偏食はワガママじゃない?

出典:pixabay

 

発達障害児は偏食の子が多いと思います。

原因の一つに感覚過敏から派生した「味覚障害」があるかとは思いますが、どちらかというと「こだわり」が原因だという子が多いのではないでしょうか?

常同行動の一種で、同じものを食べ続けることに安心感を覚える一方で、初見のものに対する抵抗感が半端ない、という。

 

例えばうちの息子は幼児期、強いこだわりがあり、毎日同じものしか食べませんでした。

出して必ず食べてもらえるものは白ご飯くらいだったでしょうか・・・。

特に卵・乳製品は一切口にせず、子供が好きそうなシチューやグラタン、オムライスのようなものは一度も出したことはありません。パンも嫌いで、毎食息子のために白ご飯を用意していました(混ぜご飯はNG。白米しか受け付けません)

 

パン、牛乳、卵、チーズ、ヨーグルトが食べられれば、朝食は楽でいいのにな、と思ったこともあります。

というのは、うちには年齢の近い健常の息子がいるのですが、この子も好き嫌いが多い方で、朝はパンでなければ食が進まない子でした。

 

自閉の子に和食、健常の子に洋食、と、毎日別メニューを作って出していたのです。

 

幼稚園に行く年齢になり、その園には給食がなかったのでお弁当を持たせていましたが、自閉の子はおにぎり、健常の子はサンドイッチ、のように別メニューを作って持たせていました。大変でしたが、嫌いなものを入れても残して帰ってくるので。

 

このままでいいのかなという気持ちはありましたが、とにかくどうすればいいのか全く見当もつかず、ただただ子供の好きなものを、毎日同じメニューを与え続けていました。

 

そんな日々に転機が訪れました。

長くなったので続きます。

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