求められるのは「他害の子」よりも「モンペの子」

出典:pixabay

すみません、愚痴です😂

「Twitterにでも書いとけよ」という内容なので、一定期間掲載したら削除するかもしれません。

吐き出し系なので内容が薄くてすみません…。

発達外来での「困りごとはありませんか?」の困りごとって

先日書いた上記ブログでこんな事を呟いていますが…

学校にいるうちはいいんです。

学校は公立で、なかば義務教育のようなものであり、知的障害のある子が望めば学校(特別支援学校)は受け入れざるを得ないわけですから。

実際そうなんですよね。

子供の親がとんでもないモンペ(モンスターペアレント)だろうが、手に余るほどの他害児であろうが、学校側は拒否できずに受け入れざるを得ない。

だから他害児であるうちの太郎も小学校入学時から高校2年生の今までいろいろと迷惑をかけてきていますが、入学を断られたことは1度もないし、学校を辞めてほしいと言われたことももちろんありません。

それもひとえに公立だからこその事です。

私はその点についてこれまで特に着目してきたことはなかったんです。

というのも、うちの太郎はIQ30の重度知的障害者。

一人で生きていくことはできません。

だから当然に、生涯に渡って公的な庇護のもとに生きていくことができる、親亡き後の心配もいらない、そんなふうに考えていました。

いや、親亡き後というよりは、太郎が30歳になる頃にはグループホームや施設に入所し、ようやく私は本当の意味で自分時間を取り戻すことができるんだろうな、と。

ところがいよいよ学校を卒業し、社会に出るまであと1年と少し…というところまで来て、驚くべき事実を目の当たりにしました。

他害児は生活介護の事業所にすら入れないんですね😂

そしておそらく、ほとんどのグループホームや施設にも入居拒否されることとなるでしょう。

以前、強度行動障害について記事を書きましたが。

強度行動障害~衝動的に物を壊し暴れる自閉症の息子~

もしうちの太郎が強度行動障害になってしまったら、福祉作業所や入所施設に入ることもできなくなってしまうんだろうな、と思っていました。

でも現在の太郎は他害行動も年に数回あるかないか、その内容も軽微なもので深刻なものではありません。

(少なくとも私はそう認識していました)

ところが他害の経歴があり、現在も完全に無くなっているわけではない他害児の場合、受け入れてくれる福祉作業所が極端に少ないということを今初めて知りました😂

もちろんそんな事を明記している事業所はありません。

「差別だ」と問題になるでしょうから。

でも実際は多いみたいですね。

Googleで調べると出てきました。

強度行動障害や他害児の親が家庭で孤立してしまっている事実。

私はこれまで、太郎の他害で関係各所にとても迷惑をかけてきたからこそ、学校や先生方に対して苦言のような事は一切言わず、匿名のSNSであってもそのような類の事は極力書かず、感謝の気持ちを忘れず、役員も積極的に引き受け、万事において協力的にやってきたと自負しています。

そのように接していれば、困ったときに助けてもらえるかもしれない、と思ったんです。

太郎君のお母さんが困っているなら、助けてあげたい。なんとか力になってあげたい、と。

でも違った。

そんなもんじゃないんですね。

実際は他害のあるうちの太郎はお断りで、優等生であるモンペの子供はwelcomeなんです。

親の態度、関係なかったんです😂

そりゃそうですよね。

学校と違って就労もグループホームや施設も、もう親はほぼ関係なくなってくるんですものね。

親は先に死んでしまうんだし、結局は本人なんですよね。

だったら他害児を選ぶわけがない。

他害児の親は自分が死ぬまで家で面倒を見て、いよいよダメかなというときは一緒に連れていけよ、ってことなんですかね😂

ああ。

これまで頑張ってきたことはなんだったのかな。

私たち親子はこれからどうすればいいんだろうな。

 

すみません、暗い内容で😂😂

 

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求められるのは「他害の子」よりも「モンペの子」” に対して26件のコメントがあります。

  1. にゃんこ より:

