次々と壊す!破壊王の息子への対策
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いつもブログをご覧いただきありがとうございます(‘ω’)ノ
重度知的障害あり・自閉症の長男、太郎。
近頃少しイライラした様子が見られます。
思春期、反抗期だからということもありますが、
これまで当たり前に、粛々と行われていたことが、コロナウイルスの影響で中止・延期・内容の大幅変更になることが多く。
「イレギュラー」「見通しがたたないこと」が苦手な自閉症児とっては、辛い日々が続いているのだと思います。
それに加えて来春には中学を卒業し、ガラッと環境が変わるということにも不安を感じているのかと。
こういうときは否定的な言葉(例えば「ダメ」とか)をかけたり、行動に対して注意をしたりすると、
いとも簡単に
逆切れ😢
自暴自棄になった太郎は破壊王へと変身します(‘A`)
破壊王としての実績はこちら↓
自閉症児は歯が命!
警戒レベル5・破壊注意報発令中
自閉息子が壊してしまった大切なもの
そもそも太郎は幼い頃から物を壊す子供でした(‘A`)
特に、その辺に気軽に置いておいちゃいけないアイテムが「紙類」
絵本とか、幼児雑誌の付録とか。
最近の付録はクオリティ高いですよね。
太郎は紙類とくれば何でもびりびりに破くか食べるかなめて溶かすか😂
次男のために買って作ったものをその辺に置いておくと秒で壊されます😱
子供ってこういうものを壊すものだよねー、と思っていたら、次男は1歳半にはしなくなったのでビックリ。
3歳すぎても破壊し続けていた太郎も、そうはいってもそのうち壊さなくなるだろうと高をくくっていましたよね。
まさか中学生の今でも破壊し続けてるとは夢にも思いませんでした😂
さすがに頻度は激減ですが(‘A`)
まあつまり、物を壊す行為は特性だったってことなんですけどね、うちの場合。
「壊しちゃダメだよ」と言い聞かせても無駄だったので、じゃあどうしたかというと
言い聞かせてもダメなら
買わなきゃいい。
もうね。
壊すってわかっているものは買わない。
これ✋
たとえ自閉症児であったとしても、
「物を壊す」という行為を肯定してはいけない。
言い聞かせて理解できないのであれば、それを与えるにはまだ早いということ。
次男には申し訳なかったけれど、うちはこうしてすぐに壊される物は極力買わないようにしていました。
それから、
壊したものは二度と買わないということ。
壊したものと同じものを買い与えたら、
それは本人にしてみれば「壊してもまた新しい物が出てくる」ということになる。
物を壊す行為に罪悪感を感じることはなく、むしろ壊せば新しいものを買ってもらえるという、
壊す行為を肯定する結果になるからです。
幼児雑誌の付録は、壊されたらもう次の号以降(他誌も含めて)は買うことはありませんでした。
ただ、ミニカーなどの玩具は、まったく買い与えないということも厳しいため(‘A`)
フリーマーケットやリサイクルショップで中古品を買って密かに補充していました。
それから、もう一つ。
全壊ではなく半壊、もしくはちょっとだけ壊れた、という場合。
うちはどうしていたかというと
処分してました😞
もったいないけど、処分してました😰
何故かというと、
どんなに補修したとしても、
絵本や玩具には破れた形跡や壊れた部分が残るわけですよ。
そうすると太郎の場合ですが
壊れた形跡を見ると壊したい欲求が生まれる
んです(‘A`)
部屋の壁紙とか、破れかけの部分をそのままにしておくとビリーッとやられてましたよね。
剥がれかけた瘡蓋(かさぶた)を剥ぎたくなる欲求に近いのかな。
これは小学校に入学して以降のことですが、その頃はもう闇雲に物を壊すということはしなくなっていたのですが、壊れかけたり破れかけたりしているものを見ると、破壊欲求が生まれるようでした。
なので、私は定期的に壊れかけているものを処分していましたよ✋
これを怠っていると、いつまでたっても破壊行為がおさまらず、次第に「こだわり化」してきて、物を壊さずにはいられない状態になってしまうんですよね。
幼い時期の破壊行為を、「そのうちやらなくなる」と高をくくって放置しない方がいいかと思います。
言ってもどうせ意味が分からないし。
と思ってしまいますが、言わないと一生理解できないですからね(‘A`)
