子供が発達障害であることに気づかない親
出典:pixabay
いつものようにぼんやりとSNSを眺めていたら、ちょっとディープな内容が出てきて驚いた( ゚д゚)
それは知人の息子さんが不登校になっていた、というものでした。
発達障害では?と思っても口に出しては言えない・・・
出典:pixabay
そのお子さんは小学校高学年なんですが、SNSには不登校の末に転校することになった、と書いてありました。
それを読んだ私は「やっぱりそうか」と思ったんですよね。
というのも、おそらく知人本人は気づいていないようなんですが、私はそのお子さんは発達障害なんじゃないかと思っていたからなんです。
知人はお子さんが生まれた頃からSNSに子供のネタを頻繁に投稿するタイプの人で、そのお子さんが幼児期のあいだはごく普通の内容の投稿ばかりだったため、発達障害を疑うことは一切なかったんですね。
ところが、その子が小学校に入学してからですよ。
知人にはお子さんが2人いるのですが、上のお子さんは勉強もできて友人も多く、同年齢の子に比べても優秀なタイプ。
ほったらかし育児で伸びるタイプの子だったようで😅
自慢のお子さんだったのか、長子(上のお子さん)については鼻高々な内容の投稿が多かった記憶があります。
一方、末子(下のお子さん)については小学校入学後からたびたびボヤき系の投稿が目立つようになりました。
最初に私が「あれ?」と思ったのは、とある事に対する尋常ではない”こだわり”によって一時期不登校になってしまった、という投稿を読んだときのことでした。
ちょっと具体的には書けませんが、普通の子(この表現は嫌いですがあえて使います😅)であれば、え?そんな事で?と思うような些細な事に対して並々ならぬこだわりを持っていたんですよね、末子さんは。
この時に私は「これって自閉症のこだわりじゃ?」と思い、そこからそういう視点で投稿を読み続けていくと
出るわ出るわ😂
・こだわりが強い(こだわりで怒った末に学校を休む)→不登校につながった時期あり
・物をよく無くす
・感覚鈍麻(真冬に半袖短パン)
・鏡文字を書く
・頻繁に転んだりぶつけたりする
・外出先で自分がどこにいるかわからなくなり迷子になる
上記のような事をボヤきつつSNSに投稿しているんですが、そのたびに出てくる彼女の決め台詞が
小3男子、謎だな🤣
※小3の部分はその年齢ごとに変わる🖐️
長子が女子なので、男子はこういうものという、ステレオタイプな思い込みがあるようで😅
彼女(知人です)は末子の事を「クセ強め」「繊細」「お調子者」という言葉で都度片付けていて、発達障害の可能性はチラとも考えていないようなんです😅
実は母親自身(知人)が不注意な点が多い人で、特に子供の学校関連の重要な手続き関連を忘れがちで、何度も痛い目にあっているんですよね。
もしかしたら知人も何かしら抱えているのかなとも思いつつ…まあそうは言っても、末子クンも小学校低学年の頃は学校を休みがちだったりしたものの、その後は問題なく生活できている様子。
センシティブな内容ですし、SNSの内容だけで発達障害と判断するのもナンセンスですし😅
本人(末子)およびご家族や周りの人が困っていないのであれば、発達障害なのでは?なんて思うこと自体大きなお世話かな、と思い、特に何するわけもなく生ぬるくウォッチしていました😅
とはいえ、時にはギョッとする投稿もありましたよね。
末子は頻繁に転んだりぶつけたりして病院に行くので、医師から虐待を疑われたっていう件。
それってよっぽどだと思うんですが😅
虐待を疑われるほどの痣って、かなりの頻度で怪我をしているってことですもの。
しかし。
ますます発達障害疑いが強まるものの、そこまで仲のいい人でもなかったので先輩風吹かして言えるはずもなく😅
静観していました。
幸いにも彼女の近しい人の中には「子育てアドバイザー」のような教育・育児のプロの人が何人かいたんですよ。
プロの人が彼女の投稿を読めば必ず察すると思ったからです。
言えないまま数年経ち、あの子は不登校に・・・
出典:pixabay
ところが。
最近、末子に関する投稿がほとんどないな~、と思っていたら突然、末子が不登校になっていたことをカミングアウト。
そして転校することにしたんだとか。
相変わらず知人は息子の事を「謎だな!」の一言で片づけていて驚きました。
謎じゃねーよ、それSOSなんじゃないの?