    こんにちは。
    少し自堕落な生活をしていて、ご無沙汰しておりました。
    たまに、発作的に趣味の世界に没頭しすぎて睡眠時間が一日2、3時間という、日常生活もギリギリで綱渡りな時期があります。
    さなさん、お辛い内容のブログ、驚きと悲しみで読みました。
    障害者のヒエラルキー、まぁ、確実にありますね。
    うちも軽度の下位層です。
    育てる際に努力が足りなかったし、福祉の弱い地域だったのか、自治体の大きさやもう、これは運としか言いようのない差がね壁として建ちはだかる事もあるのでしょう。
    同じ事業所に入った同期の子が11月から企業に就労していました。
    一年先輩がどんどん就労が決まって行きます。
    一年後輩の子が地元で優良なお菓子屋メーカーや、企業に実習三回目なんて話も入って来て。
    地味に落ち込んだり、羨んだりしています。
    そんな中、うちの子はお小遣い以上の出費をして親が貸与として肩代わりなんて事をチマチマやってたり。
    うちは今、カードゲームとスイッチと遊びばかりが充実しています。
    そんな時もあるよね、と親が与えたものだから、少しでも人生の中で楽しい事があればと思っていた頃もあったから喜ぶべきことでもあります。
    何が正しくて何が悪いという事はなく、一生子供にがんじがらめになって生きていくのは嫌だと足掻いている大人気ないアラカンです。
    今日は先輩と後輩と我が家に集まってカードゲームに興じている次男。
    全員知的障害児(者)という普通ではない?これが普通?と笑いが込み上げています。
    親のない子もいてね、うちの地域の支援級には多いので、心も一部凍りそうです。
    長男が、一年か二年生の頃だったか、朝ご飯の時に「おかあさん、◯◯ちゃんの弟は里子にだされたけど、戻って来たんだって」と突然言われて大変に動揺した事を、今突然思い出しました。
    幼い子供の朝食の話題が「里子」。
    なかなか、ハードですよね。
    それが現実な子供たちが大勢いる、そんな地域です。
    大人になって、グループホームが当たり前のように用意されていて、羨ましがっている、浅ましい私がいます。
    (当然、自然には用意されるわけもなく、いろんな機関や施設や寄付や補助がある)
    恥ずかしいですよね。
    せめても、おやつにジュースとお菓子をだしましたとさ。

    1. 稲倉サナ より:

      皆さん、ニコニコ笑っていてもいろいろ抱えていらっしゃるんでしょうね…。
      子供もいろんな子がいれば、悩みも人それぞれ。
      わかっていても人を羨んだり妬んだりする生き物ですね、人間は。
      私もここ数週間はものすごくやさぐれていました”(-“”-)”
      でも国際ニュースを見ていると、家と暖かい食べ物と安全な日々があるというそれだけで幸せなはずだと自分に言い聞かせています。
      平和ボケしてますよね、完全に。
      子供が思うように育ってくれなくて苛々することも多いですが、考えても仕方がないですもんね。
      将来食いっぱぐれることがないように、それだけは支えてあげなくてはと思う今日この頃です(‘ω’)ノ

  2. チャイ より:

    地域によって随分違うのですね。
    私の住む地域では、問題があるほど施設の介入があります。

    友人弟は重度の知的障害自閉症で電車好き。若い頃はイケメンだったからか駅でずっと電車を見ながらブツブツ言っていても大丈夫だったのですが、アラフォー位から女子高生とかに気持ち悪いと通報されるようになって。駅員に咎められ上手く話せないのでもみ合いになり警察が来て、施設に引き取られました。

    数ヶ月施設で暮らし、家に帰されて暫くしてまた同じようなトラブルがあってからは、施設から戻れません。友人は弟と暮らしたがっているのに、許可が下りないのです。

    また別の友人夫が躁鬱病になった時、誰にも暴力を振るったりせずただ何日も眠らず同じ話を続けるので受診したら、即閉鎖病棟に入院で3ヶ月以上出して貰えませんでした。

    どちらも家族は戻して欲しくても希望が通らなかったので、他害なら尚更強制的に施設に入れられると思っていました。

    地域で統一されると良いですね。

    1. 稲倉サナ より:

