学ぶはつらいが役に立つ

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こちらも2020年8月に書いた2つの記事を統合して加筆・修正しました。

先ほどUPしたブログ☟の中で、私がなぜ次男を学歴で武装させようとしたか。

キラキラの学生生活なんて幻想

その理由について述べようと思います🖐️

 

将来になるまで「将来の夢」がなかった私

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将来の夢。

子供たちが小学校の頃、学校で「将来の夢」を書かされる機会があったんですよね。

もちろん、私の子供の頃にもそういうのありました。

ちなみに私の幼稚園のときになりたかったのはお花屋さん🌷

まあこれ、どのくらいなりたかったかというと

他に書くことがなかったから😂

という程度のものでして😅

そのうち書いたことすら忘れてしまってました。

まあ、私らの小さい頃はお花屋さん・ケーキ屋さん・幼稚園の先生の三択かっていうくらいだったんでね。

男子はお決まりの野球選手とかが入ってましたよね。

まあ、みんなもあまりまともに夢なんて語ってなかったわけですよ。

そこいくと今の子の夢はすごいですね。

次男の小学校の時のことですが、2分の1成人式の際に次男の同級生たちが将来の夢を語っていたんですが、正直おったまげましたよね。

医者、看護師、教師、プログラマー、パティシエ、運転士、薬剤師、国家公務員、etc.…

オイオイ、

お前らほんとに小学生?😂

っていうくらい具体的。  

そこいくとうちの次男なんて

ああああ~!!!おがあさんっ!どーしよどーしよどーしよ!

書くこと何もないよお!!

将来の夢なんてないよお!

やりたいことが何も見つからないよおお!

締切明日だよおおお!!!

どーしよ、何書けばいいのおおお???

おがあざんっ!!

おしえておがあざーーーーん!!!

 

…って。

落ち武者

直前まで泣きわめいてましたよね(‘A`)

 

で。あんた、ほんとのところは何になりたいの?って聞くと次男。

会社員かな?😗

( ゚д゚)

 

いやだから

なんの会社だよ😂

ん?それはわからない。ただ、サラリーマンがいい。

毎月決まった給料もらえるから、って😂

 

かくいう私も似たようなもので。

将来の夢とか、なりたい職業とか、何にも見つからないまま

気がついたら就職活動の時期に入ってました😂

もうね。

将来の夢もなにも。

ついに具体的に進路を選択せざるをえない場面になってなお、何をしたいのかわからない自分がいましたよね😭

 

思えば自分、幼いころから自己肯定感が低かったんです(゚з゚)

どうせ私なんかが口癖で。

そんな私でもやりたいこと…というか、好きなことがあって、小説を書くことだったんですが🤣

自己肯定感の低さゆえに、自分が小説家になれるわけがないと思っていましたよね。

それでも本を読んだり文章を書いたりすることが好きだったので

就職先を決める時、当時も既に狭き門であった出版社も受けてみたんですよね。

見事に落ちましたが😂

このとき思ったんですよね。

もっと早くに、自分の好きなことを見いだせていたら。

自分にもできるんだ、という自信があったら。

私の場合、家庭の事情があって、好きな進路に進むことができなかったりもしたんですけど

なんだかいろんなことが

後の祭りというか。

自分が中学生・高校生の頃に、将来、就職をする際に自分が直面する状況を誰かが教えてくれていたなら!

子供には、同じような悔しい思いをさせたくない、っていうのがあって。

まずは子供の自己肯定感の低さを払拭させたい。

それから、できるだけ若いうちから

やりたいこと、興味のあることを意識させたい。

そして、

なりたい職業を見つけてほしい。

と思っていました。

やりたいことがあれば、例えそれがジャニーズに入りたいとか、そういったことでも応援するつもりでいました。

なので、うちは中学受験は考えず、小学校時代はのびのびと好きなように過ごさせてきたんですよね。

私は就職するときになって初めて、

夢を持つ年齢が遅ければ遅いほど、叶えることが難しくなっていく

ということに気がつきました。

例えばものすごく極端な話になりますが、息子が18歳になってから「俺、ジャニーズに入りたい」って言われても、

えっとそれ もう遅いから😂 っていうね。

ま、早ければ入れるってものでもないですが🤣

ジャニーズに入りたいのであれば、遅くとも中3くらいまでには履歴書を送ってなきゃダメなわけで。

あと、スポーツ選手。

スポーツにもよるのかもしれないし、その子が持っているフィジカルも大きく関係するとは思うんですが…。

その道のプロとして活躍したいと思うのであれば、やはり早い時期に始めた方が有利ですよね。

そういう極端な例は置いておいても、例えば医療関係の仕事に就きたいと思うのであれば、医学部のない早稲田大学の付属校・系属校に進学すると、大学受験で医学部のある大学を受験しなおさなければいけない。

