ギフテッドとサヴァン症候群~ドラゴン桜より~
出典:pixabay
今夜「ドラゴン桜」の第4話がつい先ほど放送されていましたよね。
私は録画したものを明日の夜に次男と一緒に観ようと思っていたので、まだどんな内容だったのかは知らないのですが…。
ブログのチェックをしていて、ん?
あれ…( ゚д゚)
👆このブログの検索件数がすごいことになってる😱
前回のブログにも書きましたが
10時に雨が降る、と予言した種明かしがされたのか?
それとも東大専科に入ったのか?
発達障害であることが明らかになったのか?
き、
気になる😂
でも先に観ると次男に怒られるし(゚з゚)
でもでもっ、気になるよー😂😂😂
ってことで、次回(第5話)予告だけちらっと観る事にしたんですよ✋
そしたら東大専科にもう1人加入、みたいな展開になってますよね?
これはついに原健太くんが加入するってことなんですかね。
ううっ…
とりあえず第4話が観たい😂
原健太くんはアスペ?知的障害あり?
前回も書いたんですが、見るからに「発達障害だよね?」と思われる原健太くん。
ドラマの展開的に、東大専科に入って東大を目指すのはおそらく間違いないと思われる😑
だけど。
彼はかなり自閉度がキツいか、知的障害が重い感じですよね?
第4話の終わりの方で演じている様子を見る限りは、IQ50~70程度の中軽度知的障害ありの自閉症、という感じの話し方や素行だよなー、と思うんですよね。※私個人の主観です✋
知的障害のないアスペルガー(高機能自閉症)とはちょっと違う感じ。
知的障害のない自閉症の子って、喋り方は普通の子とあまり変わらなくないですか?
(ただ空気が読めないので喋る内容はおったまげー😂みたいなことはありますが)
ちょうちょ~待て~エヘッ!という振る舞いは、結構知的障害重めな感じがするんですよね。
うちの息子@IQ30の場合は、原健太くんのエヘヘ風味にさらに多動を加えた感じなんですが😂
ギフテッドとサヴァン症候群
となると、原健太くんは知的障害があるのかな?
でも知的障害があるのに東大受験できるほどの学力があるのって、なんか矛盾してない?…と思いますよね。
私もそう思ってたんですよね。
発達障害の子のなかで、特別な能力を持つ子のことを「ギフテッド」なんて呼ぶこともありますが
特別な能力があるというと「サヴァン症候群」という言葉も耳にするけれど、ギフテッドとどう違うの?
…といろいろ気になったので調べてみました✋
ギフテッド(Gifted)、知的ギフテッド(Intellectual giftedness)とは、先天的に、平均よりも、顕著に高い知性と共感的理解、倫理観、正義感、博愛精神を持っている人のこと。外部に対する世間的な成功を収める、収めないにかかわらず、内在的な学習の素質、生まれつきの高い学習能力や豊かな精神性を持っているということである。
アメリカ教育省は「ギフテッドとは、同世代の子供と比較して、並外れた成果を出せる程、突出した知性と精神性を兼ね備えた子供のことである。」と1993年に定義している。ギフテッドにおける高度な知的能力と精神性は、誕生時点から生涯にかけて見られる。 ギフテッドは知性や精神性のどちらかのみが発達しているということはなく、生まれ持った高い知的能力と強い共感力や正義感・倫理観、深い洞察力などの豊かな精神性を、個々が育った環境や教育環境に依存することなく兼ね備えている。
ギフテッド (gifted)の語源は、贈り物を意味する英語の「ギフト (gift)」 であり、神または天から与えられた「天賦の資質」、または遺伝による生まれつきの「特質」であり、非ギフテッドが早期教育や先取り学習によってギフテッドに成長することはなく、「ギフテッドの才能を伸ばす」という言い方はできるが、「こうすればギフテッドになる」とは言わない。
まあ、ギフテッドというのは平たく言えば、「生まれながらの天才」「先天性の天才」ってことなんですね。
で、ギフテッドは発達障害であることが前提とはされていない、つまり発達障害のある人にのみ与えられる能力とは限らないわけなんですね。
そしてギフテッドの説明の中にこんな記述がありました。
