公園ジプシー時代を振り返る

出典:pixabay

今年は暖冬なんですね。

息子の登下校の付き添いも、手袋をしなくてもそれほど寒くない😂

過ごしやすくて快適です😊

今日は風は強いけど日差しが暖かく、子供を迎えに行く途中で見た公園では、幼稚園の帰りと思われる親子数組が遊んでいるのを見かけました。

子供たちは元気に走り回っているなか、ママたちはベンチに座っておしゃべりに夢中。

それを見たときに、こう、ツーンと、切ない思い出がよみがえりました。

 

ちなみに以前、公園遊びについて書いたブログはこちら↓

公園は戦場だ。

自閉症の息子を犯罪者のような目で見た親子

うちの息子は知的障害ありの自閉症。

加えて多動・他害があり、幼少期は公園に連れて行くと必ず他の子とトラブルを起こすため、朝いちばんに誰もいない公園を目指し、毎日毎日、いろんな公園をジプシーのようにさまよっていました。

車で1時間以上かけて遠くまで行くこともありました。

とにかく家でじっとしていられない子なので、どんなに暑い日も、霜が降りるほど寒い日でも、ダウンやフリースを着込んで、子供を連れて公園に通っていましたね…。

雨以外の日は、それこそ毎日。

今日みたいに比較的暖かい日ならいいのですが、10年前の1月なんて、もっともっと寒かったような気がします。

なるべく人気のない公園を目指して行きますが、遊んでいるうちに人が集まってくることもあります。

そんな時によく見るのが、さっき見かけた公園での風景。

子供は子供だけで遊び、ママたちはお喋りに興じる。

うちは子供が幼稚園に入園してからは、ごくたまに友達親子と公園に行くことがありましたが、ママ同士の輪に入ることはありませんでした。

自閉症の息子が他の子に危害を加えないよう、常に影のように寄り添っていなければならないからです。

 

来る日も来る日も、息子の背中だけを追いかけて走り回る毎日。

だからいつも、

公園でおしゃべりしているママたちが眩しかった。

 

自分がとても孤独に思えて、そして、すっごく羨ましかったことを覚えています。

一度でいいから、私も、子供同士で遊んでいる様子を遠くから眺める…っていうのをやってみたかったな。

 

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公園ジプシー時代を振り返る” に対して8件のコメントがあります。

  1. 稲倉サナ より:

    >こころさん
    コメントありがとうございます(*'ω'*)
    同じですね!ずっと影のように、ストーカーのように、ずっと息子に寄り添って歩く(走る)だけの公園遊び。ママ友なんてできる隙もないですよね。まあ友達ができたらできたで人間関係大変なんでしょうけど(;'∀')
    うちはもう中学生になったので、そんな日々を懐かしんでいます('ω')ノ
    昔は公園のそばの道は通らないようにしていましたが(他の子がたくさんいる中に空気読まずに乱入するので)、今や公園の横を通ってもチラとも見ずにスルーするんですよ。感慨深いものがあります!

  2. こころ より:

    お気持ちわかります。
    私の息子は発達しょうがいありでとにかく落ち着きのない、注意力に乏しく自分の感情のままに行動するので公園やお店など外では目が離せません。
    トラブル回避のため影武者のようです。
    公園でママ友なんて作ることもできず、安全に遊ばせて家に帰る以外の楽しみに浸ることないです。
    神経質かと思われるかもしれませんが、それくらい気をつけていないとトラブルや事故になると断言できる息子です。
    幼稚園に入園してもママ友はいません。
    でも、それで良いと思っています。
    羨ましい気持ちはあるけど、そこに費やすパワーが私にはなくて(^_^;)
    そんな日を懐かしむ日がくるまで頑張らねばと日々奮闘してます、

  3. 稲倉サナ より:

    >mirai☆さん
    コメントありがとうございます!
    先輩ママからのコメント、とても励みになります(*^^*)
    うちも中学生になって、幼少期の頃からは考えられない程落ち着きましたが、それでもまだ、放課後デイに行けば小学生の子ともめごとを起こしたり、注意するとキレて投げやりになったり…。まだまだ母としては精進が必要だ、と。日々修行は続いています。ですので、うちよりもっと大きなお子さんを育てていらっしゃる方からこんなふうに言葉をかけていただけると、すごく勇気がわきます!うちの子が小学校低学年の頃に、お子さんが中学生になった先輩ママから「絶対成長するから、楽になるから」と言われて、今、その時の言葉が本当だったと実感しています。ですので、miraiさんの励ましの言葉、ありがたく受け取らせていただきます!応援ありがとうございましたm(__)m

