勉強嫌い&漢字が苦手な息子のために私がやったこと

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※こちらは2020年1月に書いた記事を加筆・修正したものです

うちの次男は勉強が大嫌いで、テスト前に一夜漬けで勉強をするタイプ。

暗記モノが苦手です。なかでも漢字が苦手(‘A`)

これは小学生の頃の話になりますが、学校の小テストであまりにも酷い点を取ってばかりいたので、なんとか勉強させたいと思い、漢字検定を受けさせることにしたんです。

テストなど、何か目標がないと勉強しないので(‘A`)

そう思って息子に「ねえ、漢字検定受けてみない?」と声をかけてみたところ、

ヤダ。だってそんなの誰も受けてないもん(゚з゚)

と、けんもほろろに断られまして😟

確かに漢字検定は息子の周りでは誰も受けていない様子。

そういえば私の学生時代も英検は受ける子はいたけど、漢検は誰も受けていなかったっけ。

オババである私の少女期に漢検の存在自体があったかは不明ですが😅

とりあえず何か目標があった方が絶対勉強をするので「受けてみようよ!学校の成績もあがるよ?」とシツコイくらい押してみた。

すると次男はイラッとした感じでこう吐き捨てました。

お母さんはいつも口うるさいだけで、自分は何もやってないじゃん!

( ゚д゚)

え?反抗期?😂

何もやってないってさ、いや、私だって家事とか育児とか、大変な長男のお世話もろもろとか、内職みたいな仕事とか、いろいろやってるつもりだけど😂😂

勉強のことなんかお母さんに何がわかるんだよ?

やってもないくせに、うるさい、と。

カッチーン💢

(#゚Д゚)ゴルァ!!

あんた、誰に喧嘩売ってんの?

その時完全に私の頭の中で何かがブチッと切れまして。

だったら受けてやるよ!

私も漢検受けてやるよ!

というわけで、売り言葉に買い言葉。息子と一緒に漢検を受けることになったのでした😅

 

息子は漢検5級を受験。私は・・・

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ということで、親子で漢検を受けることにしたのですが、息子の方はとりあえず漢検5級から受けてみることにしました。

まずはテキストを購入。使ったテキストはこちら↓

これらはAmazonで現在売っている最新版です🖐

久々に見たら改訂版が出ていてデザインが変わっていました( ゚д゚)

うちはブックオフで1冊100円で買いましたが😅

 

いろいろ買っても混乱するだけなので、参考書を1冊。

これを全部やり終えてから、過去問題集に取り組む、という流れでやることにしました。

そして私の方ですが…。

最初にブチ当たったのが何級を受けるか問題。

どうせなら1級とか、準1級とか「1」の数字が入っているやつがいい!なんて思っていましたが、1級と準1級は常用外漢字がメインで、参考書をチラ見してみましたが、

正直受かる気が1ミリもしない😂

私は東大王の難読オセロも結構読める漢字が多くて、割と漢字は得な方だと思い込んでいたんですが、準1級、読めない漢字だらけでした(‘A`)

そこでレベルを下げて、

常用漢字の最高峰・2級をチェック🖐

ちなみに漢字検定2級とは、高校卒業・大学・一般程度で、常用漢字がすべて読み書き活用できるレベル。

試しに参考書の単元「読み」をチラ見してみたところ…

これはイケるかも?

ほぼ全部の漢字を読むことができた私、上機嫌( ・∀・)♪

さっそく2級を受けるべく、参考書と過去問の2冊をゲットしました。

それと同時にスマホに漢検アプリをダウンロード。

これ。

一番左の「実践漢検」というのは、漢検2~10級のテストが受けられるアプリです。

「漢検2級」は漢字検定2級を分野別で学習できるアプリで、これがなかなかのスグレモノ。

念のため準2級と3級もダウンロードしておきました。

とりあえず、自分の実力を測るために、「実践漢検」アプリで2級の問題を解いてみました。

この時の私ったらなぜか自信満々😅

その時の結果ですが…

100点

えっ!すごい!

…って思う人もいるかもしれませんが、これ100点満点ではありません。

200点満点です😂

ちなみに2級の合格点目安は200点満点中の80%以上正解=160点です(実際は155点程度らしいですが)。

読むのはほぼ全問解けたのですが、書く方はもう、ボロボロ( ;∀;)

古い記憶を頼りに適当に書いていたら、なんか、私ったら、

今までにない新しい漢字を次々と生み出す始末🤣

さらに、書き取りよりももっと深刻だったのが、四字熟語

私、こういうの結構得意だと思い込んでウン十年間生きてきたのですが、まるで見たこともないような熟語が次から次に。

こんなです↓

哀毀骨立
握髪吐哺
衣錦還郷
一筆勾消
鬱鬱勃勃
円頓止観

ちなみに四字熟語ですが、選択方式ではなく、漢字で書いて答えなきゃいけないやつ😂

それは、ちょろっと勉強すれば2級くらい楽勝かも~と思っていた、何の根拠もない自信が、ガラガラと崩れ去っていった瞬間でした。

 

息子はめでたく合格!かたや私は・・・

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もともと漢字は割と得意な方だと思っていた私でしたが、やはりパソコンやスマートフォンばかり使っていたせいで、

読めても書けない。

これなんですよね(‘A`)

