捨てる神あれば拾う神あり

出典:pixabay

その後は面談に行く前に「障害児に理解のある幼稚園」という観点で幼稚園を探していました。

 

が、バス通園できる範囲にはそうした幼稚園は見つかりません。

そんなとき、療育センターのママ友からいい幼稚園がある、と情報をもらいました。

 

その幼稚園の園バスルートを見ると、我が家からは最寄りのバス停まで徒歩30分超かかります。

さすがに無理か、とは思ったものの、息子を受け入れてくれるような幼稚園など皆無です。

相談に、行くだけ行ってみようかと思いました。

 

ちなみに、私が住んでいる地域にはいわゆる「療育園」のようなものはありません。

というか、そういったものがなかったので、存在自体知らなかったのですが。

あればもちろん、療育園に入りたかったです。

 

そんなわけで、障害児に理解のある幼稚園へと相談に行きました。

今度は、息子と2人だけで。

 

その幼稚園は園児数がかなり多い大きな幼稚園でしたが、園長先生自らが話を聞いてくれました。

息子といえば、前回同様に、談話室の中を縦横無尽に走り回り、片時もじっとしていませんでしたが、

「元気でいいね~」とニコニコ微笑む園長先生。

 

息子を制することもなく、動じることもなく笑っている園長先生。

菩薩のように見えました。

 

今まで息子を育ててきて、どんなに大変だったか。

途中から人生相談のように、のべつ幕なし話つづける私。

うんうん、と優しいまなざしでうなずく園長先生。

私はいつしか涙を流していました。

 

「大変だったねえ」

 

後光がさして見えました。

本当に神様のような人がいるんだなって。

 

そうして二つ返事で園長先生は息子を迎え入れてくれたのです。

細かい条件など、なにも提示することなく。

あの時の感動は今も忘れることはありません。

 

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捨てる神あれば拾う神あり” に対して6件のコメントがあります。

  1. 稲倉サナ より:

    >edamameさん
    こちらこそ、返信ありがとうございます!
    当時の事を懐かしく思い返しました。
    私も送迎バスがなかったので毎日車で送り迎えをし、年少では週1回、年中では週2回療育で幼稚園をお休みしましたが、お弁当も毎日作っていました。今考えると、すごいぞ自分!って感じですが、必死だったんですよね。笑
    おそらく皆さんが同じことを言われると思いますが、今が一番大変な時期です。中学になる頃には、こんなに楽になるとは思わなかったです。
    進路も、なにか違うな?と思えばやり直しをすればいい。子供のことを一番わかっているのは、やっぱりお母さんだと思います。がんばってください!努力はいずれ絶対実ります!
    私でよければ相談にのりますので。なんでも質問してください(*^-^*)

  2. edamame より:

    ご丁寧な返信どうもありがとうございます。
    励ましのお言葉と進路のアドバイス本当に嬉しいです。療育、頑張って続けようと思います。
    そうですね、幼稚園は転園することもできますし、まずは受け入れてくれる幼稚園に入園させてみようと思います。送迎バスもないので、毎日送迎で先生とお話することもできるので、息子の様子を聞いて療育とも連携して頑張りたいです。
    偏食はお弁当だと改善は難しいかもしれませんが、もう少し大きくなったら料理のお手伝いで関心をもってもらい、少しずつ食べられるものを増やしていこうと思います。
    これからもブログの更新楽しみにしています。ありがとうございました!

  3. 稲倉サナ より:

    >edamameさん
    コメントありがとうございます!
    お子さんは療育先が合っているんですね。個別と、集団と、両方やってらっしゃるですね?お母さまはとてもがんばっていらっしゃいますね!お子さんも今は大変だと思いますが、将来的には今がんばっていて良かったと思う日が来ると思います。
    さて、幼稚園の件、悩みますよね。
    私は幼稚園として、どちらが好きだったかというと、断然のびのび幼稚園の方です。
    本当に教育方針がおおらかで素敵で、通う保護者の方もそれに賛同している方が多く、うちの息子は幼稚園で本当にかなり迷惑をかけていまっていましたが、先生も保護者もお友達もみんなあたたかくて…。2年間、つらいことがたくさんあり、毎日涙を流していた一方で、幸せな瞬間もたくさんありました。
    あの幼稚園で過ごした2年間は、私にとっても、きっと息子にとっても、とてもいい経験だったと思います。
    一方で年長から転園した幼稚園はというと、どちらかというと幼稚園というよりは療育そのものだったと思っています。厳しかったです、きっと子供にとっては自由がほとんどなくなり、制約ばかりで、それほど楽しい幼稚園生活ではなかったと思います。
    年少からこちらの幼稚園だったら、どうだったでしょう。難しいですね。
    大変だったけど、のびのび幼稚園にいられたことも、いい経験だったように思います。
    うちは転園とともに引っ越しをしていますので(通園するには少し遠かったので)、年少のときに引っ越しをしてまで別の幼稚園を検討する勇気はなかったと思います。
    まずは受け入れてくれる幼稚園があるのであれば、入園してもいいのではと思います。
    もしかすると、療育の効果もあり、うまく過ごせる可能性だってあるかもしれないですし。
    うまくいかなかったときは、そのとき考えてもまだ遅くないと思います。お金はかかりますけどね。
    これはあくまでも私個人の意見ですので、参考までに。

  4. edamame より:

    軽度知的障害、自閉症スペクトラムの3歳3ヶ月の息子がいます。息子の偏食に悩んでいます。また、来年度の進路もまだ未定です。
    息子を受け入れてくれる幼稚園をずっと探していて、やっと快く受け入れてくれる幼稚園を見つけたのですが、息子さんが最初に入園した幼稚園と同様の「ありのまま」を受け入れる完全お弁当ののびのび幼稚園です。息子さんが年長から転園されて偏食の改善や一斉指示に従えるようになった経緯を拝読して、この幼稚園に入園させていいのかとかなり悩んでいます。
    個別療育や集団療育では椅子に座れたり、先生の指示に従うことができるようになってきたので、この幼稚園に入園することで今まで積み上げたものがなくなってしまうのではとも心配しています。
    息子さんは年長で転園されたようですが、年少から転園後の幼稚園に入園した方が息子さんの発達の成長のためによかったと思われますか。
    大変参考になる内容で、ブログの更新を楽しみにしています。フォローさせていただきましたのでよろしくお願いします。

  5. 稲倉サナ より:

    >自分軸トレーナー♡さん
    そうなんです!本当に素敵すぎる園長先生です!
    子供が大好きで、いつも子供たちに混ざってニコニコしている方です。そしてどんなときも子供ファースト。
    子供たちも園長先生が大好きでした!

  6. 園長先生、まるで、「窓ぎわのトットちゃん」に登場される、校長の「小林先生」(実在の人物)のようですね(*´∀`)
    素敵な園長先生がいらっしゃるですね♪。.:*・゜♪。.:*・゜

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