<障害者雇用>企業が欲しがる人材とは?②
出典:pixabay
このブログはこちら↓の続きとなります。
一般就労(障害者雇用)について調べていたら、こちらのレポートを発見しました。
このレポートを作成した「アイエスエフネットハーモニー」という会社は
エンジニア派遣業の「株式会社アイエスエフネット」が障害者雇用促進のために設立した特例子会社のようです。
「企業における」障がい者雇用について
-企業が望む就労支援-
https://www.nivr.jeed.or.jp/vr/p8ocur00000088cw-att/vr18_essay13.pdf
PDFファイルなので、クリックしても開かない場合は
URLをコピー&ペーストしてください。
18ページのレポートは3つの構成から成っていますが、2番目の見出し「もし企業の障がい者指導者が知的障がい児の教育を行ったら」という部分のレポートの内容は、企業就労を希望する障害児の親御さんにとって、とても参考になると思いました。
実際に読んでいただければわかると思いますが、どういう内容か、ということを抜粋して簡単にまとめさせていただきますね。
※以下は上記URLの引用です※
もし企業の障がい者指導者が知的障がい児の教育を行ったら
-知的障がい者が一般企業に就労する前に習得しておいてもらいたいこと-
障がい者指導員が障がい者教育で重視していることのひとつに、『成長』がある。
① 何か1つ自信が持てる仕事を作って欲しい
② 精神的・経済的自立を目指して欲しい
③ 戦力となりえるような人材に育って欲しい
障がい者を雇用するにあたって、単に法定雇用率を遵守する目的以外にも、障がい者本人に対する「成長」も期待しているわけですよね。
これは企業によって考え方はそれぞれかもしれませんが、概ね共通して言えることなのでは、と思います。
一方で、実際に障がい者とともに働いている従業員たちは
障がい者をどう評価しているのか
障がい者に何を求めているのか
従業員に簡素なアンケートを実施した結果が、レポートには記載されていました。
アンケートの質問項目は下記の3項目。
あまり時間をかけず、瞬間的に思いついた人物を挙げてもらうようにしたそうです。
質問①普段の言動や身だしなみに好感がもてる
質問②能力や理解力が高く、仕事が出来る
質問③その人なりに仕事を頑張っている
予想では、評価の高い障がい者の特徴は
・軽度障がい者
・指示の理解力が高い
・臨機応変な対応が出来る
という特徴を持っている障がい者が選ばれるだろうと考えていたようです。
しかし。
アンケートの結果は、圧倒的に周囲より高い評価を得た障がい者は2人で、予想に反して2人とも重度判定を受けた障がい者だったそうです。
そのうちの1人は、ある程度の責任のある仕事を任せられるまでに成長したH君(21歳)。
指導者達からの評価も、同僚からの信頼も高く、重度障がい者ではあるが従業員からの評価が高いことは予測出来た。
しかし、もう1人の障がい者は、指示理解力が低く、臨機応変な対応は期待出来ないため、指導者からの評価はかなり低いK君 (23歳)。
他の障がい者においても、
指導者の評価と従業員の評価がかなり異なったケースがあったそうです。
では、なぜ
指導者から仕事の能力が低いと評価を受けているK君が、従業員から「仕事が出来る」という 評価を得たのか?