てか、
子育てアドバイザー、何してんねん😂
プロといえども、友人の子供に対して「発達障害では?」とは言いづらかったということか😂
末子はなんのフォローもないまま、おそらく学校では孤立していたんじゃないかと思うんですけどね。
知人は本当は薄々察していて、SNS上では虚勢を張っているだけであればいいのですが…。
末子も発達障害であるとは限らないものの、対人コミュニケーションがうまくいっていないことは知人がSNSにも書いてあるので紛れもない事実です。
それであれば、「ここがダメならあっち」的な安易な対処方法ではなく、根本的に向き合う必要があるのでは?と思うのですが。
発達障害の可能性を考えているのかどうかはわかりませんが、それでも彼女なりに末子のためを思って「居場所」を考えて動いているようではあります。
何が正解とも限らないし、新しい転校先が末子にとってベストな選択肢となるかもしれない。
だからやっぱり、私がこうしてやきもきしているのは余計なお世話としか言いようがない。
幸いにも、彼女(知人)はお子さん2人とも分け隔てなく愛していて、子供のための助言は素直に聞き入れるタイプです。
そのため、今後誰かが彼女に何かしらの助言をすることがあったときに、きっといい方向に向かっていくことは間違いないと思われます😊
4月からの転校先が、末子にとっても彼女にとっても、素晴らしい出会いがあることを祈りつつ…。
うちの太郎も学年が変わり、クラス替えがあるとまた乱れそうだな🤪
他人の心配をしている場合じゃないってか😂
☆お知らせ☆
「にほんブログ村」のランキングにも参加しています!
ブログ更新の励みになりますので、よろしければ下記バナーをポチッといただけると嬉しいです🎵
こんにちは
我が子がまさかと思う親御さんは、多いようですね。
そりゃーそうだよね。
ここ最近ちょっとしたことでも何だかの障害有りが多すぎなように感じる、
普通て何?
皆が生きやすい世の中になって欲しい、自分をよく知り回りに理解をしてもらう努力は必要だと思う。
発達障害というのは定義が難しいですよね。
そもそもここからが「発達障害」なんていうラインもない。
そして本来は線引きする必要はないものの、一方で診断がつかなければ支援してもらえないという事情もあり。
困っていなければ発達障害も個性の範疇。
定型発達の子であっても困っていることがあれば支援は必要。
子供自身が声をあげることはなかなか難しいので、先生であれ親御さんであれ、周りの大人が気が付いて手を差し伸べることが必要かと思います。
私の周りでもあっと驚く方の子供さんが不登校だったり、この四月から学校は一時的に通わずにフリースクールにした方がいます。
この二つのケースはお子さんのつまづきに適切な対処をしないまま来ちゃったんだな、と感じています。
二人とも知的に遅れがないために、親が希望的観測で障害を認めていないのだと思っています。
不登校の子供は中学校をまるまる三年間通わず、高校は私立で発達障害の子供を受け入れている通信教育が主な学校に楽しく通っているそう。
私の友人にも小さい頃から指示が通らない子がいて少し心配していましたが、小学校に入ったら友達も出来、何の問題もなく大学生。
ところが、その子の兄弟で聞き分けの良い子だった方が小1で不登校になり、親と二年間登校し、やっと一人で通えるようになったものの、ずっと友達が少なく、大学生の今も親と過ごす方が多いです。
他にもまだ数名、小さい頃から心配な同級生もいますが、親に何かを指摘したり、アドバイス的なことを言ったりしたことはありません。
しょっちゅう顔を合わせる友達なので、うちの次男の報告がてら今の支援級や支援校の現状を出来るだけ沢山伝えるようにして。
何かの手がかりに、と思ってそうしていました。
知的に問題がない子のつまづきは、本当に親の意識の差がその後に大きく影響するのを目の当たりにしてきました。
知的に低いのは本当に親として辛いことばかりでしたが、子供に期待しないですぐに支援を受けられたのは親子で幸いだったのだ、とも思っています。
そうなんですよね。
