知的障害の息子にいつから1人部屋を与えるか問題。

出典:pixabay

自閉症の長男・太郎は現在高校1年生なんですが…。

なんと、夜はいまだに私と一緒の寝室で寝ています😂

小さいお子さんがいるご家庭は、平日夜はママと子供が一緒の部屋で寝る、というのは日本ではごく普通のことですよね。

欧米では赤ちゃん期から1人で寝させる家庭も多いようですが。

次男が小学校の頃、ママ友と「いつまで子供と一緒に寝るかな?」という話をしたことがあったんですよね。その流れで「子供部屋はいつから与える?」とも。これは子供に障害がある・無しには関係なく、その家庭の考え方によって時期は様々でした。

そこで今回は我が家の「子供部屋事情」について書いてみたいと思います。

 

長男と次男と私、川の字で眠る日々。

出典:pixabay

我が家はLDK(リビング・ダイニング・キッチン)の他、夫婦の寝室と子供部屋2つがあります。

子供が小さい頃は夫婦の寝室に家族4人で寝ていました。うちは長男も次男も小柄なタイプだったので、幼児期はシングルベッド2台に4人で寝ていたのですが、夫は会社からの帰宅時間がほぼ毎日午前様だったので、平日は子供部屋の1つを夫専用の寝室にして、夫婦の寝室は長男・次男・私の3人で川の字で寝るようになりました。

そして、お子さん4人を東京大学合格へ導いた佐藤ママもおすすめしていますが、我が家も小学校を卒業するまではリビング学習を実践していました✋

そのため、うちの家族は在宅中、寝る以外はほぼリビングにいるという生活をしていましたね。

 

リビング➡日中過ごす部屋。子供の玩具やゲーム・漫画・本なども全てここに置いてある。

子供部屋①➡夫の寝室

子供部屋②➡息子2人の荷物(学校のもの、洋服など)置き場

夫婦の寝室➡息子2人&私の寝室

 

日中は全員がリビングにいて、私の視界には常に子供たちが見えるという状況だったので、自閉症の長男・太郎が問題行動をやらかしてもすぐに把握できるし、勉強嫌いの次男もリビングにいれば私が声かけして勉強をみてあげることもできました。

リビング学習&親子3人川の字で寝る、というのはなかなか悪くないよね~なんて思いながら暮らしていましたね。

 

最新の研究が明かす「子どもは何歳から一人で寝るのがいいのか」 | PRESIDENT WOMAN Online

 

しかし。

我が家の男子2人は年を追うごとにニョキニョキと成長し、小学校高学年に差し掛かる頃にはすっかり背も伸び、体も大きくなってきました。

シングルベッド2台に3人、なんとなく窮屈に感じてきた頃のことです。

さすがに川の字限界か😂

 

けれども、ママ友達の中には小学校を卒業するまでは川の字を極める。と言い切っている人もいたので😅

我が家も太郎が小学校のうちは川の字でがんばっていたのです。

 

中学生から1人部屋を与えてみたけれど

とはいえ、さすがにもう子供たちの身体も大きく、ベッドは窮屈だし、それに2人ともそろそろお年頃。

自閉症で重度知的障害のある長男はともかく、次男はそろそろ自分の部屋が欲しいだろうよ😗

それに、長男・太郎も最近では問題行動も減って来た。

問題行動…その頃困っていた問題行動の一つにこういうものがあったんですが↓

予兆もなく問題行動を起こす恐怖

物を壊すんですよね、太郎(‘A`)

この記事の中にも書いているんですけど、壊し始めるとこだわり化・常同化してしまうため、太郎が私の視界から消えないように常に監視しなければならないわけです。

これは結構つらくて、トイレに行くのも躊躇するし、そういうときは私自身はお風呂も5分で出てきていましたよね😔

まあそういったことも、小学校6年生になる頃には随分落ち着いていたので、中学入学と同時に一人部屋を与えることにしたんです。

それに伴い、次男にも一人部屋を与えました。

太郎にとっては、生まれて初めて部屋で1人きりで寝るという、

はじめてのおつかい並みの緊張感😂

 

そこで、安心して眠れるようにこちらを購入してベッドに置いておきました↓

ディノス公式(https://www.dinos.co.jp/)より引用

 

いや~、抱き枕いいわ~( ゚д゚)

太郎ははじめての独り寝も抱き枕の安心感もあり、難なく成功!