K君はいつも元気で挨拶もしっかり出来るため従業員からの好感度が高く、
従業員から頼まれた簡単な仕事(物を運ぶ・持ってくる等)を快く引き受けるため感謝されていた。
その積み重ねで、従業員からの評価が高くなったと推測される。
要するに、障がい者と一緒に働く従業員は『指示されたことを指示された通りにサッと出来る障がい者』も高く評価される傾向がある。
自分の補佐的な仕事を障がい者がやってくれると助かると感じている従業員が多いからだろう。
従業員にとって、
その人の障がいの状態と仕事量は比例しないと言える。
従業員は指示された通りに仕事をする人を望み、特に障がい者に成長を期待しているわけではない。
要するに、障がい者は、従業員に近い能力・技術力が無くても、社会人として基本的な行動(挨拶や返事)が出来て一生懸命働いていれば、高い評価を得られる可能性があるのだ。
①指示理解力が高く臨機応変な対応も可能な人
②素直で挨拶が出来て指示されたことができる人
この2つのタイプのうち、どちらかの特徴を持つ障がい者が、企業で求められている障がい者像である。
しかし、②タイプの人はそれだけでも構わないが、①タイプの障がい者には②の特性も備わっていなければならない。
従って、企業から欲しいと思われる障がい者は、②の特性を持つ障がい者だといえる。
子供が障がい児だと判明しその子の将来を考える時、
親はまずどういう環境で教育していけばその子に とってベストかを考えるだろう。
その選択肢として、
①特別支援学校小学部
②小学校の特別支援学級
③地域の小学校
が挙げられる。
通学手段・勉強内容・人間関係・将来への影響力など、いろいろな面から検討し決断をしていくと思われる。
ここでぜひ考えて頂きたいのが、それぞれの教育のコンセプトの違いである。
特別支援学校や特別支援学級では、
主に社会性を育てることを中心に教育していく。
学習に関しても、その子供にあった能力やペースで社会に出て役に立つ内容を学習していく特徴がある。
一方、小学校では、社会性や将来的に役立つ知識の習得や学習の他に、中学・高校・大学へ進学するための勉強も行っている。
弊社に勤務している障がい者の中にも、
知的障がいと認定されたが、地域の小・中学校を卒業し、高校に進学し、卒業後に障がい者として就労している者がいる。
彼らに共通していることは
① 依存心が高い(面倒をみてもらうのが当たり前)
② 自発性が無い(意欲が無い)
③ 自分を卑下している(どうせ自分なんて…) の3点である。
中には、学生時代に先生や同級生から「そこにいるだけでいい。何もするな」と言われ続けたり、「どうせ出来ない」と決め付けられて誰かがやってくれ たり、といった経験をしてきたため、自発性も無く、自分に自信も無い。
しかし、高卒というプライドがあり、同僚を見下す言動をすることもある。
その結果、弊社の高卒の障がい者が、従業員から高く評価されている者は 6人中たった1人だけである。
その点、特別支援学校や特別支援学級で障がい児教育を受けてきた者は、性格が明るくポジティブで友達が多いタイプか、または温和で孤独を好むが集団の中に入ってもその人なりに楽しんでいるタイプの2通り がある。
両者とも集団行動に対してそれほど苦手意識 もなく、仕事への意欲も高い。
中には、入社して数年後に後輩に仕事を教えられるくらい成長する者もいる。
彼らは指示・指導を受けてそれを実行するといった行動に慣れているため、指導者とのコミュニケーションも良好。
また、障がい者を送り出してきた学校や施設から、その障がい者への対応方法(意思の伝達方法な ど)の情報も多いので、企業側もよりよい対応がしやすい。
したがって、普通科の学校を卒業した障がい者が、必ずしも職場での評価が高く、仕事が出来るようになるとは限らない。
弊社で働く障がい者をみると、むしろ、子供の時から障がい者教育を受けた障がい者の方が、能力を発揮できる可能性が高いかもしれない。
では、将来、障がい者が企業に就職し自立した生活を目指すためには、どのような教育が望ましいのか。
学習能力や技術力の向上も必要だが、それと同時に、集団生活において受動的から能動的 に活動できるような訓練・体験をしておいてもらいたい。
もっと欲を言えば、一般企業への就職を目指す生徒であれば、
先生のお手伝いをしたり、クラスメイトのために何かをしてあげたりする機会もあると好ましい。
自分 が“誰かに何かをしてもらう存在”から“出来る範囲で誰 かのために何かが出来る存在”に障がい者の意識が 変わる体験をさせて欲しい。
障がい者にとって一番影響力が強いのが、家庭(両親)である。
どういう家庭の方針なのかによって、障がい者の人生指針が大きく変化する。
弊社に入社する際には、本人面談のほかに保護者面談も行うが、その時に障がい者とのかかわりや教育方針などを聞かせてもらうことがある。
どの保護者も教育にはとても熱心で、 これまで相当な努力と苦労を体験したのだと察する。
しかし、その熱心さが過保護・過干渉に発展してしまっ ているケースも多い。
職場で愛される障がい者に共通していることは、
自分の行動を他人に感謝されると、素直に受け止め、その行動をまた実行できる点である。
①人に評価されること
②人から感謝されること
