障害ある子もない子も共に遊べる「インクルーシブ公園」

出典:pixabay

 

いつもブログをご覧いただきありがとうございます(*’ω’*)

 

いやさ。

公園ってそもそも、どの公園もインクルーシブ公園だよね?

 

インクルーシブ教育とは、障害のある者と障害のない者が共に学ぶ仕組み。

インクルーシブ公園とは、障害のある子もない子も大人も子供も、みんなが肩を並べて遊べる公園のこと。

 

今朝、NHKおはよう日本で「インクルーシブ公園」について特集していたんですよね。

公園って、インクルーシブ云々語る以前に、障害の有る子も等しく遊べるべき公共の場所であるはずですよね?

 

ところが、テレビに出てきた発達障害のある親御さんもインタビューで話していましたが、

子供を公園に連れて行くと、遊具で他の子とトラブルを起こして怪我をしてしまうこともあるとのこと。

 

わかる😭

 

それ、すごいわかる!!!

 

公園は戦場だ。

 

自閉症の息子を犯罪者のような目で見た親子

 

昨年末に書いたブログですが、

自閉症の長男・太郎は、多動と他害もあり、公園に行く時は毎回、戦場に赴く戦士のような気持ちでした😢

 

 

 
 
この2番目の記事の冒頭に書いてありますが
 
「この子の親、誰?」
 
発達障害の7歳の息子を持つ40代の母親は「ほかの親御さんのひと言が心にグサッと刺さるんです」と胸の内を明かしました。
 

 

わかるー!😂

 

 

この子の親、誰?

 

って何度言われたことか😭😭😭

 

私ですが、何か?

 

・・・って開き直れたら、どんなに気が楽だろうと思っていました。

 

公園にいる間は一瞬たりとも気が抜けず、息子のストーカーのように後ろからくっついて回るんですけど、うちには次男もいるし、大人手(つまり私)は1人だし、ちょっと次男の相手をしている隙に(‘A`)

 

ギャー!!!

って遠くから声が聞こえて。

 

もう、この世界のどこにも私たち親子の居場所なんてない、って

 

毎日涙にくれていましたよ😭😭😭

 

あの当時「障害児専用公園」「障害児OK公園」があればいいのに、って思ってました。

 

10年ほど前のことです。

堂々と、大手を振って公園に行ってみたいと。

ささやかな願いでしたが、実現することはありませんでした(´・ω・`)

 

それが「インクルーシブ公園」なんですね、今は。

 

インクルーシブ公園が作られた目的は身体障害のある子供(主に車椅子の子供)のために、ということなのかとは思いますが、発達障害の子供も利用しやすくなるのでは?と期待が膨らみますね。

 

ずいぶん時代が、私たち発達障害の子供を持つ親に寄り添ってくれてきた、という感じです。

もちろんこれで公園内でのトラブルがすべて解決するわけでもないし、こうした公園もごくわずかですが。

 

インクルーシブ公園が普及するには時間がかかるかとは思いますが、

世の中に、こういう気持ちでいる親子がいるってことが、広く知れ渡ってくれると嬉しいですね。

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障害ある子もない子も共に遊べる「インクルーシブ公園」” に対して12件のコメントがあります。

  1. piyo より:

    >稲倉サナさん
    ありがとうございました!!

  2. 稲倉サナ より:

    >kn212さん
    コメントありがとうございます(*'ω'*)
    ユニバーサルデザインは健常者でも使いやすく、工夫されているものが多いですよね。
    ただ遊具の場合は費用の関係からなかなか普及しないんでしょうけど…。
    遊具をとおして心もバリアフリーに。私もそう願います!

  3. kn212 より:

    私は今、ユニバーサルデザインの本を読んでいますが、ユニバーサルデザインってインクルーシブなんです。誰でも使いやすいもの、ですからね。
    同じ公園で障がいのある子もない子も一緒に遊べる、お母さんたちにも理解が深まる、遊具も心もバリアフリーであって欲しいですね。

  4. 稲倉サナ より:

    >piyoさん
    コメントありがとうございます(*'ω'*)
    健常のお子さんは幼稚園や学校によっては障害のある子供とまったく交わりのないまま大人になることも少なくありません。
    お受験幼稚園や私立の学校だけでなく、公立でも支援級のない学校がありますので。
    そうすると、発達障害の存在は知っていても、実際に接すると単なるワガママだと感じてしまう子もいるでしょう。
    それが例えばインクルーシブ公園など、どんな形でも構わないのですが、日常的に障害児と一緒に過ごすことにより、世の中には自分ではコントロールできない生きづらさを抱えて生きている子供の存在を知り、その関わり方を遊びを通じて学んでいけると思うんです。
    言い方は悪いですが、弱者に対するスマートな関わり方を幼い頃から身につけておくと、見た目や印象だけで差別や偏見をすることのない、大人に成長できるのかな、と思っています。そして、自分の子供にそんな風に育ってほしいと願う健常児の親御さんは結構いるんですよ。
    うちの次男も長男と接するだけではやはり感情的になり、発達障害による問題行動を「ワガママ」ととらえがちなのですが、他所の発達障害のお子さんと接する機会を設けたところ、障害に対する理解が少しずつ深まってきました。
    今の日本は障害というとどこか別の世界の話、という人もたくさんいると思います。私自身も子供が自閉症とわかるまではまるで理解がなく、障害のある方と接することはほぼないまま生きてきたので。
    まとまりのない文章でわかりづらかったらごめんなさい

