暑い寒いがわからない

出典:pixabay

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

昨日の日中は初夏か?というくらい暑かったですが、今朝は少しひんやりしていましたね。

ここのところ、1日単位で最高気温が7~8度もあがったりさがったり、身体がついていけませんよね(;’∀’)

まぁ、自分はいいんですけど。

 

困るのは子供の服装です。自閉症の長男・太郎は昔から

「暑い」「寒い」の感覚が鈍いのか、真冬でも薄着で平気だったり、真夏でも長袖を着ていたり…。

気温によって服装の調整をすることが自発的にできません。

もっとも困るのが、季節の変わり目にありがちな

朝は寒いけど日中暑くなる

みたいな日。

そういう日は半袖のTシャツの上に長袖の羽織るものを着せて登校させていますが、途中からどんなに暑くなっても、息子は自分から長袖を脱ぐことはないのです(゚з゚)

暑くなったから上着を脱ぐ、寒くなったから上着を羽織る、みたいなことが自分では判断できず(そもそも必要と思っていないかも?)、汗をダラダラかきながら長袖を着ている始末(‘A`)

学校の先生には連絡帳で申し送りしておきますけどね…。

声かけてくださいって。

 

で、昨日みたいな暑い日もコート着用&ネックウォーマー&手袋の完全装備で家を出ようとしていた息子を

全力で阻止✋

追いはぎみたいにコートやらなにやらをはぎ取って登校させました。正解でしたよね。

日中サウナか!ってくらい暑かった🔥

それでもお迎えに行ったらネックウォーマー&手袋をはめていた息子です(‘A`)

 

まあ、これなんですけどね。

これ、将来的に考えるとやっぱり、自分で判断して衣服の調節ができるようにならないと辛いと思うんですよね。

私ら親は永遠の命があるわけじゃないんで。

施設に入ればある程度は至れり尽くせりで面倒みてもらえるのかもしれないけども、グループホームだと日々着用する洋服などは完全に個人の範疇。

さすがに真冬にTシャツとか真夏にコートを着ていれば声をかけてくれるかもしれませんが、基本的にはそういった面での自立が前提のグループホーム。

そういうわけで、この「暑さ寒さがわからない」という問題については優先事項として解決せねば、と思い、日々工夫しながら生活しています。

具体的に何をやっているかというと、毎日息子と一緒に登下校する際、必ずその時の天気・気候・気温について話題に出しています。

「今日は寒いね」

「手が冷たいね」

「今日は暑いね」

「暑くて汗が出るね」

といった具合です。

実際に寒い空気に触れた瞬間(玄関を出て外に出た瞬間)に言うようにしています。

体感したことをあえて言葉にすることで、イメージと言葉を紐づけ、暑い・寒い・熱い・冷たいという感覚を意識させるように促しています。

なので、この暑い・寒いといった話題は、実際にその場で感じられるとき以外はあえて話題に出さないようにしています。

(暖かい部屋のなかで「今日寒かったね」みたいなことです)

感覚統合のトレーニングみたいな感じですかね。

自己流なんですが。

これを毎日毎日繰り返す事によって、最近では息子自身、「暑い」「寒い」の感覚が備わってきたようで、「今日は暑いよね?」と声をかけると、さっとネックウォーマーや手袋を脱ぐようになりました。

また、食事中に熱い料理を食べて汗をかきはじめたタイミングで、「熱くなったよね?脱ぐ?」と声をかけると、さっと上着を脱ぐようになりました。

これまでは具体的に「上着を脱ぎなさい」と言わないと脱がなかったので、まだまだ声掛けが必要ではありますが、息子にとっては大進歩です( ´∀`)b

こういう訓練は毎日やることが大切で、習得するまでに何年もかかりますが、成果が感じられたときの喜びは格別です。

いつか自立して暮らす日がくるときのために、できることは一つ一つ、コツコツとやっていきたいと思います。

 

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