<知的障害と肥満>欲しがるだけ食べさせると将来が悲惨
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自閉症の長男・太郎。幼児期~小学校低学年時代は、小鹿のようなスラッとした体型だったんですけどね…。
小学校高学年あたりから太り始めたので、食べる量をコントロールしたり運動量を増やしたりして、随分体が締まってきていたんです。
でも、コロナの影響で行事がなくなり、旅行に行けなくなり、外出も控えがちになったことから、食べることしか楽しみがなくなり、ふたたびメタボ体型になりつつある今日この頃です(゚з゚)
そこで今回は「知的障害と肥満」をテーマにブログを書いてみようと思います✋
「知的障害者には肥満が多い」は多分正しい
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私の周りだけかもしれませんが、知的障害、それも重度のお子さんってやっぱり、ぽっちゃり体型の子が多いんですよね。男の子も女の子も。
知的障害が重いと、どうしても余暇でできることが限られてきて、「食べる事」への比率が高くなるんでしょうかね。
重度知的障害のお子さんのいるママと話すときに、「食べることが一番の楽しみ」というのは共通の話題としてあがるんですよね。
実際、「知的障害・肥満」などで検索すると、知的障害者に肥満の傾向があることは学術的にも指摘されることが多いようで、実際そのようなデータがあるという記事もちらほら出てきました。
重度知的障害児は食べることに興味が偏りがちなこともあると思うのですが、民間の習い事の受け入れ先もなくて、運動不足になりがちなんだと思います😔
定型発達子のようにに部活で毎日運動する、みたいなこともないですからね…。
そういう意味では定型発達の子に近い生活を送っている軽度知的障害の子の方が痩せていますよね。
興味の幅が広くて、食べることに執着しないんだと思うんです。
かといって、肥満=悪というわけではないんですが、やっぱり肥満は生活習慣病など、健康面でも良くないということもあるし、重度知的障害者はどうしても他人の支援を受けざるを得ないと思うので、そういう意味では太って大柄な体型というのは、支援者に対して圧が強いというか😅
実は私、以前ボランティアで大人の障害者の体操教室のお手伝いに行ったことがあるんですね。
その教室には、重度知的障害のある10代後半~30代くらいの男性が参加していたんですが、やはり大柄な男性が多かったんですよね。
ま、大柄っていうか、よく食べて肉づきがいい、っていうかね😅
その教室のなかで、走ってマットレスにダイブするという運動をやっていたんですが、マットレスがずれないように押さえておく役目を私が担ったわけですよ。
そのとき思ったんですよね…。
やっぱり肥満で大柄な男性が走ってダイブしてくるときに、怖いな、って。
もう本能なんですよ。大きな男性がドーン!とダイブしてくると、どうしても身構えてしまう。
痩せて小さな男性がダイブしてきてもなんとも思わないのに。
このボランティアを通して思ったんですよね。
うちの太郎は大人になっても支援を受けなければ生きていけないから、できるなら肥満体型になることは避けたいな、と。
一度増えた脂肪細胞の数は減らない!
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ところで、肥満のメカニズムについて、ちょっと調べてみました✋
肥満とは
単に体重が重いだけでなく、身体を構成する成分のうち体脂肪が過剰に蓄積した状態をいいます。摂取エネルギーと消費するエネルギーのアンバランスから、余分なエネルギーが脂肪となり、脂肪細胞の中に蓄えられ、皮下や内臓に体脂肪となってたまります。
身体の中で脂肪の占める割合を体脂肪率といい、その割合が一定以上高い場合を肥満といいます。食べ過ぎや運動不足により起こる肥満を「単純性肥満」といいますが、肥満の95%がこのタイプです。肥満は太った年齢から分けることもできます。一つが小児肥満、思春期肥満といわれ、子供の頃から太っていたという人がこのタイプで、脂肪細胞の数が増えて太ることが多く、一度増えた脂肪細胞の数は減らないため、減量が難しいといわれています。したがって小児肥満はできるだけ防ぐことが大切です。もう一つは、中高年肥満で、脂肪細胞の数は正常に近いのに、脂肪細胞の一つ一つに過剰な中性脂肪が蓄積されて肥大しておこります。
若い頃はやせていて中年以後に肥満したという中年太りです。このタイプは比較的減量しやすく、努力次第でやせられます。
人間の体の中には脂肪細胞というものがあり、この数は人によって異なると言われています。
大人と子どもでは、肥満の事情も違います。小児の肥満は脂肪細胞の数が増えていく「脂肪細胞増殖型肥満」ですが、大人の場合は脂肪細胞自体が大きくなってしまう「脂肪細胞肥大型肥満」で、こちらは小児の肥満より治療しやすいのです。
[3] 肥満さよならの医学 | 肥満・糖尿病 | 循環器病あれこれ | 国立循環器病研究センター 循環器病情報サービス (ncvc.go.jp)より引用
つまり肥満というのは、
・脂肪細胞の数が増える
・脂肪細胞自体が大きくなる
の2つの組み合わせによって体がぶくぶく膨らんでいくわけです😅
この1つめの「脂肪細胞の数が増える」というのは諸説ありますが、乳児~幼児期にもっとも数が増えやすく、この時期に脂肪細胞の数が増えると肥満体質になりやすいです。 思春期以降は脂肪細胞の数は一定となり、増えたり減ったりすることはほとんどなくなります。
これって例えば、幼少期に食物のコントロールをして脂肪細胞の数を最小限におさえておけば、思春期以降にドカ食いして脂肪の大きさが膨らんでいったとしても、もともとの脂肪の数が少ないため、肥満するサイズも限度がある、というわけです。
逆に幼少期に子供が欲しがるままにアイスやジュース、菓子類をふんだんに与え続けた結果、脂肪細胞の数が大量に増えてしまった場合、思春期以降に脂肪細胞の大きさがほんの少し大きくなっただけで、数が多いがために、ちょっと食べすぎただけで肥満化してしまう…という現象が起きるわけです。
一度増えてしまった脂肪細胞の数は減らないので、幼少期に食べ物のコントロールをすることがいかに大切かということがわかりますよね?