      地域差はあると感じますが、根本は同じような気もしています。
      行動障害重度の子は、問答無用で施設や閉鎖病棟に追いやられる。
      行動障害軽度の子は、雇用体制に余裕があるときのみ受け入れられる。
      本人や親の意思は二の次です。
      切羽詰まった状況とはわかっていても、親元から離れた場所の施設に入れたくはない。
      そうなるとやっぱり親が元気なうちは自宅で面倒をみるしかないのでしょう。
      私にできることは行動障害が少しでもマシになるように試行錯誤するしかないのかと。

      1. チャイ より:

        サナさんは親元から作業所に通うのをご希望ですか?

        >>他害児の親は自分が死ぬまで家で面倒を見て、いよいよダメかなというときは一緒に連れていけよ、ってことなんですかね

        ↑を読み、他害があるなら地域によっては預かってくれる所はあるから、思い詰めないでと思ったのです。

        施設に丸投げでお盆とお正月に帰宅する位の人も居るので、思い詰めないで下さいね。

        1. 稲倉サナ より:

          そうですね。
          30歳くらいまでにはタイミングを見てグループホームや施設に…とは思っていましたが、しばらくの間は親元から作業所に通わせるつもりでいました。
          卒業後の新しい環境に慣れるまではしっかり見守っていたいという気持ちもありますし、なにより18歳で家族と離れることは太郎にとって辛いことだと思うからです。
          それでも太郎の行動障害が私たちの手に負えない状態になった、または私たち自身が健康な状態でいられなくなり面倒を見られなくなる、などの際には遠くの施設に入れることになっても仕方がないとは考えていました。
          ただ現在の太郎はそれほど深刻な状態だとは考えていなかったので途方に暮れています…。
          ただ、まだ卒業までは時間もあるし、学校に任せきりにしないで他の地域の状況なども調べてみようかと思います。
          ご心配いただきありがとうございます(^^)

  3. Mii より:

    >>障害児の中にもヒエラルキーがあって

    この部分、もう少し詳しくお聞かせいただけませんか。ご負担であれば結構です。
    支援学校は各々必要としている支援をしてくれて、社会に出る時に困らないようにまで教育してくれる場所だと思っていましたが、実際は社会からどんどん隔離されてしまうような支援しかされてないように思います。選択肢を増やそうにも増やせないこの現状では、親子のQOLの向上なんて無理でしょうね。

    1. 稲倉サナ より:

      支援学校の先生方は障害の軽さ重さに関係なく、支援していただいていると思っています。
      ただ、現在福祉作業所を辞める年齢の方の人数よりも、高等部を卒業していく障害児の人数が飛躍的に多すぎて、需要に対して供給が追い付かなくなっているために、障害者の取捨選択が起こってしまっているのだと思います。
      グループホームや施設も同様で、障害者は一度入所したら死ぬまで居続ける一方で、毎年のように若い障害者が大量に排出されていくわけです。
      だからといって新しい施設が次々と生まれてくるわけではありません。
      こちらも需要に対して供給が追い付いていないんですよね。
      事業所側としては、限られた人数しか受け入れができない場合、他害や問題行動を起こす人を入れてしまうと人件費もかさむでしょうし、やむを得ない選択なのかなとは思います。
      理屈はわかりますが、ただただ悲しいです。

  4. 匿名 より:

    知り合いの方で区分6強度行動障害の方がいます。その方は事業所は断られ続け、3年ですが入所施設はすぐ決まりました。便コネ、他害、破壊行動、手はミトンを24時間されてます。でも施設だけは見つかりました。

    1. 稲倉サナ より:

