偏差値の高い学校に発達障害児が多いのは真実か?
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こちらの記事は私見であり、根拠のあるものではないということをあらかじめお断りしておきます。
一方で、検索すると同様の記事や体験談も出てくることから、あながち間違いではないとも思うので、あらためて記事に取り上げてみようかと思いました。
「知的障害を伴わない発達障害のお子さんで勉強が得意」という方にご一読いただけたらと思います。
「東大生の4人に1人は発達障害」は都市伝説なのか?
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先日、こちらの記事☟で「知的障害を伴わない発達障害の子」のほとんどが普通級に在籍し、定型発達の子と何ら変わりなく過ごしているであろうことを書きました。
うちの長男は重度知的障害を伴う自閉症児なので、普通級に通う発達障害児の情報にはどちらかというと疎い方ではあります😅
ただ、定型発達の次男を通して、普通級に在籍する発達障害児の様子を知る機会はありました。
まさについ最近のことですが、次男から同じ高校に通う友達について話題になったときのことです。
「〇〇(次男のクラスメイト)、最近部活の仲間内で孤立してるみたいなんだよね」
〇〇くんというのは次男のクラスメイトのなかで特に仲良くしている4~5人のうちの一人です。
なかなかのイケメン(顔の造作は話の筋には何の関係もないけど🤣)で成績優秀、個性強めな生徒たちの中では比較的控えめでバランスのいい子、というイメージだったんですよね、〇〇くんは。
人間関係では苦労しそうな感じがしない子だっただけに、「ええ?何故に?」と思った私に、次男が言ったのです。
〇〇くんはADHDなんだと。
えっ( ゚д゚)
知らなかった!
これまでさんざんお友達の話をしてくれていた次男でしたが、〇〇くんが発達障害だという話をしたのは今回が初めてのこと。
〇〇くんはADHDであり、定期的に病院(児童精神科と思われる)にも通っているとのことだから、おそらく子供の頃にすでに診断済みで、親御さんもフォローしてきての現在なんだろうな、と思いました。
というのも、次男の話を通してしかわからないものの、対人コミュニケーションに難ありとは思えなかったんですよね。
きっと自分の障害を自覚し、対人面では特に気を付けながら過ごしているのかな?と。
ちなみに〇〇くんは部活の仲間と拗らせてしまってはいるものの、学校内にはクラスメイトをはじめ、相談できる友人がたくさんいるとのこと。なんとか状況を改善しようと対処しているようです。
この事をきっかけに、今まであまり深く考えたことはなかったものの、次男の学校には実は他にも発達障害の生徒は結構多いのでは?と思うようになりました。
だって、〇〇くんが発達障害なら大半の生徒が発達障害では?と思うほど個性的な子がたくさんいるんですよ😂
次男のクラスメイトには普段まったく勉強しないのに、試験前にチラッとノートを眺めただけで試験で高得点をたたき出す生徒がいるそうで、カメラ・アイ的能力(物事を瞬時に記憶できて、しかも忘れないで記憶を保持できる能力)の持ち主なのか、暗記力が異常に高いのかは知らんけど(゚з゚)
留年ラインぎりぎりの崖っぷち状態にいる次男なんぞはたいそう羨ましがっていました😂
その子が発達障害かどうかはわかりませんが、知的障害のない発達障害児の場合、むしろ学力面で秀でている子もたくさんいますよね。
発達障害の特性がいい方向に向いているケースかと思いますが、知り合いのお子さん(発達障害の診断済み)の中には実際に偏差値の高い高校に入学している子が何人もいます。
そういえば東大生の4人に1人は発達障害なんていう記事を読んだことがあったな…と思って調べてみたんですけど、こちらですね☟
東大生の4人に1人は「アスペルガー症候群」 元東大院生のツイートに現役も「マジだと思う」: J-CAST ニュース【全文表示】
実際のところどうなのかはわかりませんが😅
それでも東京大学の公式サイトにはこんなページも☟
これは実際に発達障害の生徒が多いからこその対応なのかな、と思ってみたり😅
けれども、実際に次男がそこそこ高偏差値の学校に入学し、学校での様子を見聞きするにつけ、これは発達障害の子にとっては居心地の良い環境なのではないか?と思うようになったんですよね。
もしかして発達障害を抱えている子供が偏差値の高い学校に進学することは、理にかなっていることなのかも、と。
ぼっち上等!高偏差値の学校は校則が緩くいじめも少ない?
