発達検査〜WISCを受けたはずなのに〜②

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いつもブログをご覧いただきありがとうございます(*’ω’*)

こちらのブログは

発達検査〜WISCを受けたはずなのに〜①

の続きとなります。

 

1時間ほど院内の別の場所で時間をつぶした私は、検査の待合室に戻ってきました。

椅子に座って待つこと5分。

心理士の先生と太郎が2人で検査室から出てきました。

早いな( ゚д゚)

 

ちなみに前の病院では、心理検査が終わると、特に何か話をするわけでもなく、詳しくは後日主治医から…ということで返されていました。

 

心理士の先生は私を見つけるとニコッとほほ笑んで、こう言いました。

「結局、田中ビネーで検査をしました」

 

WISCで検査を始めてみたところ、太郎は先生からの問いかけに対し、ほぼすべて

エコラリア

で返していたそうです。

 

ちなみにエコラリアとは

こんなエコラリアは嫌だ(‘A`)

こちらのブログにも書いてありますが。

 

今回のエコラリアは、オウム返しですね。

先生が質問をすると、質問をそのまんまオウム返ししていた、ということです。

 

例えばですが、

先生「お名前は?」

太郎「お名前は?」

みたいな感じです(‘A`)

 

さすがに太郎もお名前は?くらいの質問であれば答えられますが。

…ということで、ものの数分で

WISCを受けることは不可能

と判断され、田中ビネーに切り替えたとのことでした。

わかっちゃいたけど、かなりちょっと悲しい。

 

初WISC。楽しみにしていたんですけどね💀

そこまでとはね…。

でもまあ。

 

太郎と同い年で、同じくらいのIQ(知能指数)の子のなかで、太郎はダントツ、喋れない方だと思います。

これまで受けていた発達検査・新版K式でも、できることとできないことの差が激しく、バランスが悪い。と指摘されていました。

なかでもとりわけ、「言葉を話す」という能力が著しく低いんですよね…。

言葉を話せない、相手が話していることを理解できない、ということは、生活をしていくうえで、どれほど不便なことか…。

が、私がションボリしているのを見て、心理士の先生は検査の様子を詳しく教えてくださいました。

太郎くんは、確かに言葉を話すことはできませんでしたが、こちらが言っていることはおおむね理解はできていたようです。

検査する上で、込み入った内容になるとさすがに難しかったようですが、それでもなんとか理解しようとする姿勢は見られました。

とても素直なお子さんですね。

検査前はソワソワすることもありましたが、検査中はとても真剣に取り組んでいました。

これはとても良い、太郎くんの強みだと思います。

きっと普段の生活のなかで、ていねいにやってこられたのですね。

 

。・゚・(ノД`)・゚・。WISCは受けられなかったけど、

なんかちょっと、いやかなり

嬉しい✨

先生は事務的に検査をするのではなく、検査をしている際の太郎の様子を細やかに見てくれていたのです。

立ち話でしたが、5分くらい、太郎の様子を聞かせてくれて。

心底、嬉しかったです😂

先生は次回の診察日までに、もっと詳細にレポートをまとめますので、と言って、私たち親子を見送ってくださいました。

考えてみれば田中ビネーもちゃんとした結果をもらったこともないので。

検査結果が出るのが、とっても楽しみになりました🎵

あ~。

本当にいい病院だな✨

長くお世話になりたいな、と。

あたたかな気持ちになりました。

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発達検査〜WISCを受けたはずなのに〜②” に対して2件のコメントがあります。

  1. 稲倉サナ より:

    >ママリンコさん
    コメントありがとうございます('ω')ノ
    新しい病院は医師も心理士の先生も、とっても親切で、私たちに寄り添って話してくれるので、それだけでなんだかホッとします(*'ω'*)
    これから就労や年金など、ますますかかりつけ医の存在が大切になってくるので、いい病院に出会ってよかったと思います!

  2. ママリンコ より:

    素敵な先生と会えて良かったですね。
    ほんま、事務的な医師が多くて、優しい言葉一つ掛けても損する事ないのにっていつも思います。
    太郎君にとっても、サナさんにとっても心強い味方と安心出来る人に出会えて、万歳:*(〃∇〃人)*:

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