      住む地域にこだわらなければ、入る施設は見つかるよね…という話は同じ障害児ママのあいだでも話題に出ることがあります。
      かの津久井やまゆり園も、強度行動障害の人を受け入れてくれる施設だったようですね。
      他害の酷い子でも探せば受け入れ先があるようですが、太郎の場合はまだそんな段階ではないなと思っていたのです。
      実際、他害がない子でも地域によってはキャパ不足により障害者の受け入れができない事業所ばかり…という自治体もあると聞きます。
      受け入れ人数が少ない場合、問題のない子から引き取られていくのは仕方がないことなのかな…と思いつつも、やっぱり悲しいですね。

    2. どん より:

      サナさん、そしてコメントをして下さっている皆さん

      私は皆様の言葉に『いいね』を押すこと位しかできません。歯痒いです。

      私の姉が保育士をしている関係で、『障害者福祉』については、何度か話を聞く事はありました。
      太郎さんが生まれる前、いやもう30年以上前から、軽度ではない方の受け入れについては変わっていないのでしょうかね。

      『どこにも入れなかった人達を、最終的には親の責任や情に任せて、国は面倒は見ない。親は地獄だよ』と、30年ほど前に姉が言っていました。
      お気を悪くされた方、申し訳ありません。

      政治のトップになる人達が当事者にならないと、この先変わることはないのでしょうか…。

      サナさんや皆さんの葛藤、思い、生活の現状をより多くの国民に伝え、例えが悪いですが、金にものを言わす業者でも頼る事が出来れば、少しはマシになるのか……。

      サナさんは次郎君の事もあるし、簡単にはお引っ越しも決められないですよね。

      駄文長文すみません。上手く纏められないのでここで失礼します。

      1. 稲倉サナ より:

        お気持ちとても嬉しいです。・゚・(ノД`)・゚・。
        行動障害のある子はたとえ受け入れ先があったとしても、傍若無人にふるまうことで疎まれたり虐待につながったりすることも考えられ、心配は尽きません。
        頑張ればなんとかなるという世界ではなかったことを、今更ながら思い知る事となりました。
        引っ越ししても、引っ越し先が翌年からは状況が変わることも十分あり得ます。
        難しいですね…。
        これまでは多少の問題行動があっても、それは障害ゆえに仕方がないことだと思い、最後は国がなんとかしてくれると思っていたフシがありました。
        でもそうではなかったことを今知れただけでも良かったのかもしれません。
        これからは残り少ない学校生活の中で、いかに行動障害を抑え込むことができるか、自分なりに試行錯誤して頑張っていきたいと思います。
        励ましの言葉をたくさんいただいて、少しだけですが勇気を取り戻せた気がします(^^)

  5. マルティン より:

    破壊行動ありの支援学校小学部男子の母です。

    私の知り合いの他害児の親(シングルマザー)は、ショートステイに一泊の予定で預けたあと失踪しました。
    子どもは帰る場所がないので、地域の役所の担当者が手を尽くして居場所を探しまくり、他県の施設に移ってゆきました。

    責任感のある稲倉さんにはあり得ない選択肢だと分かってはいますが、こういう人もいます。
    やったもん勝ちなのかな、と思うと虚しいですね。

    1. 稲倉サナ より:

      ショートステイに預けたまま失踪…というのは極端な例としても、親が突然亡くなったり養育ができない状態になったりした場合、同様の措置がとられるんでしょうね。
      いきなり知らない土地・知らない人の中で生きていくことになる子供本人の気持ちを考えるといたたまれません。
      他害児であっても傷害のある子は緊急時には支援はさしのべられるんでしょうけど、生きていければ何でもいいというわけではないでしょう。
      他害や破壊行為のある子供を育てていると本当に逃げ出したくなることが日々ありますが、子供本人も好きで(問題行動を)やっているわけではないと思うにつけ、辛くてもなんとか頑張るしかないのだと自分自身を奮い立たせていますが。それでも時々こうして気持ちが酷く落ち込むことがあります。

  6. ひまわり より:

    サナさんの絶望感が伝わってきます。
    無責任な気休めは言えませんが私が読んでいるブログで他害のある重度知的障害のある自閉症の息子さんが施設に入所して見違えるように落ち着いた、と書いてありました。
    地域に寄るのかも知れませんがそういうこともあるので諦めないで下さいね。

    1. 稲倉サナ より:

      ありがとうございます。
      私が見学に行った作業所でも、太郎よりも他害・破壊行動が重そうな子もいたんですが、ここ数年は障害者の数が増えすぎてしまって、障害者の中でも選択をしなければならない状況になっているそうです。
      常に見守りが必要な行動障害のある子はお断り…という事業所が増えてきていることも理解できます。
      当然の流れだと思います。
      今日、いろいろあって夜ご飯を作れずにいたら、太郎が見るに見かねてジャガイモの皮をピーラーでむいてくれました。
      それを見ていたら涙が溢れてきて。
      太郎は何も悪くないのに。
      行動障害は自分の責任じゃないのに。
      なんだか泣けてきました。

  7. えびコロッケ より:

    こんにちはサナさん。
    今週は結構ハードで、前回の記事にもコメント書きた〜いと思いつつ、書けないままに日がたってしまいました。

    ちょうど息子が高等部三年ですので、顔見知りのお母さん同士で顔を合わせると、卒業後の情報交換をしています。
    先日も集まりがありまして、友人から話を聞いてきたことろです。
    友人のお子さんは、小学生の時から他害がありました。現在はだいぶ症状もやわらぎましたが、引っ掻くだけはいまだに続いているそうです。
    卒業後は指定障害福祉サービスに通所ができそうなんです。
    家族に暴力を振るうなどの強度な他害児童はやはり難しいみたいですが、太郎くんは違いますよね。
    就労がもし難しくても、通所できる場所があれば、太郎くんの居場所は確保できるのではないでしょうか。

    地域差もあるかもしれませんので、楽観的なことばかりは言えませんが、希望を捨てずにお住まい地域の情報をぜひ洗い出してみてください。
    取り急ぎ書かせていただきました。もしご不快な思いをさせましたらすみません。

    我が家のおとなしかった息子は思春期と共に、自傷にはしり、先日は学校でキレて自分の文房具を破壊しました。先生から報告を受けて目の前が真っ暗になりました。エスカレートしたらどうしよう( ;∀;)
    えびコロッケも将来を考えると、夜毎不安で震えております。サナさん、がんば!

    1. 稲倉サナ より:

      コメントありがとうございます。
      地域差なんですかね…。
      うちの太郎の他害は、それほど深刻なものではないんです。
      でも、今は障害者が増えすぎてしまって、事業所も空きが無くなってしまったがゆえに、「他害」の概念が変わってきているそうです。
      他害の可能性がある子、軽微な他害のある子もNGなんだそうです。
      うちの界隈では他害の可能性のある子はNGだという事業所ばかりで、見学や作業実習にすら行けない状態です。
      引っ越しを考え始めました。
      今の地域に住んでいては、卒業までに実習にも行けず、卒業後は在宅で私が太郎の面倒を見ないといけない状況になっています。
      でも太郎の他害って本当にそんなにひどいものではないんです。
      それでも障害児の中にもヒエラルキーがあって、行動障害の有る子は最底辺なんです。
      あまりにも非情な現実に、残酷すぎる現実に、しばらく立ち直れそうもありません。

      1. えびコロッケ より:

        他の皆様のコメントと、サナさんの各返信を読んで、どうにもならないジレンマに襲われています。

        地域差。なんでしょうね。やっぱり…
        老人福祉。公共機関の充実。医療格差。様々な地域格差があるのは理解しております。
        しかし、こんな出口の見えない地域格差があって許されるものなのか?