知的障害や発達障害の子供に対して食べ物を制限することは本当に大変ですが、長い目で見ると、大変でもコントロールしてあげることが子供のためにもなるのです。
子供が欲しがるままに与えていると・・・
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ちなみにですね。知的障害が重いと、満腹中枢がイカれてるのかどうかは知らんけど(゚з゚)
際限なく食べ続けるんですよ、うちの太郎なんてね。
バイキング形式のレストランに行くと、吐くまで食べます。お腹痛いと涙を流して、ようやく食べすぎたことに気がつくタイプ😂
発達障害の子は偏食の子が多いと思うので、たくさん食べてくれるとそれだけでなんだか嬉しいじゃないですか?
だからついつい、偏食じゃない、この子は好き嫌いなく食べてくれる!と思うと、健康的だわぁ!なんて思って、食べる=偉い!なんて思って食べさせてしまいがちなんですよね。
そして、発達障害や知的障害、多動の子は、とりあえず問題なく生かすだけでとんでもなく大変なので😂
口封じのためにオヤツや飲み物をついつい与えがちですよね。わかります、わかります。禿げあがるほどわかります✋
けど、これが、いくない(゚з゚)
子供は一度味をしめるともう「あげない」という選択肢はなくなってしまいますよ。
食べる量も多くなればなるほど胃が大きくなって、量を減らすと癇癪おこしますからね。満足できずに。
太ってきたから与えない、量を減らそう、なんて思っても後の祭りです(゚з゚)
でも、重度知的障害の子に、自閉症のこだわりの強い子に、偏食の子に、言い聞かせても無駄なんだよ!と思う人も多いかと思います。
ですから
最初が肝心なんです。
ごくごく小さい頃から、離乳食が終わった頃から、計画することが大切ですね。
食生活のコントロール。
ちなみにうちの子たちは小学校6年生までのあいだ、自宅でジュース(無添加野菜100%ジュースを除く)を買ってあげたことはほとんどありません。
外食でファミレスに行ったときに、子供メニューにドリンクが付いている場合は、回数制限を設けて飲ませたことはありますが。
(積極的にドリンクバーの存在も教えませんでしたが、次男の友達親子と一緒にファミレスに行ったときに存在がバレた)
あとは友達が家に遊びに来たとき、友達と外で遊ぶときなどは、ジュースを出したり持たせたことはあります。
ですがアイスやジュースは我が家にとっては「ハレの日」仕様。特別感とともにもったいぶって出していました🤣
ケーキなどのデザート類も、小学生のうちは日常的に出すことはほぼありませんでしたね。
最初から出さなければ存在自体を知られないので、欲しがることもないんですよ。
そこいくと、上にお兄ちゃんお姉ちゃんがいる家庭は、ちょっと難しいかもしれませんね😢
子どもに菓子を与えまくる親が知らない真実 | 子育て | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース (toyokeizai.net)
こちらの記事にも書いていますが、お菓子に「成長に必要な栄養素」は空っぽなんだそうですよ😅
うちの太郎は今でも食べることが大好きではありますが、幼児期に甘いものは極力避けてきていたために、おそらく脂肪細胞の数は少ないかと思われます。
そのため、あまり運動もせず、結構な量のご飯を食べていますが、見た目はそんなに太っている感じはありません。
お腹はパンツに乗ってますが🤣
今は甘い物も大好きになってしまったので😂
脂肪細胞の大きさが肥大しているんでしょうね😭
それでも幼児期にストイックな食事コントロールをやっておいてよかったな、とシミジミ思います。
お子さんが小さい場合は、まだまだ間に合いますよ!