これで私も、子供と同じ時間に寝なくて済むし、夜更かしができる!!!

 

なんて喜んだのも束の間。

わかっちゃいたけど、そうは問屋が卸さなかったんですよね(゚з゚)

 

まるで人生ゲーム!振り出しに戻る私

出典:pixabay

1人部屋を与えてから数日間。

太郎は最初の頃こそ不安でなかなか眠れなかったようですが、そのうち自分だけの部屋、自分一人だけの空間があるということに喜びを覚えるようになります。

気がつくと寝る時間だけでなく、日中も自分の部屋にこもるようになったんですよね。

最高かよ😂

 

だってもう、起きている間ずっと、あっちをウロウロこっちをウロウロの多動っぷり😂

そして、のべつ幕無ししゃべり続けるエコラリア😂

 

NHKをこよなく愛する息子のエコラリア

太郎がリビングにいるだけで騒音ハンパなく安らげない😂

 

それが自分の部屋にこもるようになってからというものの、

リビングがひたすら平和😂

 

その静けさに胡坐をかいて、私は太郎が1人、部屋で何をしているかっていうチェックを怠っていましたよ…。

 

考えてみれば昔からそうでした。

いつだって大声でドタバタしている太郎が、急に静かになったとき。

静かなときは必ず何かやらかしてる😂

自閉っ子”あるある”ですよね?

 

そう、太郎は一人部屋で、静かにやらかしていました。

破壊行動😱

 

このとき壊したのはこれ↓とは違いますけどね(‘A`)

自閉息子が壊してしまった大切なもの

一人で静かな場所で好きなだけ物を壊せるのが楽しかったんですかね。

問題行動が発覚して以来、速攻で太郎に与えた一人部屋を没収しました。

 

結局のところ今どうなってるかというと

出典:pixabay

結局あの後、次男はそのまま一人部屋を与えていましたが、長男の部屋は夫の寝室に逆戻りとなり、

 

リビング➡日中過ごす部屋。子供のゲームなど一部が置いてある

子供部屋①➡夫の寝室 兼 長男の荷物(学校のもの、洋服など)置き場

子供部屋②➡次男の部屋

夫婦の寝室➡長男と私の寝室

 

となりました。

振り出しに戻った感じですね😂

 

でもですよ?

それでも、自閉症の太郎も少しずつですが成長はしています👍

 

現在ですが、相変わらず私と太郎は一緒の寝室に寝ていますが、

寝かしつけが不要になりました🤣

 

夜寝る時間がくると太郎は声かけしなくとも
リビングを片づけて、歯磨きをして、一人で寝室に行って眠るようになりました😂

 

今は夫が単身赴任中につき、平日は子供部屋①も空室のため、私が子供部屋で一人で寝る日もあります。

実質、バラバラの部屋で寝ていることも増えてきました。

おそらくですが、もう一人部屋にしても問題ないのでは?と思っています。

 

思春期の太郎は、男の生理(性)の問題もあるので、近いうちに一人部屋も復活させようかな?と思っています。

男の生理問題についてはまた近々ブログに書きますね。

知的障害の息子にいつから1人部屋を与えるか問題。” に対して2件のコメントがあります。

  1. こー より:

    こんにちは
    成長と共に考えさせられる問題が出てくるんですね。
    高校生ともなればそりゃー有るよね。
    太郎くんちゃんと時間が来たら片付けて、歯を磨いて(ここ大事ですね)寝る
    偉いと思います
    一人部屋で破壊行動なく過ごせるようになるといいね

    1. 稲倉サナ より:

      そうなんです。問題は成長とともに種類も変わっていく感じですね(;’∀’)
      でも小さい頃に比べるとできる事も増えているので、なるようになるさ!とあまり落ち込まないでいられるかな~(^^)

コメントを残す