③人に必要とされること
これらのことは、生きていく上でも就労していく上でもとても重要である。
この3つを簡単に体験できるのが、実は、
家庭でのお手伝いである。
玄関の靴をそろえる などの簡単で短時間に出来るお手伝いから、掃除や食器洗いなどの家事手伝いまで、家庭の中にはいろいろな仕事が転がっている。
障がい者に合ったお手伝いを、責任を持たせて行わせることで、責任感や感謝 されることへの喜びが芽生える。
「その仕事はあなたしかやらないから、あなたがやらなければ誰もやらない」というくらい任せられるようなお手伝いを与えて欲しい。
彼らがやり忘れたことに気づいた時、つい代わりにやってしまいたくなるが、それを我慢してその状態を放置できるようなお手伝いが良い。
障がい者を一般企業に就職させたいと願うのであれば、
子供のときから彼らに合った家庭での仕事を与えて欲しい。
家庭で自分の役割を与えることによって、障がい者に責任感を芽生えさせ、誰かの役に立っているのだという自分の存在意義を見出せるように導いてほしい。
家庭でのお手伝いさえ出来ない人が、企業に就職し賃金をもらって働けるわけがない…。
家で自分の仕事があり、それを任されている障がい者は、職場でも動きが機敏である。
今、何をしたらいいかを自分で考えて行動しみたり、わからなければ人に聞いてみたりすることが出来る。
そして、忙しい時に誰かの仕事を手伝うことも、当たり前のように受け入れられる。
そういう行動が出来る障がい者は、周囲から感謝され、 彼らは感謝されるともっと頑張ろうとするので、評価がど
んどん上がっていく。このような状態になれば、その人にとって働く環境が良くなり、それが就労の長期継続に至る要因になるのである。
学校を卒業したら、障害の有無、障害の程度に関 係なく、社会に出て生活していかなければならない。 社会との関わりは、その子の能力や状況に合わせて 行うべきであり、他の人より時期的に遅くても全く支障がない。
就職するまで特別支援学校や職業訓練校など障がい者の中で活動してきても、就職後に社会に上手に適応し楽しく働いている者も大勢いる。
就職するには、卒業校のレベルより、その子に合った学校で適 した教育を受けてきたかどうかが重要なのだ。
だから、決して焦る必要はない。
知的障がい者を就労させるために重要なことは、
誰かに評価されること
人から感謝されること
人に必要 とされること
の3点を体験しているかである。
「ありがとう」「助かったよ」の声がかかる環境を与えて欲しい。
「ありがとう」と言われた後の心地良さをたくさん体験し、それを生かせる人間は強い。
必ず良い就職先が見つかり、
そこでの働き振りが評価され、企業の人材から“人財” へと成長していく社員になれるだろう。
~以上、以下サイトより引用~
企業が望む就労支援https://www.nivr.jeed.or.jp/vr/p8ocur00000088cw-att/vr18_essay13.pdf
上記はレポートの内容をほぼ転載させていただいたものであり、私自身の言葉で書いたものではありませんが、
とても共感したので、抜粋したものをシェアさせていただきます✋
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>mamatan241さん
コメントありがとうございます(^^)
コロナ禍から、障害者の雇用もなかなか厳しいものがあるようですが、就労のためにやっておくことは、決して無駄にはならないかなと思っています。
きっと生活していくうえでもプラスになるはずかと。
周りから愛される人、ということを念頭に、育てていこうと思っています!お互いがんばりましょう('ω')ノ
とても勉強になりました。
障害者年金や世間の雰囲気から出来ることを増やすのが息子のためになるのか、悩んだ時期がありました。
ひとりっ子なので『親亡き後』が本当に心配で。。。
でも、学力(知能)だけが大切ではない、就職に限らず、社会で暮らしていける大きなヒントを頂けました。
その3点が出来る子を目指して、ゆっくり育てて行きたいと思います。
ありがとうございました(≧∇≦)
>もらもらさん
コメントありがとうございます(^^)
そうですね。これは傷害の有無に関係なく、自尊心が高すぎる人はなかなか扱いづらいというか、難しいでしょうね…。
確かに中途半端に賢くて
指示はなんとなく(完璧ではない)
理解できるが
65点ぐらいの仕事しかできずに
自尊心が高い人とかいらないですよね…
障害者に限った事ではないですが…
>stairsさん
コメントありがとうございます(^^)
私のブログは全体でリブログ不可の設定にしてあって個別設定ができません。
このシリーズのブログはリブログしていただいてかまいませんが、物理的にできないと思うので、ブログを本文中に貼っていただくという対応でお願いいたします。
このシリーズ、リブログさせていただいてもよろしいでしょうか?
知人に特別支援高の教員がいて、「障害の重さや学校の成績よりも、性格の良い生徒から就職は決まる」と言っていたことを思い出します。
>80ёさん
いろいろと詳しくご説明いただきありがとうございます(^^)
支援学校へ進学予定です!
