発達障害児の権利を主張したところで

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いつもブログをご覧いただきありがとうございます(*’ω’*)

昨日、「発達障害児の子供に習い事をさせようとしたけど断られた、悔しい。」という記事を見かけました。

私にも同様の経験は山ほどあるので気持ちはわかります。

健常の子と同じように、いろんな経験をさせたいだけなのに。

健常の子だったら習い事のジャンルも選び放題、たくさんある選択肢のなかから自分の子に合いそうな習い事を選べるのに、発達障害の子はそもそも門戸を開いている教室そのものが少ない。

少ないながらも障害児もOKというので藁にも縋る思いで訪れた教室で断られてしまった。

悔しいですよ(´・ω・`)

でも悔しいけど、発達障害の子を育てていくと結構な頻度であたる”あるある”なんですよね。

 

私が習い事について書いた過去のブログ↓

自閉っ子の習い事ジプシー《前編》

自閉っ子の習い事ジプシー《後編》

 

うちの場合、息子・太郎は自閉症かつ多動傾向も強く、知的障害もあり言葉が喋れない

まあ、こんな状態で健常の子が通う教室に入れてもらえるわけもないんですが(;’∀’)

そんなわけでダメ元で訪れることが多かったので、

門前払いされたときは悔しいというよりは悲しいという気持ちでしたね。

やっぱりね。うちの猿みたいな子が通える所なんてどこにもないよね、って。

まあでも冷静に考えてみればわかるんです。

行政が主体でやっている習い事ならともかく、民間の教室はボランティアでやっているわけではないので、発達障害の子のために人員を1人割いて教える、ということをやる教室は無いに等しいでしょう。

人一人を専任で付けるというのは想像以上にお金がかかります。

その教室のその時間のためだけに人を雇うわけにはいかないですし。

 

集団の習い事というのは「和」を大切にするところが多いと思うので、集団行動が苦手な発達障害児は面倒見きれない、とか、他の保護者からクレームが入るかもしれない、と考えて二の足を踏む経営者もいるでしょう。

もちろん、発達障害の子供でも、落ち着いて指示に従えるタイプの子もいます。

これまで息子関連で知り合った発達障害の子供たちのなかには、健常の子向けの体操教室に問題なく通えている子が何人かいました。

ただその子たちは相当ソーシャルスキルが高いタイプの子です。

集団行動が苦手な子は、ピアノを習っているという子が多かったですね。

ピアノはマンツーマンだし、障害に理解のある先生は意外と多いんですよね。

同じくマンツーマンの英会話教室に通っている子もいました。

 

あと、集団系の習い事でも、経営者が障害に対して理解があり、障害児向けのコースを用意している教室も稀にですがあります。

開催頻度が少ないのが難点ですが。

結局のところ、探せば障害児でも通える教室というのはあるにはあるが、選択肢は悲しくなるほど少ない。

障害児だって健常の子と同じように学ぶ権利はあるはずなのに!

・・・と権利を主張したところで、どうにもならないことはあるんですよね。

 

そうでなくっても、障害児ということで散々福祉の、国のお世話になってきていますから

趣味の分野にまで税金を割いていただく余裕などないことは合点承知の助✋

健常児であっても、お金に余裕がなくて習い事をさせてあげられないという家庭もあるでしょうから。

世の中には発達障害・知的障害でなくとも、生きていくうえでさまざまな障害があり、ごく一般的な生活を送れないという人もたくさんいるかと思います。

 

だからこそ、「発達障害」を伝家の宝刀のように振りかざすことのないよう、心がけたいと思います。

習い事とはまた違う話ですが、

稀に民営の幼稚園や私立の学校で、障害児にも権利がある!と息巻いている方をお見かけしますが…。

これも気持ちはわからなくもないんですが、民間の場合は経営第一。

権利を主張するなら金をくれ。

方針に従えないならやめてくれて結構。

なんて言われても仕方がないんですよね。

だって、

民営だもの byみつを

 

世知辛いですけど、それが資本主義なのだから仕方ない。

発達障害児の権利を主張したところで” に対して10件のコメントがあります。

  1. 稲倉サナ より:

    >thaikick mamaさん
    コメントありがとうございます!
    健常の子が通う教室の障害児向け教室に通った事があります。先生は福祉を学んだ方ではなかったのに、とても子供たちの扱いが上手でした(^-^)
    でも少し、内容が物足りなかったんですよね。
    かと言って他に行く所もなく。
    なんとなく、意見があっても言いづらいんですよね。
    お疲れ様でございます(o^^o)

  2. thaikick mama より:

    正にミートゥーー!!
    最初は受け入れてくれても、結局理解されず自然と離れること数回。
    理解してください、合わせてください、なんて、言えない泣
    選ばれた特別な子なんですもん!別にいいし!って開き直る今日この頃(笑)お疲れ様でございます。

  3. 稲倉サナ より:

    >わっちさん
    コメントありがとうございます(*'ω'*)
    習い事あるあるですよね。
    障害のある子じゃなくても(グレーの子かな?くらいの)営業妨害になるほどの子がいても、一度入会させたらやめさせるのはなかなか大変なようですね。そういう子の親御さんは自分の子が習い事先でどんな様子なのか気にならないのかなぁと思ってしまいます。

  4. 稲倉サナ より:

    >ママリンコさん
    コメントありがとうございます(*'ω'*)
    ボルダリングにも種類があり、頂上に速く着いたら勝ち、という競技もありますね。
    小さい頃何度かルールにうるさくない所でボルダリングをやらせたことがあったのですが、とてもひょいひょい身軽だったので、これはイケる!と思ったんですけどね・・・。ルールが細かくて断念しました(゚з゚)

  5. わっち より:

    私も恐らく同じ記事を読みましたよ~。
    悔しい気持ちよりもわかりますが‥私は少し違和感がありました。
    子供の習い事は8人ほどのグループで進めるのですが、その中に1人、恐らく何かしらの障害を持った子がいます。
    この子は集団行動ができず、先生はいつもつきっきりで追い回してます。
    そうなると、完全にレッスンが止まるんですよね。
    レッスンで何も出来ずに帰ってくることもしばしば。
    子供たちも親も不満が溜まっていました。
    徐々にその時間のレッスン生は時間帯をずらし、避けるようになりました。
    私もその一人です。 月謝を払うならその子の居ない時間の方が充実しているし、絶対に良いと思いました。
    自閉症児に習い事を習う権利はないの?と記事にあり、なんだか責められてる様に感じました。
    なんだかなー‥と思っちゃいました。
    が、今日のサナさんのブログで少しモヤモヤが、晴れました。
    ちゃんとわかってる人もいるんだなぁと。

  6. ママリンコ より:

    習い事ジプシーを見て、ポルダリングにもルールがあるとはびっくりしました。
    私も頂上へ早く着いたら勝ちみたいやと思っていました。
    ID柔道ってあるんですが、
    特集を見て、各々の状況に配慮されいて、良く考えてるなって。

  7. 稲倉サナ より:

    >whitecrownさん
    コメントありがとうございます(*'ω'*)
    同じ方のブログですね、おそらく。私も同じように思いました。悔しいという表現はいろんな思いが混ざっている素直な気持ちなんだろうな、と。昔の自分を思い出しましたね(´・ω・`)お子さんがまだ小さいみたいなので、これから資本主義の前で悔しくて悲しい思いをするんだろうな~と思いつつ今回の記事を書きました。
    後半の幼稚園・私立学校で権利を主張するタイプの人とは別の話なので、ちょっと紛らわしかったですよね。文章見直してみます。

  8. 稲倉サナ より:

    >ソップさん
    '`,、('∀`) '`,、

  9. whitecrown より:

    冒頭のブログ、たぶん私も同じブログを読みました。
    確かに「悔しい!」っていう表現はあれ?と思わなくもないですが、悔しさや悲しさや自分を責めるような気持ちや子供にごめんね、って思う気持ちやら…色々がごっちゃになって出てきた表現が「悔しい」なのかな?と思って読みました。
    素直に書いているんでしょうね。
    「障害とか私全然平気!ノーダメージでーす」とか言ってる親はどうかと思いますが笑

  10. ソップ より:

    最後の「民営だもの」がツボってしまった!!ふふふ

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