サバントとは、知能障害などを抱え、社会生活がきわめて困難である一方で、「一つの」分野で特異な能力を発揮する人間を指す。とくに、自閉的サバントは、自閉症ないし発達障害を持つサバントを指す。自閉症において、この語は1978年に「Psychology Today」紙で提唱された。元々は“Idiot savant”(イデオ・サバン)と言った。これはフランス語で「馬鹿な学者」と言う意味で、後に政治的配慮から単にサヴァンと言われるようになった(フランス語では“SAVANT”の“T”は発音しない)。ギフテッドのなかには2E(Twice Exceptional:二重例外)と呼ばれる、「ギフテッドであり、なおかつなんらかの知的障害を持つ人たち」もいるが、知的障害を伴うが並外れた能力を持つサヴァン症候群の人を、原則的にギフテッドには含めない。
「知的障害を伴うが並外れた能力を持つサヴァン症候群の人を、原則的にギフテッドには含めない。」
ということは、サヴァン症候群はギフテッドとは別物、ということなんですかね。
ちなみにサヴァン症候群についての説明はこちら↓
サヴァン症候群(サヴァンしょうこうぐん、英語: savant syndrome)は、知的障害や自閉症などの発達障害等のある人が、その障害とは対照的に優れた能力・偉才を示すこと。また、ある特定の分野の記憶力、芸術、計算などに、高い能力を有する人を示す、ICD-10コードはF84.9 特定不能の広汎性発達障害に分類される。
イギリスの医師ジョン・ランドン・ダウン(英語: John Langdon Down)は1887年、厖大な量の書籍を1回読んだだけですべて記憶し、さらにそれをすべて逆から読み上げるという、常軌を逸した記憶力を持った男性を報告した。その天才的な能力を持つにもかかわらず、通常の学習能力は普通である彼を「idiot savant」(イディオ・サヴァン=賢い白痴、フランス語)と名付けた。ただし、彼が自閉症の診断基準を満たしている記述は論文には存在しない。論文上には「他の学習能力は通常である」と記載があるのみである。後に「idiot(白痴)」が差別的な意味を持つことから「サヴァン症候群」と改められた。
このWikipediaの中に、具体的な能力についても書いてあったんですが、
- ランダムな年月日の曜日を言える(カレンダー計算)。ただし通常の計算は、1桁の掛け算でも出来ない場合がある。(ただし簡単なカレンダー計算は軽度知的障害がある自閉症の10人に1くらいはできるとされているのでほとんどの場合はサヴァンではない)
- 素数と約数を瞬時に判断できる。
- 航空写真を少し見ただけで、細部にわたるまで描き起こすことができる(映像記憶)。
- 書籍や電話帳、円周率、周期表などを暗唱できる。内容の理解を伴わないまま暗唱できる例もある。
- 並外れた暗算をすることができる。
- 音楽を一度聞いただけで再現できる。
- 語学の天才で数カ国語を自由に操る。
この他にも様々な能力(特に記憶に関するもの)がみられるが、対象物が変わると全く出来なくなってしまうケースがある(航空写真なら描き起こすことができるが、風景だとできない、など)。
サヴァン症候群の場合はギフテッドと違って、発達にかなり凸凹があるみたいですね。
うちの太郎はサヴァンでもなんでもありませんが😂それでも「航空写真なら描き起こすことができるが、風景だとできない」みたいな、謎の凸凹がありますもん。なんとなく、少しだけ親近感がわきますね🤣
今回の「ドラゴン桜」の原健太くんは、同じくサヴァン症候群の主人公を描いたドラマ「ATARU(アタル)」のチョコザイくん、「グッドドクター」の新堂湊と似たような描写で描かれているので、きっとサヴァン症候群なのでしょうね。
グッドドクターと言えば、公式ページに医療監修をした医師のコメントが掲載されていたのですが、
新堂と同じ写真記憶能力の方もいました。その方は30代で最重度知的障がいで、精神年齢は1歳か2歳で発語はありませんでした。付き添いの方と街に出かけて帰ってくると、その様子を写真のように精密に描くんです。文字は読めないのに、看板の字もそのまま描いてしまいます。
こういうこともあるんですね( ゚д゚)
サヴァン症候群の最重度知的障害者が、現実世界にもいるなんておったまげー😲
こういうのはドラマの世界だけかと思っていました…。
話をもとに戻しますが😅
ということは「ドラゴン桜」の原健太くんはきっとサヴァン症候群で、なおかつ「映像記憶(写真記憶)」=目に映ったものを瞬時に記憶できるという能力を持っていて、その能力を活かして東大に合格できる…という展開なんでしょうかね?