流暢な会話はできませんが、意思疎通はある程度はできます。2~3歳児レベルの単純な質問であれば答えられます。
助成金の話といえば以前見学に行ったある福祉作業所は、助成金目当てで重度の方ばかりを雇っていて、仕事もせずぼーっと椅子に座らせている…という状況で驚きました。ただその作業所はかなり特殊なんですけどね…。他に行き場のない問題のある障害者さんの駆け込み寺的存在のようでした。
就労フェア、そうですよね。直前になってからではなく、今のうちにどんなものか知っておくと進路の選択の参考になりますね。
いろいろと教えてくださってありがとうございました(^^)
前向きに、がんばりたいです!
>80ёさん
稲倉様
おはようございます。
返信ありがとうございました。
支援学校への進学は可能ですか?
2歳程度会話でも意思の疎通は出来てますか?
以前の職場では出産時による
脳性麻痺の方が就労されてました。
手足も不自由でした。
言葉も吃り杖を使用し
雨の日は合羽を羽織り出社してました。会社側として危ないから休みなさいと言っても台風でも来てました。社会人としての自覚だったのかな?私なら甘えて休むけど(笑)
その方には
書類の整理等を行なって頂き
とても丁寧に綺麗に管理箱へ
入れて頂き、とても使いやすくして頂きました。
支援学校へ進学出来るなら可能性は確実に大きくなります。
就労しても短時間勤務も可能ですし
先が暗闇ではありません。
親御さんの気持ちとしても
お給料云々で子供が社会で働ける事が1番の願いだとお察しします。
子供は思わぬ環境で成長もします。
支援学校への進学が大前提かもしれません。
言語コミニュケーションは大切です。しかしながら障害によって
困難な方もいらっしゃいます。
だからこそ、企業も工夫を致します。例えば、お願いした事を忘れてしまう子には、メモで大きく貼って
一緒に見ながら声を出して確認を行う。日に何度も確認する子も居ます。大変だけど一つ一つ積み重ねて覚えて貰う。
メリットばかりではありませんが、デメリットを最小限にしたいと企業は思っていますので、ご家庭でも支援学校でも一つ何か出来る事を
伸ばすだけでも全然違いますので
成長の可能性は無限ですからね!
一つずつ目指して行けると良いですね。
いやらしい話しですが
重度であればあるほど企業としては
助成金の金額が上がります。
そこだけ抜粋しないで頂きたいのですが、障害のバランスを考え就業して頂くのも事実です。
互いがwinwinの関係になれれば
良いのですが。。。
情報は大切ですが、やはり自分の目で確かめる耳で聞くと、あれれ?って思う事が多いので、行動をする事が1番だと思います。
まだ早いと思っても
障害者就労フェア等に足を運び
企業様とお話しする事も参考になります。
今年はコロナの影響で縮小されてますが、是非1度お話しをすると心配や不安も軽減されるかもしれませんね。
前向きに前向きに
頑張りましょう!
良い日曜日をお過ごし下さい。
>せい@キャリアライダーさん
コメントありがとうございます(^^)
WEBサイトの方、拝見いたしました。
なるほど、こういう会社は必要ですよね。
これまで直接関係しないということもあって、あまり存じ上げない分野でした。
ご丁寧にありがとうございます。
せい@キャリアライダーさんのブログも非公開ですがフォローさせていただきました。
うちの子はまだ中学生なので、本格的に就労について検討し始めるのは来年以降となりますが、相談させていただくこともでてくるかもしれません。
その際はどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m
>ママリンコさん
コメントありがとうございます(^^)
それでも、まだ中学生だし、とか、障害重いし、とか、結構言い訳をして、やらせてないことがすごく多いんです。
今回このレポートを見て、反省しました。
確かに太郎、「ありがとう!助かる!」と言われるとすごく喜ぶんですよね。
お手伝いは最初はお互い面倒くさいと思うものですが、本人のため、将来のため、と思って、もう少しいろいろやらせてみようと思いました。
>80ёさん
コメントありがとうございます(^^)
こうやって現場を知る方の声を聞かせていただくことで、まだ3年ちょっと先だと思っていた就労が、とても身近なことだと感じられるようになりました。
うちの子は言語面の遅れが著しく、おそらく何のために働くのか、とか、働くことで賃金がもらえるとか、仕事をすることの意味とか、そういったことを説明することが難しいレベルです。(現在2歳児くらいの会話しかできません)
そういうこともあって、企業での就労は難しいかと思ってきましたが、全く可能性がゼロとも限らないのかと。