それでも、これ以上レベルを落としては息子のお手本にならない!と一念発起して、2級を受験することにしたのでした。

それからが大変でした😂

まず2級のテスト問題をやってみて気づいたことですが、2級には準2級と3級の漢字が出題されているということ。

当たり前のことなんですがね。

3級はともかく、準2級のなかには読めても書けない漢字、間違って覚えていた漢字が結構あったんです😂

そして3級のなかにも、とりこぼしていた漢字がいくつかありました🤪

そこで仕方なく準2級と3級の参考書も買って、3級→準2級→2級の順番で参考書をひととおり解きました。

当時は家事のスキマ時間が10分でもあれば勉強をしていましたね…。

ときどきアプリで実力を確認しながら。

でも、アプリはスマホという性質上、実際の問題よりも簡単に解けるため(選択肢から選ぶ方式に簡略化されていたり)、冊子の過去問をやるといつも赤点でした😭

このままではまずい、本当にまずい。

息子に母は口だけじゃない人だっていう結果を見せなきゃならないから、不合格という結末はありえない。

もう試験前1週間は、受験生かっ!っていうくらい勉強してました’`,、(‘∀`) ‘`,、

目指せ160点!

と目標を掲げて。

一方、自分の勉強と並行して、息子の方の漢検勉強も見てあげなくてはならなかったわけですが、うちはその頃息子の部屋=寝るだけの部屋で、勉強すべて母親の目の届くところでやるリビング学習を実践していました。

よって、漢検の学習をどの程度やったか常に進捗状況を確認し、過去問を1日1回やらせ、点数の推移を管理。苦手な分野を集中してやらせる…というのを全て私の管理のもとにやらせていました。

その成果もあり、

めでたく息子は5級に合格

で、私はというと…

テスト前夜にやった過去問の点数は138点😱

もう笑うしかない’`,、(‘∀`) ‘`,、

その数日前には160点を超える日もあったのですが、点数の推移から察するに、四字熟語が難しい回に点を落とす傾向があることがわかっていました。

なので、テスト本番に難しい四字熟語が出ませんよーに(-人-)ナムナム…と祈るばかりの私でした。←完全に他力本願🤪

テスト当日は朝4時に起床して過去問を2回解きました。

150点と165点。微妙です😌

とめはねはらいを甘めに丸付けした自己採点なので、ちょっと、厳しいかもしれません。

で、結局、漢検2級の試験結果はどうだったかというと…

 

結果は合格か?不合格か?

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当日の手ごたえは「全然できなかった」でもなく、「これはイケるかも」でもなく。

微妙…というか、よくわからない。

わからないながらも、こんな感じではあった↓

●苦手だった四字熟語の問題の難易度がかなり低かった

前日に「簡単な問題が出ますよーに(-人-)ナムナム」と念じていた甲斐があったというもの!

完全に他力本願だな😅

●試験会場へ向かう電車のなかでおさらいした熟語が問題に出た

●書き取り25問がいちおう全部書けた

一方で、

●いつもはもっと点が取れていた部首や熟語の構成が解けなかった

ということで、これまでの過去問を解いたときの感触でいうと、150~165点くらいのあいだかな?と。

微妙です(-_-)

で、気になる結果というと…

まさかの合格😆

母としての威厳を保てました😆

 

image

写真は上のところがちょっと切れてますが175点でした♪

(合格ラインは155点)

次男の「お母さんは口ばかり」との言葉で始めた漢検受験でしたが、合格証書をもらってみるともう

感激しかない😂

息子に「お母さんすげぇ」と尊敬のまなざしで見られたこともかなり嬉しかったのですが、なんかこう、形として、賞状をもらって、表彰されるのって、シンプルに嬉しいものですね(‘ω’)ノ

自閉症の息子が生まれてから、なんとなく周りのキラキラした人たちとは対照的に、いつも多動の太郎の背中を追い回しながら、ときにはウンコにまみれて、なんか私ってくすんでるな…って思ってました。

だから賞状もらって嬉しかった。

自分も少しキラキラしたステージに上がれた気がして。

漢検2級くらいでなんだ、って思われるかもしれませんが。

そんなわけで、親子ともども達成感を味わった親子受験でした😂

ですが哀しいかな。

折角覚えた2級の漢字も、今となっては、日々失われていく脳細胞とともに忘却の彼方へと消え去っていってしまったのでした。

どんなにユウウツな毎日でも私もう憂鬱って漢字で書けないです。

せっかく覚えたのに残念🤪

ちなみに、次男はその後もコツコツ漢検を受験し続け、準2級まで合格しています✨

国語は苦手な次男ですが、高校受験の模試でも漢字だけは解けるようで、漢検をやらせておいてよかったなと思う今日この頃です🖐

 

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勉強嫌い&漢字が苦手な息子のために私がやったこと” に対して2件のコメントがあります。

  1. こー より:

    こんにちは
    偉いなぁ~挑戦して結果を出す、素晴らしい❗
    私なんぞ全く駄目
    日本人であるのに漢字間違って使っているよ、それも気づかず情けない

    1. 稲倉サナ より:

      もう数年前のことなのでせっかく覚えた漢字もすっかり書けなくなってしまいました(‘A`)
      やっぱりスマホやパソコンばかり使っているとダメですね…。

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