  5. 稲倉サナ より:

    >きくりんさん
    コメントありがとうございます(^-^)
    そもそも遊具は身体障害がある子供向けに開発されたものなので、根本的には発達障害の子供の問題が解決できるという話ではないんですよね。番組自体は5~6分の短い時間だったので遊具の開発についてのインタビューなどを交えつつ、サラッとした内容だった感じです。
    どうもNHKのTwitterで荒れているようで、発達障害に絡めない方が良かったのではとも思いましたが、一方で私たち親子のような存在も知って欲しいような。難しいですね。

  6. きくりん より:

    その番組で紹介されてる「インクルーシブ公園」はもともとは車椅子のままのれる遊具や障害由来で体幹が弱いお子さんでも大人が体を支えなくても1人でのれるブランコとか、肢体に障害があるお子さんが他のお子さんたちと一緒に遊べる点でインクルーシブと強調できる公園なんだと思うのですが、その点はあまり番組では強調されなかったってことなのでしょうか…。

  7. 稲倉サナ より:

    >こーさん
    コメントありがとうございます(o^^o)
    昔は子供だけで完結していましたよね。
    年上のお兄さんお姉さんがリーダー的役割で面倒見が良かったなあ。
    今はわざわざインクルーシブ公園を作らなければいけない世の中なんですよね(´-ω-`)

  8. 稲倉サナ より:

    >kokoさん
    コメントありがとうございます(*'ω'*)
    いますね!
    少数ではありますが、「障害だから仕方ない」と開き直る親が。そのせいで、障害児の親全員が連帯責任のように白い目で見られるのは辛いものがあります。・゚・(ノД`)・゚・。
    そして逆に子供を放置してスマホばかりいじっている定型児親も、あるあるですね~。
    そういう人は現場を見ていないから子供の話を鵜呑みにしてキレるんですよね。先に手を出したのはあっちなのに!けどこっちは謝るしかない・・・。
    本当に立場が弱くて嫌になりますね。
    子供が大きくなり、全然公園に行きたがらなくなった今は天国ですよ*:.。..。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*!!!☆

  9. 稲倉サナ より:

    >ママリンコさん
    増えるといいですね。
    歩いて行ける場所に、1つくらいあると。
    公園は鬼門だと思っている親御さんは多いかと思っています。

  10. koko より:

    あー。。。ほんとに。
    謝ってばかりの人生。
    時にはゆっくり休みたい。
    最近は我が子以外はケダモノみたいに見る親が増え。
    理由として、我が子ほったらかしの母親風母親が増えた事も大きな要因かと。
    どんだけ気をつけてても、順番に並べないとかあるし、突き飛ばしちゃったりで、本当に謝ってばかりのお母さんを見ると心が痛みます。
    そうかと思えば、障害なんだから仕方ないと言わんばかりに謝りもしない親もいて。。。
    定型児なのに適切なケアもしてもらえない子もいて。。。
    世の中どうなってんだー??って思います。
    他人の子もまだ子供であり、そっと教えたりサポート出来る大人でありたいなと思っています。
    って、謝り続けてヘトヘトであまり公園に行きたくない私が言ってもあまり説得力がないのですが。。。笑
    だからこそ、定型児だからとほっちっちで、ケータイばっか見てるくせに、我が子が泣いたら飛んで来て凄い剣幕で犯人探しする親ってよー!!!と。
    割りに合わない。。。と思ってしまう情けない母でございます。

  11. 稲倉サナ より:

    >яiоちぃさん
    コメントありがとうございます(*'ω'*)
    同じですね!
    うちは早朝、誰もいない遠くの公園まで車で行って、みんながぼちぼち遊びに集まってくる頃に帰る、というのを繰り返していました。行先も毎日替えていました。
    さらに身体能力が高く、ひょいひょい手の届かない場所へ行ってしまうのもまったく同じです!
    そうそう。健常のお子さんしかいらっしゃらない方のメリットとは?と思いますけどね、実はインクルーシブ教育ってむしろ健常のお子さんにこそメリットがあることだと思っています('ω')
    そしてそういう考え方をお持ちのご両親も一定数いらっしゃって、あえてインクルーシブ公園を選んで来られる方もいるかと。
    世の中捨てたものではないですよ~

  12. яiоちぃ より:

    もう。ほんと!
    うちも他害もあったし、怪我をさせなくても、小さい子を押してしまったり、譲ってもらえないと、ぎゃー!ってカンシャク起こしたり…で、
    遊具のある公園は戦場でした( ˃̶̤́ ꒳ ˂̶̤̀ )
    なるべく人のいない公園や時間帯を選んだりしてねー。
    遊具って、狭くて高くて…うちの子、ひょいひょいと、多動もあり、どんどん登って行ってしまうから、手の届かないところで、やらかすんですよね。( ꒪ͧ⌓꒪ͧ)
    インクルーシブ公園ですか…
    健常の子しか育てたことのないご両親からしたら、連れて行きたくないだろうなぁ。。
    でもこれから、そんな公園や施設が充実してくれると嬉しいですね♡⍢⃝♡

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