第5話では、原健太くんを東大専科に入ったことで、一流大学コースとの再勝負に勝つ、みたいな?
ああ、展開が気になります😂
でもその前に第4話の録画観なくっちゃ(゚з゚)
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知的障害、発達障害の方にびっくりさせられる事多いですよ。
私が歌った歌を一回で覚えたり、お父さん帰宅する前に「お帰り」うん?まだお父さん帰宅していないのに…数分後にお父さん帰宅。犬並みの聴覚
お腹が痛くてトイレをお借りしようかと思っていたら、「トイレは?」えっ!!私の考えている事読めるの?
鳥肌の現象いっぱい経験しています。
えっ!!何で?と聞いても答えは帰ってきませんがね。
ドラゴン桜の原君?今後の活躍楽しみです。
太郎君も何かこの先あるかも?ですよ。
すごいですね( ゚д゚)
そういえばうちの実家で飼っていた猫が、父の車の音を聞き分けていたんですよ。
人間の耳で聞こえるよりもずっと早い時間に気がついて、玄関で待っているんです。
知的障害のある人は五感が研ぎ澄まされているんでしょうかね?
うちの太郎にももしかしたら何か才能があるのかもしれないですね!
はじめまして。夫と娘がアスペで息子が高機能自閉症、私自身はADHDであろうと確信している主婦です。
初回でいきなり自閉症らしき特徴を持った生徒が現れたので、「龍海が総合教育を実践しているというアピールなのかな」と思ったら、毎回登場するので、これはもしやと思っていたら予感的中でした(^_^;
自閉症もアスペもADHDも、今はすべて発達障害あるいは自閉症スペクトラムという名称になっていますが、特にアスペと高機能自閉症は明らかに違いますよね。
息子は2~4歳頃には知的レベルが中度遅滞相当でサバンらしき特徴を持っておりました。過去未来のカレンダーの曜日を当てるのは序の口で、一度見たもの教えたことは決して忘れず、一度通った道は俯瞰された状態で地図に表せる、3桁のかけ算(暗算)ができるなどのほかに、英会話教材のDVDは一度聴くとすべて覚えてしまい、シチュエーショントークだけでなくスクリプトも諳じてしまうので、まるで「一度聴いただけで英語を習得」したかのようにはた目には見えました。ですがそれは主治医いわく、忘れないのではなく、脳が正常に機能しないせいで「忘れられない」というのが正しいそうで、記憶のされかたもランダムなため、すべて意味を持たないデータであり、他の用途として般化させることはできない「こだわり」の延長なのだと言われました。なのでサバン的な能力は比較的重めの知的障害を伴う自閉症に発現するとのことでした。
その後の療育の甲斐あって息子のコミュニケーションスキルがアップし、こだわり行動が少なくなり、参照行動(周囲を見て場に応じた行動をすること)が増え知能指数が上がっていくとともに、主治医に言われていた通り息子のサバン的な能力は消えて行きました。
ドラマでは桜木先生が「東大合格の有力候補」「天才」と言うシーンがありましたが、サバン=ギフテッドだという解釈で進んでいくのかなと気になっています。
長文失礼いたしました。
ぐーちゃんさん、コメントありがとうございます\(^o^)/
なんとなんと、息子さんがサヴァンだったんですね( ゚д゚)
私の周りにはこれまで1人だけそれらしきお子さんがいたくらいで、あまり話を伺う機会がなかったので詳細教えていただき嬉しいです!