軽度であっても知的障害があればおそらく学校側からなんらかの指摘があったかと思うんですが、知人の息子さんはおそらく知的には遅れがなさそうであることに加え、性格的に他者に迷惑をかけるタイプじゃないところが不登校へとつながったのかな…と思います。
周りとトラブルを起こす事がない限り、学校側も踏み込んだことはしてこないんだなあと。
そうなると100%親御さんの裁量となるわけですが、知人の場合、子供が赤ちゃん期から現在にいたるまでフルタイムで働いていて、なおかつかなり多忙な会社のために、自宅で子供と過ごせる時間もほんのわずか…という感じで、何かあっても学校側に相談することもほぼないような感じで、発達障害の可能性については全く考えていないのかも?と思いました。
それどころか、彼女には理想の子育て像というのが強くあるようで、子供(末子)が自分の理想とする事から外れてしまうと(例えば習い事とかですね)、まったく興味がなくなり、子供に対して無関心を貫いていたんですよね。あれでは気が付くものも気が付かないんだろうな、と。
彼女はつい最近まで子供(末子)に中学受験をさせようと思っていたのに、不登校になったので断念したと言っていたのも驚きました。
やっぱり微塵も発達障害の可能性など考えてもいないんだろうな(;’∀’)
知的障害がなく、周りに迷惑をかけずになんとなくやってこられるタイプの発達障害の子は、それこそ大人になるまで周りも本人も気づかないということもあるんだろうな…と思いました。
でも私からは言えないですね。
新しい場所で上手くいくことを願うばかりです。
小さな頃からちょっとだけ心配だった子供たち。
まるっきり普通の子として育ててしまった友人と、危機感をもって子供と向き合い、つきっきりで育てた友人がいます。
大人になった今、学力や意欲にハッキリと差が出てしまっています。
友人二人ともフルタイムで働いていたのですが、一人は資格職だったので休職して子供に付き添っていました。
もう一人は学校や学童からの指摘で言葉の教室に通ってはいましたが、概ね放任主義で塾に入れた後は子供に任せていると言っていました。
親の職場環境の差も行動の差につながるのは仕方のないことかも知れません。
放任主義の友達の子供は大学の出席日数が足りなくなり卒業出来ないかもと言っていたので心配です。
就職も内定を貰っていたのに。
精神的な何かがここに来て疲れとして出たのか。
小さな時から手のかかる子だったと友人は嘆いていましたが、実はその下の子がいるのですが、こちらはもっと深刻だと思っていますが言えませんでした。
友達も勉強がひどく出来ないと悩んでいたのですが、敢えて普通級、普通校を選択。
ですが、勉強よりもコミュニケーションに問題があって、学生のうちは何とかなるけれどこれから仕事をする時に大きな問題を孕んでいると思っていますが、こんな重大なことを言えるわけもなく。
物事の理解が弱く、自分の都合の良いように考えるタイプの子で、学校のカリキュラムでうちの仕事を手伝って貰った時に先生と困ってしまった事がありました。
先生がうまく対処してくれると良いのですが、支援校ではないので無理でしょうね。
小さい頃からいじめにあっていて、その劣等感や辛い記憶があるのも気がかり。
本当にこういうのは難しいですね。
そうなんですよね、重要な事だからこそ下手に口出しはできないんですよね。
でもきっと知人には友人・知人もたくさんいるし、助けてくれる人には困らないタイプなので、何かあったときには近くにいる人が助けてくれると信じています。
それにしても発達障害の見極めは難しいですね…。
どんな子にも言えるのが、親が子供にきちんと向き合う事、子供の能力以上を過度に求めない事。
この二つを守っていれば何となるのでは?と思っています。
もう、精神的な事はしょうがないと思ってます。
見捨てるのではなく、何をやってもやらなくても、最後は親が引き受けるしかない。
頼れるところを探しておく、相手が困ってたら情報はオープンにして、命にかかわりそうなら手を差し伸べることもしちゃうかも。
親は親であることから逃げられないですからね…。
母親は特に。
障害児の父親で仕事に逃げるタイプの人がいますが、母親は完全に逃げ切ることは難しいですもんね(;’∀’)