幼稚園と療育の両立②
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年少から幼稚園に通うようになった太郎ですが、当初はこんな様子でした。
30名弱のクラスに、障害児は太郎1人だけ。
担任の先生の他に、副担任の先生が1~2名必ず教室にいる状態でした。
太郎以外の子たちは全員オムツは外れていたし、先生の指示に従って座って話を聞ける子たちばかりでした。
一方、太郎は未診断ではありましたがおそらくADHDでもあり、じっとしていることができません。
いつだったか。
用事があり、ちょっと早い時間にお迎えに行ったことがあったのですが、その時はまだお帰りの会の最中だったんですよね。
みんなが椅子に座って先生の話を聞いているなか、太郎は副担任の先生と、教室の後方で玩具で遊んでいたんです。
地面に大の字になって寝そべって。ゴロゴロ転がって。
一人だけ、お帰りの会に参加せずに、遊んでいたんですよね。
それが、幼稚園の先生方が、太郎のためにできた精いっぱいだったと思うんです。
おそらく、何を言っても指示に従うことなどできない太郎に、他の子の邪魔をさせないために。
せめて歩き回らないように、後方で玩具を与えていたんだと思います。
それが、最善のことだということは、当時の私にもわかっていました。
わかっては、いました。
けど。
わかってはいたけども、悲しかったんです。
定型発達の子と、太郎の、あまりにも歴然とした、その違いに。
幼稚園に通っているとはいっても、形だけにすぎないことにも。
自由すぎる太郎を、疎んじることなく、先生方は可愛がってくださいました。
体が大きい3歳児の、オムツだって嫌がらずに替えてくれた。
先生は定型発達の子を導くプロではあるけど、発達障害の子に対する療育的アプローチはできなかったのです。
オムツを外すことも
他の子供同様に一斉指示に従うことも
幼稚園に通っているだけではできるようにはならない。
だからこその、週1回の療育が大事なんだ、とあらためて、私は思いました。
一方、その週1回の療育では・・・。
③へ続きます(‘ω’)ノ