もちろん、支援学校に進学すれば、体験もありますし、それぞれの子供に向いた職場を薦めていただいたりすることになるので、親の希望を押し通すつもりもありません。
資料は資料、と割り切って考えています。
それでも、親御さんのなかには、言語コミュニケーション能力が高ければ、それだけで企業に就職できると勘違いされている方も結構いらっしゃるので、企業側の本音のようなものを知ることは参考になるかと思います。
重度知的障害のある子供の親御さんは、私の周りではどちらかというと遠慮がちで、子供が迷惑をかけないように、ということを第一に考えている方が多いです。
こういった資料を見たからといって、じゃあうちも企業に!と簡単に考えられるほど現実は甘くもない、ということは重々承知です。
どちらかとういうと、障害が重いことを理由に、お手伝いもあまり難しいことはさせなくてもいい、と免罪符のようにしていたことを、こちらのレポートを見て反省しました。
どこに就労するにせよ、家庭でしっかり教えるべきことは教える。これが大切なんだと思いました。
>稲倉サナさん
白砂さんは株式会社NANAIROを経営されています。
トップページや会社概要にお写真も出ています。
https://www.sevencolors.co.jp/
会社は渋谷区の恵比寿にあります。
オンラインセミナーをよくされていますし、YouTubeもあります。
ぜひお話を聞いてみてください。
https://www.sevencolors.co.jp/seminar
https://www.youtube.com/channel/UCZfK5R07f-KAz2gJvXNVbJg/
私からも企業の人事の立場で答えられることもあるかもしれません。なにかございましたらメッセージくださいませ。
>稲倉サナさん
太郎君挨拶出来るし、放デイでも、家でもお買い物の時にお手伝いできるし、家での食器も並べてくれるし、お洗濯几帳面にたためるし…。いっぱいお手伝いできますよね。
太郎君の未来の選択増えませんか?
支援学校であれば、企業へ見学に行く、又は春休み夏休みを利用して体験入社も行なっています。
障害者が障害者を指導する場合
必ず企業に相談員の資格を持ってる方が必要となりますので
発達障害者に対し身体障害者が指導する事はありますが、発達障害者に発達障害者又は精神障害者が指導する事は、通常ありえません。
万が一行われてる場合、その企業はあまり良くないかも知れません。
体験入社の子を見て来てますが
好奇心旺盛の子は、仕事に対して前向きです。消極的な子は仕事に対して慎重です。
1番怖いのは、仕事をしてお金を貰う、この意味を理解出来てるか?です。やりたい、やりたくないで選別する子も多いです。
評価を心配する前に、働く事に慣れる事が1番大切です。
学校とは違います、遊び感覚になる子も沢山います。途中で帰りたがる子もいます。
ご家庭で、きちんと話し理解させる事は最低限必要です。
企業によってですが、チャレンジドとかハートフル辺りだと、年に1度親御さんに、お子さんの働く姿を見て頂きます。
会社に馴染めてるかな?
きちんと働けてるかな?
様々な感想が寄せられますが
1番多い感想は
職場と家では全く別人
この感想が多いです。
企業にとって とても嬉しい感想です。
お子さんが仕事をしてるからです。
家に帰ると我儘になる事は
全身で頑張って働いてる証拠です。
誉めてあげて下さい。
頑張ってるね。誉めてあげて下さい。
私が子供達を見て羨ましいかったのは、お母さんの手作り弁当
ニコニコしながら食べてる姿は
可愛かったです。
会社に行く事
環境に慣れる事
仕事をする意味を理解する事
お子さんと良く話し合って下さい。
資料はあくまでも資料
現実と違う事も多いので
あまり鵜呑みにされませんように。
>せい@キャリアライダーさん
コメントありがとうございます(^^)
なんと、レポートの著者である白砂さんと知り合いでいらっしゃったんですね!
現在WEbサイトではお名前が記載されていなかったので、独立されて別会社を経営されていらっしゃるのでしょうか?
このレポートは発達障害・知的障害児の親御さんが知りたかった情報が書かれてあると思い、ぜひ1人でも多くの方に見ていただきたいと思いました。
企業での就労は、なんとなく敷居が高いような気がしていましたが、今回コメントをいただいたことで、少し身近に感じることができました(*´ω`)
就労に向けて、親子で一歩一歩、がんばっていきたいと思います!
>稲倉サナさん
レスありがとうございます。自分の会社の取り組みが完璧と言うつもりは全然ありませんが、一つの取組みとしてコメントさせていただきました。これからも日々挑戦です。
働きがいや誇りを感じていただけるように頑張りたいです。
P.S.