もし早い時点でそういう意向があるのであれば、将来的なことも視野に入れた学校選びができるわけです。

もちろん、ある程度大きくなってからでもやる気さえあれば学習はできる。

でも、大人になるにつれて勉強のために割ける時間が少なくなっていき、本当にやる気のある人だけが、その夢を叶えることができるようになるのかと。

まあ、そういうふうに私は考えていたので、

子供にはできるだけ早いうちに「やりたいこと」を見つけてほしい。

そう思っていました。

そのため、次男が小学校の頃は

運動でも勉強でも遊びでも、なんでもいいから好きなことを好きなだけやればいい。

いろんな経験のなかで、やりたいことを見つけていけばいい。

そう考えていたので、中学受験に関してはどちらかというと否定的でした。

私自身は実は子供の頃に中学受験にとても興味があり、もし叶うなら、受験したかった。

でも家庭の事情でそれは叶いませんでした。

もし次男も中学受験に興味があれば、それは本人が望んでやることなので、全力で応援するつもりでいました。

でもうちの次男。

勉強が嫌い😂

小4の時に、何事も経験、ということで1度だけお試しで塾に通わせてみたことがありましたが、

面白くない。行きたくないと却下(‘A`)

とまあ、こんな感じでのびのび過ごしていた小学校生活。

気がつけば、次男。

勉強だけでなくこれといってやりたいことも見つからないまま小学校を卒業😩

けど、いろいろやったんですよ?

スポーツ系から文化系、勉強系。

私の好きなミュージカルを一緒に観に行ったり、 いろんな経験をさせてみました。

その中から何か、これというものが見つかればいいな、と思って。

でも、そもそも次男は飽きっぽいタチで(゚з゚)

ゲームの類もあまりガッツリはまってやるタイプではありません(‘A`)

将来なんになりたいの? 何かやりたいことあるの? いつ聞いても、特にない。キッパリって暖簾に腕押し😂

その時思ったんですよね。

この子は恵まれすぎているのだと。

自閉症の太郎のことでいろいろ辛い思いをさせてきた負い目もあって、次男には苦労をさせたくない、少しでも楽しい経験をしてもらいたい…と、欲しいものは買ってあげたし(誕生日、クリスマスなど記念日系中心ですが)、海外旅行に行ったりもした。

やりたいことがあれば、やらせてあげた。

いやむしろ、すべてにおいて

次男が欲するであろうことを先回りしてやってあげていた。

その弊害がこれです(‘A`) 

次男には欲というものが無くなってしまった😂

 欲しがらない子なんですよ、次男は。

あれ買ってこれ買って、って自分から言うことはほとんどなく。

あそこに行きたいここに行きたい、って自分から言うことはほとんどなく。

あれやりたいこれやりたい、って自分から言ったこと、ほぼ無い(‘A`)

欲がないので、人と競うこともせず。

争いごとも好みません。

なんだか与えられるままに思考が停止してしまっている感じ😂

失敗したかなぁと思っても後の祭りです(゚з゚)

まあ、そんなわけで私は 軌道修正をすることに決めたんです。

 

やりたいことがなければとりあえず勉強しろ

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「できるだけ早くやりたいことを見つけて欲しい」という考えを放棄することにしました。

いや、もちろんその気持ちに変わりはないんだけど、でも望んだところでこればっかりはどうにもならないでしょう? 

そこで。

次男がこのままやりたい事や夢が見つからないまま就職活動の時期を迎える

という事態を想定し、今後の進路を決めることにしました。

そんな私の経験値から見出した答えは

今は必死で勉強しろってこと。

やりたいことがないなら、とりあえず勉強しろ。

勉強して、できるだけいい高校、いい大学に入れ。

就職試験を受ける際には、 まず「大卒」でなければ受ける資格もない会社というのもたくさんありますよね。

そして大学ならどこでもいいかっていうと、そんなこたーない。

建前としてはどこでもいいということになってはいますが、実際には履歴書の時点で振り分けられる会社もあります。

そして、私が就活の時に憧れていた出版社の就職試験で落ちたのは筆記テストの点数が悪かったことが原因でした😂

もっと勉強をちゃんとやっていればよかった、と思いました。

就職試験があんなに難しいものだとは思ってなかったんですよね。

それから私が会社をやめ、フリーランスで仕事をするようになって思ったことなんですが。

英語ができた方が絶対有利、仕事の幅が広がる

ってこと(゚з゚)