子供が喜ぶ顔を見たくて、ついつい好きなものを与えたくなるんですけどね😅
欲しがるだけ与えるのは避けた方がいいと思います。
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あ、妹もとてもよく太っています。両親は、妹は話せないから食べることで欲求不満を解消していると言って許していました。でも何て言うか、小学校中学年くらいから、給食を残すことを許されず(妹)、口にたくさん頬張ったまま帰ってきました。嫌なのに口に入れさせられて、食べずに帰ってきました。それを帰ってから吐き出していました。可哀想でした。そこから食べるようになりました。その前までは、もっとスラッとしていました。ガリガリというわけではなかったですが…。ちなみに私も肥満でした。両親は給食の不満を(二人とも給食が好きではなかった)、家庭での食事に晴らしていたのか、美味しいものや外食が多かったために、私は太りました。
食生活って大事。
給食を残しちゃいけないのって、本当に何なんでしょうね(怒)
今は残してよくなったものの、うちの次男の学校は給食が不味かったので、ほとんど食べない日もあったりしました。
そうすると家で美味しいものをたくさん食べさせてあげよう、ってなっちゃうんですよね。
親心は昔も今も変わりませんね(;’∀’)
私は今、ストレスのはけ口が食べ物になっているので、太りますよね(゚з゚)
食生活って大事です!
サナさん、こんばんは。
肥満予防の話でなくて恐縮ですが、
うちは長女には3歳になるまでチョコや
甘い物は食べさせてなかったお陰で
虫歯ができるのが遅く、歯医者にも
あまり連れて行った記憶がありません。
でも、下の2人はダメですね(^_^;)
お姉ちゃんが食べてる物は欲しがる
ので、早くからチョコも食べさせて
いました。
長男はコーラとチョコが今だに
かかせませんが、
体質なのか太りませんね。
羨ましい限りです(⌒-⌒; )
それよりねー旦那!
お腹がめちゃくちゃ成長期(-。-;
昔はスマートだったのになぁ…。
やっぱりそうですよね~。上にお兄ちゃんお姉ちゃんがいると。
うちは年齢が近いのでそこは大丈夫でしたが、次男が幼稚園に行くようになってから、お友達親子とファミレスでドリンクバーを飲んだのが炭酸飲料デビューでした。
太郎はそういう機会がなかったのもあって、いまだに炭酸飲料は飲んだこともありません(;’∀’)
虫歯はそうですね!うちの太郎は一度も虫歯になったことはありません。
太らない体質、羨ましいですよね~。
うちは夫がそうなんですが、流石に年だから少し肉がついてきました。
成長期ってね(笑)
太郎くん、炭酸飲料を飲んだことが
ないんですね!!
コーラなんてほんと中毒性があるから
飲まないにこしたことはない( ̄∀ ̄)
砂糖も死ぬほど入ってますからねー
(๑>◡<๑)
太郎は初めてのものに対する警戒心が強くて、炭酸飲料は視界にすら入ったことがありません(笑)
今思えば良かったです。ジュースもこだわりはじめると飲み続けてしまいそうなので(;’∀’)
こんにちは
今は美味しいものが沢山有るから、親がしっかり管理してあげないとコントロール難しいですね。
障害、健常、関係なく❗
つい最近旦那と食のことで話をしたんだよ、子供の頃何好きだったと。
旦那「母親が居なかったから、餡こねって食べてた」
旦那「友達の家に行ったときご飯の後にケーキや果物が出てきたときには、毎日こうなのか」と、友達に聞いたそうです(^_^;)
確かに、そのような家庭が有ったなぁと思いだしたよ、私も社会人になって初めてマックやロッテリアを、口にしたときえーみんなこんな美味しいものを食べてた( -_・)?と、もう驚きでしばしハマった、そうしたら太った(*^-^)
いかん❗この贅沢な生活から足を洗わなければと、運動頑張ったよ。
コントロール本当に難しいですね。
うちも子供の頃日中親が家にいなかったので、兄はアイスだのジュースだのお菓子だの食べまくってものすごく太っていました。
逆に私は好き嫌いが多くて、食も細かったのでガリガリに痩せていて、思春期のときに腕がガリガリだったことが恥ずかしくて、無理してご飯をたくさん食べてしまったんですよね。それがすべての敗因です(゚з゚)
後に脂肪細胞の数の話を知ったときに「やっちまったな」と後悔しても遅すぎました(゚з゚)
私は今、子どもよりむしろ自分の食のコントロールをがんばってます(;’∀’)
難しいですよね。
うちも子供の頃日中親が家にいなかったので、兄はアイスだのジュースだのお菓子だの食べまくってものすごく太っていました。
逆に私は好き嫌いが多くて、食も細かったのでガリガリに痩せていて、思春期のときに腕がガリガリだったことが恥ずかしくて、無理してご飯をたくさん食べてしまったんですよね。それがすべての敗因です(゚з゚)
後に脂肪細胞の数の話を知ったときに「やっちまったな」と後悔しても時すでに遅し(゚з゚)
私は今、子どもよりむしろ自分の食のコントロールをがんばってます(;’∀’)
難しいですよね。