紹介してくださったレポートを書かれた白砂さんが現在経営されている会社にとてもお世話になっています。こちらのレポートは初めて読ませていただきました。嬉しかったです。
>kn212さん
コメントありがとうございます( ^ω^ )
ブログに貼っていただいて構いません(^-^)
>稲倉サナさん
とても未来が明るくなるお話だったので、自分のブログにサナさんのブログを貼っていいですか?
>みねこさん
コメントありがとうございます(^^)
ブログで紹介していただくのは構いません( ^ω^ )
>稲倉サナ
わかりました!もしサナさんが嫌じゃなかったら、私の別ブログにて紹介させていただいていいですか?
あちらのフォロワーさんは障害児の子育てしているかたはいません。
だからこそ、知ってほしいんです(^^)
>115pan777さん
コメントありがとうございます(^^)
わかりますわかります!
部活って本当にそのとおり。先輩との上下関係、先生からの理不尽な要求。部活と勉強の両立、時間のやりくり。
すべてが社会に出た時に役にたつことばかりですね。
そういう機会を活かせなかったとしたら、もったいない話です。
>ママリンコさん
コメントありがとうございます(^^)
あらためて家庭でしっかり教えて行かねば…と自壊の念を込めてブログにさせていただきました。
実際、こういうレポートを読んだ方がいいのではと思う人に限って、絶対読まないし、読んでも他人事のようにスルーされる気がします(;'∀')
>ひろまりさん
コメントありがとうございます(^^)
あるあるですよね。
やはり親御さんの希望で本来支援級・支援学校が妥当なお子さんが、ちょっと無理をして通常級、支援級に通うことで起こる現象ですね。
うちの子も喋れないために周りの子にお世話されがちなんですが(;'∀')
そこは支援級・支援学校であれば、先生がそれをやらせないように気をつけてくれるので助かりますよね。(基本、自分で全部やらせるようにしてくれます)
通常級だと先生も手が足りないため、結局は生徒にその子のお世話をさせてしまうんですよね。そして勉強もついていけないから、簡単な計算すらできない状態になってしまう。これはお子さんが可哀そうかな…と思います。
>ショコローサさん
コメントありがとうございます(^^)
やはり地域それぞれ事情も異なっているのですね。
特別支援学校卒でなければ採用もない、ということはやはり中学を卒業してからの進路はとても大事だということになりますね。
障害の軽い・重いではなく、その子の性格と家庭での躾けというのは、仕事のうえでも大きくかかわってくるのだということがわかりました。改めて、家庭での過ごし方を考えるきっかけになりました。
とても分かり易く丁寧で興味深い内容のブログありがとうございました。
大変参考になりました。責任感って大切ですよね。
考えてみるとお手伝い以外に、学校の「部活」って社会に出てから大変役立つのではないかと思いました。学校の授業はある意味主役は自分で、休んでも怠けても他者に責任がいくわけではなく自分自身の問題で終わります。でも部活って、主役は自分ではなくても個々が自分の役割を責任持って果たし共通の目的に向かう場面が多くあります。そこには、上下関係、挨拶などの礼儀も勉強出来ます。自分を振り返っても、部活で学んだことが社会人になって役にたっているなあと感じることが多かったです。
せっかく入部できた部活も、色々理由をつけては休み中途半端に終わらせてしまった発達障害のお子さんのブログを見かけたことがあるのですが、せっかくの貴重な経験を逃してしまったのでしょうね。
>せい@キャリアライダーさん
コメントありがとうございます(^^)
企業人事の方からのご意見、とても参考になります。健常者と同じく、目標設定や人事評価をし、成長を期待しているとのこと。そういう企業があるということを、とても嬉しく思いました。そういう企業とご縁をいただくことはかなり難しいことだとは思いますが、うちの子もやりがいのある職場で働けるよう、家庭でやれることはやっておこう、と気持ちを新たにしました。
>キュウQさん
コメントありがとうございます(^^)
今回のブログで、いろんな会社の障害者雇用の様子を知ることができて、とても参考になります。
毎日休まず、真面目にコツコツ、明るく挨拶のできる人。
そういう人が好まれるのは、障害者に限った話ではないですよね。
自分の子を、そういう人に育てる猶予があと3年。責任重大だなぁと、身が引き締まる思いです(;'∀')
>みねこさん
コメントありがとうございます(^^)
私も、とても勉強になりました。
お手伝いに関しては、やはり継続が大切なんだなぁ…とあらためて必要性を感じましたね(;'∀')
リブログですが、私のブログはリブログ不可の設定にしていて、記事ごとに設定を変えらません。
アメーバのリブログの機能は使えませんが、ブログを貼っていただくこと自体は構いません(^^)
>kn212さん
コメントありがとうございます(^^)
支援学校、支援級は小学校低学年からきっちり躾けてくれるので助かります。やはり家庭だけでは限界もあるので。逆に学校だけでも限界があるので、家庭と学校と、同じ方向を向いて子を導いていく必要性を感じました。
色々な情報発信ありがとうございます。
基本は家庭ですね。
お手伝いが出来ないのに、仕事ができるの?そうですよね。
あの方にもここのブログ呼んで欲しいです!!