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以前、ブラック校則について記事を書いたことがありますが、その際にこういう情報がたくさん出てきたことを覚えています。
偏差値の高い学校は校則が緩く、いじめが少ない。
これは実際そうだな、と思いましたね。
首都圏にある高偏差値の学校は実際に校則が緩い学校が多いですよね。
制服はあっても着なくていい。髪の毛はパーマでも染めてもOK。ピアスや化粧をしてきてもいい。法的に禁止されていること以外であれば何をやってもOK、生徒の自主性におまかせ、なんていう学校も。
学校や先生からの締め付けはほぼ無い、つまり圧がない状況ではストレスも生じづらい…ということからいじめも起こりづらくなっているんですかね。
次男の学校でもいじめについては話題にのぼることすらなく、基本的にぼっち(独りぼっち)でいても違和感や孤独感を感じることも、感じられることもないのだそうです。
いつも一緒にいる決まった友達がいなくても目立つこともないし、知らない人同士のグループで共同作業をするような場合も、無理して何か話さないと!みたいな雰囲気もない。
みんな自由な感じで、個人個人が好き勝手に行動していて、それについて文句を言う人もいない。
とても気楽なんだそうです。
そういえば次男は高校に入ってからあまり周りの人の行動を気に掛けることがなくなりましたね😅
クラスメイトの言動に対してさらっと受け流すことができるようになったような気がします。
こういう環境であれば、発達障害の子も無理なく過ごすことができるのかな…と思いました。
その先の就職の際につまづくことはあるかもしれませんが、勉強の得意な発達障害のお子さんにはこうした進路もあるんだな、と思った一件でした。
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サナさんこんにちは。
定型発達の長女は高校(進学校)から、人間関係らく〜♪でした。
大学は自宅から遠く離れた場所に進学。理由は「自閉症の弟と離れてみたい!」という強い希望でした。地元進学と比べて諸費用が高くつき、住宅ローン二軒分払っている気分です。毎月引き落とし日には、泣きたくなります。( ;∀;)
きょうだい仲はそこそこ良いですが(俺さま的姉と、大人しいけど、うざったい弟の構図)、成長すると溝はできますね。うざったいレベル通り越してきますから! うざいが日々大気圏突入で、えびコロッケも心の拳がぐ〜になってプルプル震えています。
長女には不自由をいっぱいかけてしまったので、一度離れて生活してみるのは良かったと思いました。
卒業後は戻ってくるかな〜? 来ないかな〜?
どっちでも良いよ。お金出せるのは大学卒業まで、そっから先は自分の力で生きてくれと伝えています。
で、受験の際にいろいろ大学を調べた時期がありますが、障害を持つ学生さん向けの支援部署がいくつもありますね。それだけ在籍者もいるのでしょう。
東大は、障害を自覚していない学生さん向けに、コミュニケーションのサポート支援もありました。手厚いな〜
うちの場合は兄弟仲が悪いのですが、きょうだい児の「離れてみたい」という気持ちわかります(ノД`)・゜・。
それでもうちの次男の場合ですが、重度知的障害・中~重度自閉症の兄弟がいたことで良かったと思うこともあります。
(本人が良かったと思っているかどうかは不明ですが。汗)
それは、太郎の障害が重すぎて、知的に遅れのない発達障害の子や軽度知的障害の子のことを「普通の子」として見ることができることです(;’∀’)
太郎に比べるとみんな「普通」なんだそうです。
それでおそらく〇〇くんのADHDのことも全く気にならないようです。
太郎に対してはどうしても兄弟としての感情が入ってしまいますが、一般の障害のある子に対しては偏見があまりなく、どちらかというと寛容な方だと思います。
この点はすごくよかったなと思います。
それに地元から少し離れた高校に通うことで、太郎のことも少し違った見方をできるようになった気もします。
もしかしてえびコロッケさんの長女ちゃんも距離を置いたことで弟さんへの感情に変化が生まれているかもしれませんね。
このご時世、障害をもつ学生さん向けの支援のある大学も多そうですね。
学校はずいぶん進化してきている印象です。
この勢いで就職・就労に関してもどんどん進化していってくれるといいのですが。