それ偏食なの?それとも好き嫌いなの?

出典:pixabay

 

いつもブログをご覧いただきありがとうございます(*’ω’*)

 

今日のお昼どき、自閉症の長男・太郎が

「ミートソーススパゲティ!」

と、食料庫からレトルトのミートソースを取り出しながら言ったのです。

 

うちは基本的にミートソースは手作りなんですが、忙しい日のお昼ご飯用に2~3個レトルトも買い置きしています✋

がっ!

 

太郎が取り出してきたレトルトのソースは、前回の緊急事態宣言の際に買ったもので、平常時なら絶対買わないデミグラスソース味のものでした(‘A`)

あの時はレトルト食品が品薄だったんですよね。

 

で。驚いたのはなんといっても、太郎。

 

アンタさぁ

ミートソーススパゲティ、嫌いだよね?😂

 

偏食については過去、いくつもブログに書いていますが。

わりと現在の太郎。

自閉症由来の偏食もほぼ改善されつつあり、何でも食べられるようにはなっています✋

 

ですが、やはりこだわりは根強く残っていて、

ミートソースパスタは自閉症由来の偏食として、あまり食べたがらないメニューの一つです。

 

いわゆる好き嫌いと違って、場所が変わると食べたり、手作りは食べないけどレトルトは食べる、みたいな感じなんですよね。

 

太郎の場合、レトルト、それも決まったメーカーのものはむしろ好きなようで、以前一度だけ食べたことのあるデミグラスソース味のミートソースを取り出してきたんですね。

 

そこは好き嫌いと違って、

偏食は工夫次第で「嫌い」が「好き」に変わるのが面白いところですね。

 

でも、中学生の現在ではこうした偏食はほとんどなくなっていて、偏食が無くなってあらためて気がついたことがあります。

 

あ、太郎、この食材をこれまで食べてこなかったのって・・・

偏食じゃなくて単なる好き嫌いだったんだ😂

ということです。

 

当たり前なんですけど、自閉症の子供も、自閉症のこだわりや感覚過敏からくる「偏食」だけではなく、

単に食の好みからくる「好き嫌い」があるってことです。

 

偏食が改善されても好き嫌いは残ります。

 

だって、定型発達の子供も、好き嫌いはありますよね?

 

ちなみに偏食が改善された今、

うちは自閉症の長男より好き嫌いの多い次男の方が食べられるものが少ないです(‘A`)

しかも次男は味にうるさい男なんですよ。

 

なので、3~4年前くらいまでは、

あれ、これって偏食?それとも好き嫌い?

と悩むこともありましたね。

嫌いなものを無理して食べさせるのもなー、と思っていたものですから。

 

けど、今ならはっきり、太郎が「単に好みとして嫌いな食材・料理」がわかるようになりました✋

こうなってくると楽ですね♪

 

太郎は嫌いな食材やメニューはわりと少ないし、学校や外食先で出てくると我慢して食べているようなので、家では無理して食べさせないようにしています。

 

偏食が酷いタイプのお子さんだと、純粋に「好き嫌い」由来のものまで「偏食」としてとらえがちですけど、

私は自閉症由来の偏食と好き嫌いとは全く別物だと思っています。

あくまでも私の持論ですけども。

 

すべての事象を「自閉症だから」「発達障害だから」と思ってしまいがちですが、

実は”自閉症あるある”ではなく、”子育てあるある”だった、ということも他にもあるのかも?

 

なんて思った、今日のお昼時でした✋

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それ偏食なの?それとも好き嫌いなの?” に対して11件のコメントがあります。

  1. 稲倉サナ より:

    >kn212さん
    ('ω')ノ

  2. 稲倉サナ より:

    >kn212さん
    カッとしないで、いちど貯めてから吟味するのはkn212さんの良いところだと私は思いますよ(^^)/
    私は気が短いのでむしろ見習いたいです!
    そしてこういう相談は私も勉強になるので、また気軽にコメントくださいね('ω')ノ

  3. 稲倉サナ より:

    >kn212さん
    その方は自分のやり方にとても自信を持っているんでしょう。そしてそれ以外のやり方をする人を否定的に捉えるんですね。他者から学ぼうという姿勢が皆無なのかと。おいくつなのか知りませんが、”老害”と言われてしまうタイプですね。そういう人はもう聞く耳は持たないでしょうから、真向から対立せずに、kn212さんはその方の影響の及ばない部分で自分のやり方を試す、というところでしょうか…。
    理不尽ですね(´・ω・`)

  4. kn212 より:

    >稲倉サナさん
    ややこしい話にお付き合いくださりありがとうございました。そしてブログに楽しみに待っています。
    何だかね、先生は、「いつもはかわいいから許しちゃうけど、」とか、その子が大暴れした後に、「でもその後に難しい問題をやって出来たんですよー」とか、よく分からない発言があります。機嫌を直して勉強を頑張った、なら分かるけど、難しい問題が出来たというその子の勉強の能力を褒めるのは訳が分かりません。
    私は自閉症の子のことがあまり分からなかったので、いろいろな方にブログを通して聞いていました。まずは癇癪や他害は予想してやらせないように周りが配慮すること。癇癪中は本人も困っているということ。それから、他害を止めさせるには、やってしまった時にどういう気持ちだったか本人に聞くこと、やられた子は痛かったよと言うこと、それが身内だったらどう思うか?と言う、…でした。その子によって対応は違うと思いますが、そうなんだーと思って実践したりしています。私は、その先生のその子を追い詰める言い方をするところが気に入りません。私も発狂しそうになって聞いています。今年になってあまり聞いてはいませんが、何だか酷いです。
    また長くなってしまいました。同じ学校の他の先生にも相談しているのですが、それでもその子の暴れや他害は昨年より減っているそうです。学年主任の性格的なことも聞いています。まぁ仕方ないですね。私は私の思ったやり方で、やるしか…。考えてやってみます。