>みちゅきさん
コメントありがとうございます(^^)
最近は法定雇用率の関係で、特例子会社が増えてきていますよね。特例子会社は知的障害が重い方もたくさん働いているようなので、選択肢がぐっと広がりつつあると感じます。
それでもまだまだ狭き門であることは変わりなく、コロナ禍で仕事も減っているということもあり・・・。我が家もあと3年、なんて悠長なことはいっていられないなぁ、と気が引き締まる思いがしました。
わかります、わかります。
小学校通常級に親の希望で在籍している支援級相当の子。
かわいいんです。でも、それだけになってしまうのです。
学年があがるごとに、周りの子がその子のお世話をしなきゃ!という感じで親身にお世話をしています。
あの子はうちのクラスのマスコット的存在ね!なんて話が出てくることも。
そこであえていうならちやほやされて楽しい時間は過ごせたと思いますが、卒業後がとても心配です。
>ヂュミコさん
コメントありがとうございます(^^)
私もわかっちゃいるけど、なかなか無理~。なんて心の中で言い訳していました(;'∀')
でもこのレポートを読んであらためて、やらせる事自体はちょっとしたことでも構わないから、継続して何か家族の役に立つ事をやらせるといいのかな、と思いました!
>zemu3さん
コメントありがとうございます(^^)
本当にこのレポートは知りたいことがよくまとまっていますよね。学校でも「将来のためにも、お手伝いをたくさんやらせるように」とはよく言われていますが、レポートを読んで、なるほどな、と思いました。
>ガッタンさん
コメントありがとうございます(^^)
福祉的就労の場合は月のお給料がそれこそ1~2万円程度ということもあるので、障害者年金をいただかないとやっていけないですよね。収入が少ないかわりに、社会保険や健康保険、各種税金等は健常者のように多額な支払いが発生しない、というメリットはありますが。
それでもグループホームや施設に入ると、本人のお小遣い的なものは微々たるものでしょうね。
福祉作業所は、作業によってはもっと高いお給料をもらえる事業所もあります。
やはり働くまでに、家でお手伝いをさせることの重要性を実感しました。
いつも読ませていただいてます。
関西在住で、特別支援学校中等部に息子が通っています。
同じような話を就労支援関係の方から聞いたことがあります。
軽度知的障害の子より重度知的障害の子の方が、真面目に黙々と働いてくれるので職場では重宝がられると。 軽度の子は会話が出来る分、嘘をつく、言い訳をする、遅刻をする‥etc、結局、辞める子も多いとか。
こちらの地域では企業の障害者枠(一般就労)は『特別支援学校卒』でないと採用されません。
知的障害のある子には、高卒の資格ではなく、職業訓練の教育と家庭でのお手伝いやしつけの方が重要という事ですね!
(特例子会社ではない)企業人事です。重度判定されている方も含め知的障害のある方ともたくさん仕事をしています。
一人ひとりにあった目標を設定し、その目標の達成度合いと基本的な就業姿勢(態度面)で評価→昇給の考え方を取っています。成長を期待しています。
仕事を通じて誰かの役に立ちたいという気持ちは自社の多くのメンバーが持てていると感じています。
全体としてとてもリアルで共感するところが多かったです。ありがとうございました。
私が勤務している企業にも障がい者雇用促進の為の特例子会社があります。
身体障がいの方は見かけませんが、主に知的障がいや自閉症の方々が仕事に就いているようです。
業務内容は社内郵便を各部署へ配達したり、通路やトイレ、ロッカールームなどの共有スペースの清掃をしたり、その他軽作業や事務補助だそうです。
直接関わることは全くないのですが、皆さんすれ違うときにはきちんと挨拶をしてくれます。
決められたルールや手順はしっかり守るという特性が生かされてるなぁという印象ですね。
仕事ぶりも真面目で一生懸命で、私は我が子が発達障がい(診断はADHD)なので、彼らをとても尊敬し心の中でですが応援する気持ちが強くなりました。
健常者だって能力やスキルに個々で差があるものです。
同じくらいのスキルでも、人柄も良かったり、仕事を引き受ける姿勢だったり、仕事への取り組み方だったりが周りからの好評価に繋がると思っています。
おはようございます!
