キラキラの学生生活なんて幻想

出典:pixabay

こちらは2020年8月に書いた記事を加筆・修正(現時点の状況に情報を修正)したものです。

 

この半年ほど、これまで週1本程度だった仕事がぐっと増えてきました✨

嬉しいなあ😂

仕事ってなんだかな

 

以前お仕事についてこういうブログを書きましたが、今いただいている仕事はいずれも文章を書く仕事。

とてもやり甲斐もあるし、楽しいです。

もしかしたら、私が書いた文章を、読んだことがある、という方もいるかもですね😅

 

仕事が忙しい時期でも家事・育児はお休みすることはできません。

自閉症の長男・太郎は一人で留守番できないし、一人で外出することもできないので、長期休暇中はなかなか私の仕事も捗りません。

太郎を散歩に連れて行って(ストレス解消のため)ご飯の準備して、お風呂に入らせて、洗濯して。

加えて今はファイナンシャルプランナー2級の試験勉強もしないと(;’∀’)

そんな状態なのでブログを書きたいなら、夜家事が終わってからとか、朝早く起きて書くとか…。

ワーママさんの大変さがしのばれます😂

 

で。

ここから本題です。

次男の、進路について。

なんとか希望の高校に合格することもできましたが、その先の事を考えるとなかなか頭が痛い。

それもこれも、次男の性格に起因しているんですが…。

 

一方の自閉症の長男・太郎はある意味、悩む余地があまりないっていうね😂

重度知的障害のある太郎は高校を卒業したら就労することは幼い頃から半ば決まっていたようなものなので、就労と社会的自立に向けてしっかりサポートしてくれる特別支援学校へ進学しました。

というかそれ以外の選択肢がない(゚з゚)

たとえ選択肢があったとしても、太郎にとってはそれがベストな選択だと思っていますが

障害者の就労と一口に言っても様々です。

 

太郎が、自分の好きなことを仕事とできるようにするために、必要なことをしっかり習得するのが高校の3年間だと思っています。

もし出口が一緒なのだとしたら

3年間、就労のためにしっかり訓練してきた子と、就労ではなく学習に重点を置いた学校で学んできた子と。

どっちが有利なのでしょうか?

それはやっぱり、就労のために訓練した子の方が、就労した後も本人が苦労しないのではないかと思うのです。

いずれにしろ、うちはあまり悩む余地がないということは、ある意味幸せなことなのでしょうね。

 

そこいくとむしろ次男が、中学生になってから塾に通うようになり、高校受験だとか大学受験とかを視野に入れるようになってから次男にとってのこの先の人生は茨の道だなぁと、考えるようになりました。

 

私は友達がとても少ないんですが😅

会社員時代の同期入社の仲間たちとはSNSを通じて今でも交流があります。

仲間たちの中で結婚が早かった人の子供は、もう大学に通っている子もいるんですよね。

1~2年に1回集まる同期会では、子供の受験に関する話題で盛り上がることがあるんですが、同期のなかで一番優秀なお子さんはA子の息子で、東京大学に進学、大学院まで行きました。

A子の息子は中学受験で有名な中高一貫私立に合格したんですが、中学受験の話を聞くと、いろいろ大変だったみたいですよね。

晴れて合格しても、大学受験に向けて塾通いは必須。

進学校に合格しても、息をつく暇などなく。

大学に現役合格した後も、私たちの時代とは違って、大学でもものすごく勉強をしていたようです。

大学院でも、ちょっと聞いただけではちんぷんかんぷんな研究をしてましたよね😅

そして、同期B君の息子は。

公立中学1年生のときから大手進学塾に通い、3年間みっちり勉強をして、超難関大学附属高校に合格。

と同時に日比谷高校にも合格したので、東大を目指して日比谷高校に進学したんですよね。

日比谷!

すげーな!!優秀だよね!!

…と思いますよね

高校受験の受験生にとっては半ばゴールのように感じますが、東大を目指している彼らにとっては休む暇などなく、高校に入学した後も大手予備校(塾)に通いながら勉強に明け暮れる毎日。

誰もがうらやむ進学校に合格した彼らは、合格した後もキラキラの学生生活を純粋に楽しむわけでもなく、常に勉強することを強いられているわけです。

いやそんな。

一流の中学、一流の高校、一流の大学、一流の就職先に行くことが、幸せになるとは限らないよね?

