDeCoはどちらを始めるべきか?それぞれの制度の特徴や選び方を解説!|りそなグループ (resonabank.co.jp)
iDeCoはつまり個人年金なんですよね。
よく生命保険会社が個人年金プランをすすめてくるんですが、似たような感じです。
月々決まったお金を一定期間、満期になるまで支払って、ある年齢まで達したらそこから一定期間(10年間とか)年金の形でお金を受け取ることができるというものです。
iDeCoの場合は民間の保険会社が出しているプランと違って、利益(受取金額-掛け金)に対して非課税であることと、掛け金が全額所得控除の対象になる点がとても優れていますね。
さらに民間の保険会社の年金プランと異なる点は、自分で拠出先が選べるという点。
月々の掛け金を、自分で選んだ投資先に掛けることができるんです。
このあたりは「つみたてNISA」と似ている感じですね。
ひらたくいえば投資信託ですよ。
また、iDeCoは月々の掛け金も上限があります。
気になる方はご自身で調べてくださいね😅
ちなみに私のような専業主婦に近い低所得者の月々の掛け金はMAX23000円です。
年間で276000円ってことですね。
月々23000円を投資信託で増やしていく、それも運用益は非課税、掛け金は全額所得控除。
なんて素晴らしいシステムだよ!と思いますが、iDeCoは位置づけ的には年金ということで、原則60歳まで資金を引き出すことができません。
そこはこれ、やっぱり年金だからなんですよね(‘A`)
途中でどうしてもお金が必要になった!などと言ってお金を引き出すことができないため、いざというときに必要なお金は別に用意しておく必要がありますね。
一方、NISAの方ですが、
NISAとは?
NISAとは、株式や投資信託などでの運用益が非課税になる制度のこと。
NISAには、一般NISAとつみたてNISAの2種類があります。出典:NISAとiDeCoはどちらを始めるべきか?それぞれの制度の特徴や選び方を解説!|りそなグループ (resonabank.co.jp)
NISAは株式や投資信託で運用益が非課税になる、というだけのものです。年金とは関係ありません。
NISAには一般NISA、つみたてNISA、ジュニアNISAとあり、それぞれ年間掛け金や非課税期間に上限があります。
一般NISAが120万円で5年間、つみたてNISAが40万円で20年間、ジュニアNISAが80万円で5年間
まあこれはつまり、非課税枠を使ってお得に株や投資をやりましょう!ってことなんですね。
通常の株や投資の場合は利益に対して20.315%の税金がかかりますから。
こんな感じで、株や投資に関してもせっかく税制上なお得な制度があるのに使わなくてはもったいない!というわけで、次のブログでは実際に私がプランニングした我が家の資産運用計画を発表したいと思います☆
こういうのに疎いのですが、ご主人の会社の福利厚生部門で良い条件で出来るのとか、ありませんか? うちは何となく入ってます。天引きで節税にもなるらしく。たぶん自分で運用したほうが利益はよく出るのでしょうけど、夫婦ともに関心薄くて。 なのに中学生の息子は株やら仮想通貨やらに手を出したがるという。来年からは高校家庭科で投資について学ぶらしいですね。成人年齢下がるからお金についてしっかりしないとね。今の家庭科はまさに生活に必要なことを学ぶみたいです。
うちの夫の会社はわりと早い時期に確定給付型年金(いわゆる普通の厚生年金です)から企業型の確定拠出年金に変わったんですよ。
ちなみに個人型の確定拠出年金=iDeCo(イデコ)です。
つまり将来もらえる厚生年金を自分で運用していたってことなんですけど、当時私は確定拠出年金ってなにー?状態だったために我関せず、ということで夫におまかせしていました。(我が家はもともとお財布を完全に別にしていた経緯があり、金融・保険関係はお互いにノータッチです)
今回ファイナンシャルプランナー3級を受けるにあたり、勉強をしていくなかで、そういえば夫の会社って確定拠出年金だったよな、いったいどこに投資してるんだろ?と思ってたずねてみたら、安定志向の夫は元本保証のある銀行の商品で運用していました。金利は限りなく低いやつです(゚з゚)
ダメだこりゃ、って思いましたよ。2022年から高校の家庭科で投資について教えてくれるということで、次男にはジュニアNISAで運用をまかせようと思っています。
そんなあたりも②で書こうと思っています(^^)/