めちゃめちゃ勉強になりました!
同時に、自分が今までやってきたことは間違ってなかったという自信と、
少し反抗的になってきた息子に対してお手伝いなど頻度が減ってたので対策考えるいい機会になりました!
リブログさせていただいていいですか???
私の勤める小学校の支援級でも、挨拶や返事や友だちにありがとうを言うとか、先生に使う言葉とか、意地悪を言わないとか、とても厳しく躾します。家の延長では困りますからね。いつも子どもたちが叱られている時に、大きくなってもキチンと覚えていて欲しいなと思います。
とても興味深い記事でした。
私の会社には障害者雇用枠で働いてる方がいます。皆さん身体障害の方だけです。雑用っぽいことをやる人もいれば、私達と同じ業務の人もいます。
一方、特例子会社もあり知的障害の方が多数働いています。適性をみて配属してるそうですが本社に近い業務は軽度知的障害や発達障害の方が多いです。
印象的なのは、特例子会社で働いてる皆さんがとてもいきいきとして活発に仕事をしてることです。しっかり挨拶ができ、仕事のルールを守り、そして技能を競う大会に出たり、チームを組んでスポーツ大会に出て余暇も共に楽しんだりもしています。皆さん、誇りを持って仕事してるんだなと感じます。
障害者雇用枠も特例子会社も採用人数は決して多くありません。そこで働いてる方々にも進路選択の時期があって、そして本人やご家族が努力してきたからこそ今があるのだと思います。
逆に働く・学ぶ環境が少ないと嘆いて国を批判したり、周りがどうにかしてくれると他人任せだったり…「仕方ないけどここで働く」みたいな思いでは企業も採用しないと思います。
長文失礼しました。
すごくためになる素晴らしいレポートでした。ご紹介ありがとうございます!
他の方もおっしゃっていますが、
挨拶とお手伝い、大事ですね。
わかっちゃいるけど…あまりしっかりさせてないなと
ぐさっときました(^◇^;)
今日からはりきって
元気な挨拶、気持ちよくお手伝いを心がけようと思います(o^^o)
何度も繰り返して読ませていただきたい記事です。親がどんな環境を整えるか、本当に大事なことなんですね…貴重な情報をありがとうございます。
お手伝いって大事ですね!!
前の記事でお給料のことが書いてありましたが、福祉就労の場合は、不足する分は税金手当?のようなもので補うのですか?
親の扶養に入る前提なのでしょうか。。自立を考えると少しでもお給料が貰えるところと思ってしまいます、、、
>みらいさん
コメントありがとうございます(^^)
わかります!!
これ本当に自分自身にも言えることですよね。
働くとなると、何かすごいことをしないと、とか、成長が、とか思っていましたが、単純に相手から「助かる」と思ってもらえること、それ自体が素晴らしいことなんだなぁ…と。
働くって、素晴らしいなぁと。とても前向きになれたレポートでした。
>きなこさん
コメントありがとうございます(^^)
私も、これまで頭でっかちにいろいろ考えていましたが、「働く」ことの意味について、改めて考えるいいきっかけになりました(*'▽')
追記です。
なんなら自分自身もですね。
感謝の気持ちがあり、一緒に働いていて気持ちの良い人になりたいものです。
働くことのありがたみを改めて感じた、素晴らしい記事です。
障害のあるなし関係なく、みんなに読んでほしい記事です(^ー^)
初めまして。
とても為になる内容ありがとうございました。
色々とグダグダと悩んでしまう日々でしたが、大切なことはシンプルなのかもしれないと、ハッとさせられました!
>みらいさん
コメントありがとうございます(^^♪
そうですね、これは健常者にも言えることだと思います。
お手伝いって大事なんだなぁ、今まで面倒であまりやらせていなかった(;'∀')
と、反省しました。小さなことでもいいので、何かお任せできそうなことを見つけてやらせようと思います!
初めまして。いつも読んでいます。
これは、障害者に限った話ではないですね。
私の娘にも早速明日からもっとお手伝いをやらせてみようと思います。