太郎も歩けば棒に当たる

白杖: 日本経済新聞 (nikkei.com)より転載

今朝は雨も上がり、登校する息子の付き添いも晴れやかな気持ちで歩けました✨

ただ、朝から爆音系のバイクが数台ほど。

息子が強面の車をガン見する件に書きましたが、爆音系の車がくると、

立ち止まってガン見したり、わざわざ数メートル戻って見に行ったり

ヤジウマか(‘A`)

もー、普通に歩こうよ~

と朝からドッと疲れる私です(‘A`)

こんな毎日ですが、3日前くらいだったかな。

ブログ前を向いて歩こうの中でもふれていますが、

余所見をしながら歩く息子が、下校中にまた、やらかしました(-_-)

私と息子の前に、白杖をついて歩いている男性がいました。

白杖(はくじょう)とは、視覚障害者が歩行の際に使用する白い杖のことです。

その時通っていた歩行者道路は少し狭かったので、

私たちは男性の邪魔にならないよう、右側に一列になって追い抜こうとしました。

が、タイミング悪く、そこで爆音系の車が前方から近づいてきました(‘A`)

息子は急にソワソワと挙動不審になり、

こともあろうか、白杖の男性の前でよろめく始末。

息子の足が白杖に当たってしまいました。・゚・(ノД`)・゚・。

男性は驚いて「すみません」と一言。

いやいや、すみませんはこっちです~。・゚・(ノД`)・゚・。

息子が急に前に出て杖にぶつかって行ったんですから。

すみません、とこちらももちろん謝り謝りましたが、

そこからが大変です。

自閉症の特性の一つだと思うのですが、息子は

失敗を極端に恐れる

のです。

失敗した、と思った瞬間、頭にカーッと血がのぼる。

そこでその件に関して怒られた日には、逆上して大暴れ、

手が付けられなくなるのです。

ひどいときは逆切れして物を破壊したりもしますゲローゲローゲロー

そのため、注意の仕方一つとってもすごく面倒なのです。

まず「怒る」のでも「叱る」のでもなく、

「気をつけようね」などと、優しい口調でたしなめる。

視覚障害者のことを説明しても理解できないのですが、

(目が見えない、という状態がわからない)

杖をついた人のそばを歩くときは気をつけよう、と説明する。

この際、あまりしつこく言い聞かせるのは逆効果。

怒って頭に血がのぼって、言っていることが頭に入らなくなるからです。

まあ、こういうことがあるたびに、毎回言い聞かせていくしかないんですけれども。

こうした予測不能なことが起こり

ある意味予測はできますが(´・ω・`)

息子一人では対処できないのと、

人の迷惑になるようなこと、特に今回は下手すると怪我をさせてしまったかもしれないので

独り歩きはさせられないな~。

まだまだ。

と思う今日この頃です。

 

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太郎も歩けば棒に当たる” に対して2件のコメントがあります。

  1. 稲倉サナ より:

    >スタバ大好きママさん
    コメントありがとうございます(*'ω'*)
    そうななですよね、「怒る」「叱る」って難しいですよね(;'∀')特に危険なこと、常識的にやってはいけないことなど、説明しても理解が難しく、どうやってやらせないようにするか、いつも悩みの種です。私も。
    スタバ大好きママさんは姪っ子ちゃんにベストな道を選んであげていると私は思いますよ~。
    ずっと家でそばに置いてかわいがることが本人のためになるとも限らないです。ましてや、ママさんは介護もあるわけですし。
    こちらこそ、今後ともどうぞよろしくお願いいたします(^^♪

  2. サナさんのブログとっても参考になります
    ありがとうございます。
    怒る 叱る 私にとって
    いつも悩みの種です。
    褒める 可愛いがる 世話をするは簡単ですが、言って聞かせて危ないことをさせないなど
    今だに試行錯誤です。
    我が子同然なのに、上手くいかないと
    やっぱり息子くん無意識に区別してるのかと悩みます。
    もし実の娘だったら
    帰りたがらない寮に戻さず、
    まだまだお家で一緒に生活できるのでは!
    などなど
    私は、立場的に
    同じようなママさんたちとなかなか知り合えず、主治医や先生方の指導のもとやってきたので
    今だに勉強中です。これからもよろしくお願いします!

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