例えば文章を書く仕事は、ある時を境に報酬が暴落しました。

時給に換算すると500円にもならないようなお仕事も依頼がくるようになりました。

でも。

英語がらみの仕事は単価がそこまで値崩れしていないんですよね。

通訳や翻訳ができる人の方が、仕事に困らないし、報酬も高い。

かといって、今更勉強しても、英語を仕事に活かせるレベルにするには、どれほどの時間を割けばいいんでしょう?

そして、ライターの肩書きっていうんですかね。

あれも、有名大学卒の肩書きがあった方が、お仕事をもらいやすいという現実。

全部が全部そうとは限りませんが、そういう仕事もあるんです(゚з゚)

なんかね。

学歴、学歴ってね😂

そんなこと言いたくないんですけど、私も。

でも、やりたいことがないなら、勉強をやっておいて損はない。

いつかやりたいことが見つかったときに学歴があった方が 選択肢が広がると思うんです。

学歴はないよりはあった方がいい。

もちろん、学歴だけで中身がカラッポじゃ意味ないですけど’`,、(‘∀`) ‘`,、

でも、勉強でもなんでも、必死でやってきたのであれば、絶対に何かしら自分の身になっているはずなんです。

ここで好きなことを仕事にする ってそんなに大事?という疑問を持つ方もいるかと思います。

仕事は仕事、趣味は趣味。

仕事はお金を稼ぐための単なる手段であり、好きな事は別でやればいいんじゃない?って。

それも一理あると思います。

仕事を生き甲斐とするタイプかどうか、ということですよね。

実際うちの夫は 仕事≠生きがい です。

仕事は単なるお金を稼ぐ手段だと思ってやってますよね。

逆に私の兄あたりは 仕事=生きがい タイプ。

私は…半々くらいかな?

でも仕事にはやっぱりやりがいを求めてしまう。

もし、仕事にやりがいを求めるタイプの人であれば、好きな事を仕事にする、やりたい事を仕事にするっていうの   すごく大事だと思いますし、たとえうちの夫みたいなタイプでも、人生において仕事に割く時間の割合は圧倒的に多いので、できれば嫌いな事よりは好きな事を仕事にできていた方がいいのかなと思います。

そして仕事が生きがいではなかったとしても、勉強をして、条件のいい仕事に就き、収入が高ければ、好きなこと(趣味とか)にお金をかけることもできる。

結局どう転んでも 勉強しておいて損はないかな、と。

 

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学ぶはつらいが役に立つ” に対して6件のコメントがあります。

  1. にゃんこ より:

    あ、旅行は保育園時代に年一。
    小学校では六年で沖縄に一回のみ
    中学は二年でで北海道に一回のみ。
    帰省で九州に毎年一回。
    この程度ですよ〜
    後は普段の連休中に日帰りで博物館や水族館、動物園へ行く程度でした。
    これがね、東京、首都圏は素敵だなと感激しました。
    田舎にはないものばかりでね。
    私は上野の国立博物館がお気に入りです。
    そういえば、あちこちの博物館で近所の御三家を中受した友達と三回も!バッタリ遭遇しました。

    1. 稲倉サナ より:

      旅行はあまり頻繁に行き過ぎても逆効果かもしれないので、そのくらいの頻度が丁度いいのではないでしょうか?
      美味しいものも頻繁に食べると舌が肥えますからね(笑)
      ほどよく体験させて刺激を受けさせる、バランスが難しいですけどね(;’∀’)

  2. にゃんこ より:

    うちもです。
    うちの長男は頭も悪いのはもちろんですが、お勉強も苦手で嫌いです。
    勉強は楽しくないと子供の頃からずーっと言っています。
    まぁ、分からないことばかりで尚且つ成果も出せないのなら、そりゃそうだ笑笑
    ですが、長男の良いところ?はちょっと勘違いしているんですよ。
    高校からの部活が文系で頭を使うので周りは超絶天才肌(息子は試合に出られない程度の実力)
    また、小中の友人は学力優秀揃い
    そんな関係性の中で、自分もその仲間だと思っている様子(ガーン)
    卑下する事もなく、馬鹿にされているだろうにずっとその場にいられるメンタルが凄い。
    そして、少しずつではありますが、部活では勝てないながらも努力し続けています。
    この部活はたまたま、同級生に誘われたのがきっかけで、たまたま強豪校で、年に一度は近隣の強豪校との合同合宿、そこでプロに教わる機会もあって。
    それがかなり良かったのだと思いました。
    ほかに行くところがなく仕方なく専願でやっと合格した私立でしたが、私立ならではの良さが功を奏しました。
    また、中学のレベルの高さが高校での成績アップにつながりました。
    中一での大失敗を反省して、スタートダッシュを狙って受験後も三月末まで塾で公立組と一緒に勉強させました。
    その成果もあって中学校ではオール3だった息子が高校では最後は4.3くらいだった4.5?で、法学部法律学科に内部進学出来ました。
    まぁ、本当に大したことのない大学ですよ(泣)
    さなさんの次郎くんとは全くレベルの違う話なので、参考にならないと思います。
    そうそう、息子はね、私を追い越したかったのかな?とも思います笑笑
    中一の時に英語や数学を私に教わったのが悔しかったようです。
    それにテレビのクイズ番組でも私の方が勝ってましたしね。
    ニュースの見方も新聞の読み方も教えたのは私。
    学校でもその話はずっと驚かれているようですし、それはちょっと嬉しそうでしたよ。
    高卒の母がなんでも知ってるという事実がね、嬉しくもあり、追い越そうと頑張ったのかなと思います。
    本当は中学の時点でお勉強は追い越されていたのですが、そこはハッタリで誤魔化してました笑笑
    男の子は素直で可愛いものです。
    何か本気になるものが見つかると女子は敵わない、昔からそう思って生きています。
    さなさんもあまり思い詰めず、スマホを憎まず笑笑、次男さんの実力とその凄さを信じて下さい

    1. 稲倉サナ より:

      メンタル強いの大事ですよ!
      うちの次男は今のままだと留年→退学コースになるのではとヒヤヒヤしています(;’∀’)
      友達づきあいは大事ですよね。
      うちは勉強好き・学び好きな子が周りにいなかったので、高校で新しく出会う人々に刺激を受けてほしいなぁと願いつつ…。
      男の子はなんだかんだ素直かもしれませんね。
      先日、高校生の娘が2人いるママさんと話す機会がありましたが、女子は口がたつから大変だとボヤいていました…。

  3. にゃんこ より:

    お勉強は本当にしておいた方が良いですよね。
    受験勉強はした事がないので全く分からないのですが、お勉強は楽しいと思って生きてきました。
    私自身は頭の悪い地域の高校卒業ですが、生まれてから子供は頭が良いはずだと勘違いしていました。
    ですので、小さい頃から読み聞かせはもちろん、家の中には絵本、学習辞典、沢山のドリル、私の欲しかったものを子供に与えて。
    東京は本当に知的好奇心を満たすのに困らない。
    近隣の色んな博物館に連れて行きました。
    旅行は国内ですが、北海道、東北、中部、関西。
    必ず地域の科学博物館に寄ってました。
    水族館に動物園、たくさん行きました。
    ですが、我が子はもう就職先は決まっていたんです。
    男子が生まれた時から跡取りとして代々の仕事を継ぐ事になっていました。
    ですので、全ての勉強は就職活動には全く関係のないもの。
    ですが、どのような仕事でも頭が悪いと途端に業績不振になってしまう。
    何事も勉強は必要だと確信しています。
    そして、継続して学ぶことでより良い未来を切り拓ける、そう信じています。
    っていうか、学ぶことって沢山あるし、本当に楽しいですよね。

    1. 稲倉サナ より:

      素晴らしいですね、いろんな経験と知識をお子さんに与えたのですね。
      うちは太郎がいたのでできる範囲が限られていましたが、にゃんこさんの考えにはとても共感できるし、同じようにできる限りのものを与えようとやってきたつもりではあるんですが、いかんせん本人が「学ぶ楽しさ」がまったく理解できない子で(;’∀’)
      年齢を追うごとに自分が好きな事以外についての世の中に興味を失ってきている感じがします。
      それもこれも家にいながらスマホ1台でなんでも済んでしまうことが原因なんだと思っています。
      スマホなんて本来、仕事や家事・育児に忙しく時間に余裕のない大人のための娯楽のようなものだと思っているのに、10代半ばにして中毒状態ではこの先が思いやられます。
      学ぶ事の楽しさがわからない子にその楽しさを教えるにはどうしたらいいんでしょうね…。

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