  5. 稲倉サナ より:

    >kn212さん
    おはようございます!
    疑問に対する回答ですが、私もプロではないので参考までに、ということで。
    まず、エコラリアで気分転換はできません。
    反射的に言われたことを発声しているだけで、意味を考えたりするわけじゃないので。
    無意味だと思います。
    ただ、友達に物をぶつけた時にやる対策としては、席を離して隔離することはクールダウンの意味で良いかと思いますが、それはあくまでもクールダウンであり、罰であってはいけない。原因と結果の因果関係が理解できないから、罰を与えても意味がないだけでなく、二次障害になる可能性もあります。
    ただ、問題行動を起こしたその直後に、「やられた側の子は痛かったよ、悲しいよ」と、相手側の感情を伝えることはするべきです。
    そして、クールダウンした後は何を言っても無駄ですね、むしろ逆効果です。時間が経つと、何のことを言われているかわからないので、あくまでも現行犯としてその場で言わなければ意味がないかと。
    そして肝心な、やった子供自身の気持ちですが、私はエコラリアを利用することはあります。
    そのことについて、今日はブログの方に詳しく書いてみますね。

  6. 稲倉サナ より:

    >ぐちおさん
    コメントありがとうございます(*'ω'*)
    ドレッシング系は独特ですよね。
    マヨネーズが嫌いな次男はそういえばサラダに塩をかけて食べることが結構ありましたよ。
    次男はマヨは徹底して嫌いなのでポテサラはダメ、マヨが使われているお惣菜パンなど、マヨが微量でも入っているとNGなのですが、同じくマヨ嫌いのうちの夫はぐちおさんの長男さんと同じでポテサラは好きなんですよね。
    謎ですね~。

  7. 稲倉サナ より:

    >はちのすけさん
    コメントありがとうございます(*'ω'*)
    幼児期は判断つかないですよね!
    うちの定型の次男も2歳の頃は何でも食べていたのに、3歳になったら急に食べられないものばかりになって。
    味覚が発達したことにより、味の違いがわかるようになったのかなと思います。
    一方長男の方はあきらかにお菓子のメーカーにこだわったり、見た目でこだわったり、ポテトはマクドナルドのものしか食べなかったり(笑)
    すべてが特性だよと思っていましたが、それでも今考えると特性ではない部分(そもそも和食党であることとか、ある特定の嫌いな食材とか)もあったんですよね。
    難しいですよね~。
    まあ、区別ができないときは、いずれにせよ、少しずつ改善できるように工夫するしかないのかなぁ。

  8. 稲倉サナ より:

    >ママリンコさん
    わかります!!
    私も好き嫌い多かったので、子供の頃は卵かけご飯だけで生きていたような感じです(笑)
    それが大人になってから食べられるようになったものが多いです、特に野菜系。あと匂いのしない新鮮な魚介類。
    ホルモン系は新鮮じゃないと不味いですよね。
    多分、ママリンコさん、私と同じで鼻が利くんじゃないですか?
    私臭いのが駄目で、魚介類など、匂いのする系のものは新鮮な食材じゃないと食べられません('A`)

  9. 稲倉サナ より:

    >なおちんさん
    コメントありがとうございます(*'ω'*)
    あーなんかわかります。うちも甘いものはNGで、果物もまったく食べない子だったので。
    いわゆるご褒美がご褒美にならないっていうね(;'∀')
    自閉症由来の偏食がなくなってからは、アイスクリームはOK、プリンはカスタード味だけOK、果物も好きな種類は食べられるようになったので随分楽ですね。
    ただ、生クリームがまり好きじゃなくて、シュークリームとかケーキは一切食べたがらないので、誕生日やクリスマスはスポンジのケーキが買えません(´・ω・`)
    うちも夫婦、祖父母とも甘い物大好きなんですけどね~。
    不思議ですよね。

  10. はちのすけ より:

    うちの3歳の息子、まさに偏食なのか、単なる好き嫌いなのか、判断しかねます…。
    家では食べないものも、療育の給食では食べられたり、太郎くんのようにレトルトだったら食べるものもあって、本当に不思議です。
    食べ物に関わらず、色んな場面で「これは特性?それとも…」と頭をよぎったりします。
    でも、食べ物に関しても、単なる好き嫌いなのか、特性による偏食なのか…という疑問を夫に言ってもわかってもらえないんですよね、ハァ(´Д`)

  11. 稲倉サナ より:

    >こーさん
    コメントありがとうございます(*'ω'*)
    レバーは私もあまり好きじゃないんです。
    新鮮だとそれなりに美味しいかな?とは思いますが。
    でもあとは全部食べられるのはすごい!
    私は好き嫌いが多い方なので尊敬します!
    偏食と好き嫌いは見分けがなかなかつかないのと、食の好みは年齢を重ねると変わっていきますからね~
    食べるものが増えた方が幸せですよね♪

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