        太郎くんのじゃがいもを剥こうとするエピソードに、泪が込み上げてきました。
        サナさんはモンペなんかじゃない。努力家のお母さんです。そして太郎くんには優しい気持ちがある。

        有名大学に子供を進学させたり。子供の特別な才能を開花させたり。そんな親御さんが評価されるのはわかります。相当な努力があったのでしょう。
        けれど我々障害児の保護者だって、世間的には評価されない努力をずっと続けています。それは砂漠に水を撒き続けるような、実りが望めない努力です。なのに、ずっと肩身の狭い思いをしなければならない。救いさえ見当たらない。そういう現状が悔しくてたまりません。

        すみません。愚痴になってしまったかもしれません。
        とにかく悔しくて歯痒くて、憤っています。

        1. 稲倉サナ より:

          地域差もありますし、おそらく現在日本中のあらゆる場所で障害者が飽和状態になってきていて(需要に対して供給が追い付かない)、昨日までは問題がなかった地域でも同様の事が起こる可能性は大いにあると思っています。
          それでも最終的に障害者は守られるものだと信じていたので、ちょっとショックでしたね。
          じゃがいもの皮をむいてくれた太郎がとてもいじらしくて、泣いてる場合じゃないなと思いました。
          努力が評価されることはなかったとしても、努力し続けなきゃいけないな、と。
          気持ちを切り替えて、太郎の未来のために受け入れ先を探していこうと思います!
          なので、えびコロッケさん、またいつものようにクスッと笑えるコメントをお願いしますね(^^♪

  8. こー より:

    こんにちは
    危害を加える、暴れる、その他もろもろグループホーム断るとこ多いですね、グループホームて働けてある程度自立出来ている人が多いように感じます。
    施設は、見学したことないのでよくわからんけど根気よく話し合いが大事。
    今は分からないけど、親が生きている間は親が見る、どうしても無理なようなら精神科、しかし人権問題とかで長くは入っていられない。
    なんともはやよく分からない今は少しは開けて来たのでは?

    1. 稲倉サナ より:

      今回のことがあって、あらためて他害・行動障害で検索してみました。
      本来ならば事業所は他害を理由にお断りしてはいけない、とされているようですが、それは建前なんだとわかりました。
      問題のある子は、親が死ぬまで面倒を見なきゃいけないらしいです。
      それが親の責任らしいです。
      なんとなくわかってはいたけど、今日は涙が止まりませんでした。
      重度の子は一人で生きていけないのに。
      どうやったって一人で生きていけないのに、支援してくれる場所がないなんて残酷すぎます。

  9. おばさん猫 より:

    お疲れ様です!
    胸がギュウと締め付けられる気持ちが
    します。サナさん、大変ですね…
    大丈夫ですか?

    毎日送迎していると、支援級にいる
    どのお子さんよりも、我が子の至らなさや
    トラブルメーカーさ加減を見せつけられて
    私の方が不登校したくなりました(苦笑)。

    障害を持つ子どもの親の
    子育てって卒業はあるんですかね…。
    私も、サナさんのように完璧には
    無理ですが(^^;;…息子の為にと
    モンスターになるどころか、
    コメツキバッタのように頭を下げて
    来ました…。
    サナさんの努力はブログ越しにしか
    知りませんが…
    でもこんなに頑張っていらっしゃる
    のになぁ…と辛いです。

    1. 稲倉サナ より:

      本当はこんな嫌な話題を記事にしたくないと思っていました。でもこれが現実。
      障害者の中にもヒエラルキーがあって、福祉の恩恵は問題の少ない子から順番に差し伸べられるんだと知った今日この頃。
      あまりの冷たさに背筋が凍る思いがしました。
      学校も卒業するまではなんとか面倒をみてくれようとしてくれますが、卒業時に事業所に入ることができなかったらもう終わりです。
      親が頑張っていたって無駄だったんだなって。
      というか、きっと私が想像しているよりもずっと太郎が学校でお荷物状態だったんだなって思い知りました。
      私こそがモンペだったのかもしれません。
      卒業後毎日太郎が家にいて、毎日が夏休み状態で、しかも放課後デイは使えない。
      地獄です。

  10. 匿名 より:

    モンペとは例えばどんな親でしょう?

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