  4. mirai☆ より:

    トピックスに上がっていたので、立ち寄らせて頂きました。
    全く同じだったなあ、と懐かしく読ませて頂きました。
    うちもカナータイプです。もう26になります。公園ジブシー確かに私達親子もそうでした。思い返せば20年も前ですが、変わっていないのですね。むしろ子どもが少なくなっている分、酷くなっているのかもしれません。私も子ども苛め、母苛めにあったことは数知れず。家の玄関先が近所の人の井戸端会議場所になっていて、話していること全部聞こえる。移るから近寄らない方がいい。とまで言われてました。当然(と今は思ってます)の如く、引きこもりのようになりましたが、我が子は外が大好きで出ない訳にはいかない。他の子がお昼寝時にこっそり出るか、朝なら5時頃からまたは、夜日が落ちてから。夏は一番暑い13時頃から、冬は雪が降ってもとにかく外に出る。睡眠と生活習慣なんて考えて毎日を健康的に過ごすなんて有り得ません、できません、でしたね。旦那は忙しくほぼワンオペ育児。親、親戚知人友達無しの、初めて暮らす土地は地獄の様でした。
    多動も今では徘徊レベル。でも帰巣本能はあるので、必ず帰って来ます。
    必ず成長します。スピードや理解の範囲はその子によって違うけど、その子その子のペースで成長していきますから、ふと振り返ると、一生これはできないだろうと思っていたことができている。他の子どもには簡単なことでも我が子はいくら教えてもできない。それが何十倍もの時間が掛かってもできた。そういった時の嬉しさはどれ程のものかフツウの子を育てている親には絶対解るはずありませんよ。
    これからも様々な問題が出てくると思います。頑張り過ぎず、お母さんもマイペースで、そして何より体を大切にして下さいね。応援しています!
    長々と失礼しました。

  5. 稲倉サナ より:

    >ka-koさん
    コメントありがとうございます(*'ω'*)
    雨の日もですか!1日中娘さんに付き合ってあげるなんて、すごいです。私はそこまではできなくて、子供に悪態ついていましたよ(´・ω・`)
    部屋にボルダリング、憧れます!トランポリンは設置していましたが、横づけしていたソファの上で激しくジャンプするようになり、ソファが壊れたのでトランポリンも処分しました('A`)
    病院で病んでる母扱いされるのしんどいですよね…。うちは真逆のタイプですが、それでも病院の短い診察時間では息子の扱いにくさが伝わらず、本当はもっと大変なんだ!と訴えてもオオカミ少年扱いでした(-_-)

  6. ka-ko より:

    私の長女も1歳半で公園デビューしてから雨の日も風の日も毎日。朝起きたらすぐに出たがり、街灯がつくまでいました。
    お昼に帰ると泣き叫ぶので、お弁当を持ち、雨の日はレインコートを着て。
    やむなく自宅にボルダリングとトランポリンを設置しました。マックもよく行きましたよ~。
    私も砂場で遊んでる子の周りでおしゃべりしているママ達が羨ましかったです。
    公園の隣に保育園があり、顔見知りのママから送迎の際エールを貰っていました^^;。
    何かあると思っていましたが、病院に行くとスペシャル良い子になり、病んでる母くらいに思われて診断もされず今にいたります。

  7. 稲倉サナ より:

    >かなママさん
    いつもコメントありがとうございます(*'ω'*)
    そんなそんな、全然素敵とかではないんです(;'∀')
    息子との壮絶な幼少期のおかげ?で、幸せのハードルが足首くらいのところまで下がり、今は天気がいいだけで(登下校が楽だわと思えるので)今日も幸せ~って思える自分、安上りです'`,、('∀`) '`,、

  8. かなママ より:

    過去も今も本当に素敵なママさん。相変わらずリスペクトしとります(*^-^*)

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