>ママリンコさん
すごい!!とても上手な誘導の仕方だと思います*:.。..。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*!!!☆
何かを尋ねるときに選択肢を与えるというのは答えやすくていいかと。私も深く考えてやっているわけではありませんが、よく選択肢を提示して選ばせます。
ルーティンは確かにこっちの都合なのかもしれないですね。
言われてみればそうだと、ママリンコさんに言われて私も気づきました。
それも仕方がない面もありますし、ルーティンにすることも時には必要だと。
その塩梅が難しいんですよね('A`)
>稲倉サナさん
最後が水分補給なんですが、「お水飲む?ドライヤー?」「お水」と答えられ、一口は飲みました。
またまた嫌そうやったので、「ストレッチしよう」と言ったらストレッチをさせてくれました。「目薬するよ」と言ったら、「◯◯◯を歌って下さい」と言われたので、「◯◯◯を歌うから、お水飲もうね」そしたら、水分補給出来ました。
結局は仕事の流れ的に、私達ヘルパーがルーティンを作っていると気がつきました。
>ママリンコさん
おお!とりあえずよかったです♡
順序が固定してしまうと、変えることで癇癪を起すこともありますが、完全に固定するとやっかいなので。
けど、ママリンコさんみたいに真剣に向き合ってくれる人がいて、その方も幸せですね(*´ω`)
>稲倉サナさん
順番変えました。
??って顔してたけど、水分補給もできてホッと。
ありがとう(*- -)(*_ _)ペコリ
>ママリンコさん
発達障害児に「こだわり」はつきものです。
気にしなくていいですよ!
それより、「あ、こだわり始めたかな?」と気が付いたら、ルーティンに変化球を加えてみればいいかと。
>稲倉サナさん
なんか、私がこの子の違うこだわりを作ってしまった気がして…。
こだわり崩し、ルーティーンに変化球してみます。
>ママリンコさん
コメントありがとうございます(*'ω'*)
うちも瘡蓋ができると剥ぎます。
剥ぐのをやめさせることはできないので、瘡蓋を剥がせないようにしています。
うちの場合は唇とその周辺が肌荒れして瘡蓋だらけになることが多いのですが、乾いて皮が剥がれないようにワセリンを塗っています。
言い聞かせをしようと思っても無理なんです。なので物理的解決が一番。
水分補給したらママリンコさんが帰ってしまう、ということがルーティン化しているのであれば、毎回帰宅前に違ったアクションを入れるのも手ですよ。
こだわり崩しですね。
>tamamyさん
コメントありがとうございます(*'ω'*)
しかしながら、教えてきたとしても、なかなか体得することは難しいです(´・ω・`)
悪いことだということは理解できても、頭ではわかっていても体がついていかない感じです。
そうなると、環境を整えるしかないんだなー、と。
tamamyさんも決して教えてこなかったわけではないと思いますよ。
大人でも、わかっていても壊してしまうことがありますよね。食器とか。
壊しちゃいけない、とわかっててもやってしまう場合は、カバーを着けたり、自宅だけでも床にカーペット敷いたり、壊さないような物理的フォローを考えるのが一番いいのかな、と思います。
何か、工夫できることがあれば共有していきましょう('ω')ノ
>こーさん
コメントありがとうございます(*'ω'*)
そう思います!大人も子供も、コロナの影響で今までどおりの生活ができなくなってきています。
朝、NHKのニュースを見ていると、医療従事者の方々はちゃんと休めているのかとか…終わりがあるのか不安に思っているんでしょうね(´・ω・`)
せめて迷惑をかけないように、今自分にできることをやるのみです。
なるほど。かさぶたの表現私にも分かる。私もかさぶた剥ぐし(笑)
今、かさぶたになったら、剥ぐのを繰り返しをしてる子いるもんな。
その子お風呂終わって、水分補給したら私が帰るのを覚えて、最近水分補給を全身で拒否。その子なりに私を引き止めたいのかも?しれんけど、最後の挨拶もしてくれないし…。
自傷、他害が無くなって良かったけど、気に入られるだけではダメだなと…。
かさぶたでヒントいただきました。
さて、どうするかなぁー?
こんにちは
今の時期皆がまともではないように感じる、コロナで相当計画くるってきているもんね。