まさに天才と思う能力であっても、ランダムな記憶だと意味を持たない=有効活用できない、ってことなんですね。こだわりの延長だという話、妙に納得できます。
そしてサヴァン的な能力と知能指数は反比例するものだということも興味深いです。ぐーちゃんさんのご家族はとても貴重な経験をされてきたのですね。
ドラゴン桜ではどんな描かれ方をするんでしょうね。雨が降る時間を当てたからくりも興味深いです。
また次回ドラゴン桜の記事を書くと思うので、サヴァンのお子さんを実際に育てられたぐーちゃんさんのご意見を伺いたいです!よかったらまたコメントしてください(‘ω’)ノ
ドラゴン桜見ましたとても面白かったです原くん?の今後が気になる~☺️でも時代ですかね?生徒の感じがふーん( ・-・)でした。私の感想としては。
早く原君がメインの回にならないかな~って思ってます!生徒は今どきっぽいですけど、私は結構好きです♪
うちもまだドラマ見てなくて。ギフテッドの方は倫理観も高いと定義されてるんですね。本当に稀に見るタイプの人なのね。こういう方が世の中で存分に力を発揮して欲しいです。 別ドラマですが、松坂桃李くんの「あのときキスしておけば」を見ました。あり得ない設定だけど、桃李くん良いわあ。
私は実際にはギフテッドもサヴァン症候群の人もお会いしたことがないのですが、そのくらい突き抜けた才能のある人が実在するからこそ、人知を超える発明や発展が成し遂げられるのかなぁ…と思いますね。
「あのキス」は私は今期のイチ押しドラマです!!!
桃李くんがハマり役すぎますよね、最新話でパーカーのフードを絞って顔が無くなるシーン(←なんのこっちゃ。笑)があまりにも可愛すぎて( ゚д゚)もえー。
井浦新さんが日に日に可愛く見えてくるところもまた。来週が楽しみです♪♪
パーカーのシーン、良いですよね!こういう心のほんわかがあって、日々何とか過ごせてます。 免疫力上げて頑張ろう!
パーカーのシーン、お風呂のシーンでゲラゲラ笑って、ママに理解してもらえたシーンで涙して…。・゚・(ノД`)・゚・。
もはや癒しでしかないです。免疫力爆あがりますね!( ´∀`)b
こんにちは
サナさんは本当に良く調べていますね。
もうビックリ。
それにしても深いですね。
発達障害は本当に十人十色というか、奥深いので興味津々なんです(;’∀’)
親の私にも気がつかない才能が、もしかして太郎にもあるかもしれないですし!
私も気にはなっていますが、東大専科に入るのはお世話係の女の子の方か、あるいは二人ともかなと思っています。
うちの子はI Q60半ばですが、心理士に「学力とI Qは相関関係にあるがイコールではない」と言われたこともあり、気になってます。
お世話係の子は東大専科を毛嫌いしてますよね。あれって父親か母親(もしくは兄とか?)虐待(DV?)を受けていて、親が高学歴(もしかして東大とか)で、そのことが原因で大学には行かない・・・とか言ってるの?と勝手に妄想しています(;’∀’)
なので健太が誘われて、そのお世話役として一緒に東大専科に入るのでは?と予想していますが。
ところで「学力とI Qは相関関係にあるがイコールではない」は激しく共感しています!
うちの太郎はIQ30で精神年齢は4.5歳ですが、学力は9歳児程度の事ができるので、IQに換算するとIQ60でもともとの倍になるんですよね。ただそれはもともとの才能というよりは、後天的(幼い頃から訓練・学習をさせてきた)な影響も大きいかと思っていますが。