というのは、きれい事だと思うんです。

もちろん、子供が学歴とは関係なしに、将来の夢とか、やりたい事があるのであれば、学歴社会に捕らわれることなく、夢に向かって精進していけばいいのだと思うんです。

でも。

 

うちの次男。

夢なんかない😂

 

やりたいことも見つからない😫

 

実は私自身もそうでした。

やりたいことがなんとなく見つかった頃、もう20歳を過ぎていました😂

 

やりたいことが見つかったとき。

より有利だと思うのは、やはりそれなりの学歴なのかな…と思うんですよ。

これは自分の経験値から断言できます✋

ただし、やりたい事がはっきりしている人には当てはまりません。あしからず。

その是非については愚問なので、ここで議論するのはナシということで。

 

次男。

高校受験のために中1から塾に通い、塾の課題を黙々とこなし(というか課題だけを黙々とこなし😅)、課せられた以上の勉強はしない子ではありましたが、次男なりにがんばっていました。

コロナの影響もあって自由に遊ぶこともままならず、図らずも勉強に集中することはできたのかな?と思っています。

キラキラとはほど遠い中学生活を終えた後、高校に入学するや否や、次は大学受験に向けての勉強が始まるわけです。

だったら、大学附属高校を受験すれば良かったのでは?と思いますよね。

そうです、そう思ってうちは大学附属高校を受験したんです。

考えることは皆同じなんでしょう、塾の先生情報によると年々大学附属高校の偏差値はうなぎ登りだそうです。

でも、附属高校に合格できたとしても今度は成績のいい順番に学部が選べるという競争が始まり、勉強ができない子はあっさり留年となるようです。

高校生で留年ってウソでしょ?😂

…と思っていたのですが、昨今の大学附属校は内部進学(中学校から高校、高校から大学など)の基準も大変厳しく、高校では学年の進級の際にただ成績が悪いというだけの理由であっさり留年となるのは本当らしいですね😅

そのため、周りのレベルが異常に高く、ぎりぎりの点数で合格した子はかなり苦労するのだとか。

早慶の附属校は、高校受験の際に、英検2級レベルの学力がないとウチには合格できませんよ、と説明会で学校側が言ってましたよ。

中3で英検2級😂

 

なんか…。

私たちの十代の頃より今の子たちって、大変ですよね?

息をつく暇などあるんでしょうか。

キラキラした時間を持つことができるんでしょうか。

 

将来の夢がある子、やりたい事がはっきりしている子は、常に頑張ることを強要されているようなこんな世の中でも、キラキラ輝きながら努力を続けている子が多い気がします。

 

「やりたい事がない、夢なんかない」という次男を見ていると、私は彼の将来が心配で心配で、学歴で武装するしかないと思い詰めて、強制的に勉強させられる大手塾に中学入学と同時に通わせてきたわけですが…。

何一つ自主的に考えようともしない次男を見ていると、将来がとても心配になってくるのです。

 

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キラキラの学生生活なんて幻想” に対して6件のコメントがあります。

  1. チャイ より:

    ウチの娘も勉強・運動、何事にも頑張れません。

    スポーツは何をやっても日本代表目指せるよと言われる程身体能力が高いのに、ランニングや地道な練習が嫌い。
    ピアノも小3で幻想即興曲を弾き、音大を目指せるよと言われるのに、ハノンどころかツェルニー・ソナチネ・ソナタは拒否。
    中学受験も、塾の先生に最後の1週間頑張ったねと言われたが、1週間前に地元中に行きたいと言い出し、第1志望に受かったら地元中で良いと言ったから、、。

    小さいうちから様々な経験をさせて、ピアノや勉強もつきっきりでやってきました。地元中学の1番・2番の子は父親が売れないミュージシャンやギャンブル依存で、塾に行けないけどひたすら勉強しているそうで。ウチの娘と違い先生にも好かれ内申も良いんです。やるせない、、。

    恵まれているから、苦労を知らないからかと思いましたが、3番の子と中学受験で難関校に入った子はウチと同じ感じかそれ以上なんですよね。それにウチの次女は小3ながら自分で目標を決めて頑張れるので、性格なんでしょうか。

    私が就職した会社は東大や早慶が殆どでした。ただメンタルが弱く病んでしまう人、要領が悪く出世コースに乗れない人もいたので、いろんな経験をさせた事が人生に良い影響を与えられたらと望むばかりです。

    1. 稲倉サナ より:

      娘さんすごい( ゚д゚)
      しかしながら才能を活かせず勿体ない話ですね( ;∀;)
      やはり性格なんでしょうね…。
      うちも自主的にはやらないので私が全部お膳立てをして、結果を出させてあげて、あたかも自分でやり遂げたような達成感を味わわせて自信をつけさせる…という、なんとも面倒くさいことをずっとやり続けてきています(゚з゚)
      高学歴でも決められた勉強だけをやってきたタイプの子は社会に出てから苦労すると思います…。
      それがわかっているので、このまま見過ごすわけにもいかないなぁと。
      でも性格だから如何ともし難いですよね。

  2. にゃんこ より:

    >もしかしたら、私が書いた文章を、読んだことがある、という方もいるかもですね

    えーっ、どんな媒体なのかなぁ?
    お仕事お忙しそうで、何よりです。
    少しでも充実した時間が長く取れると良いですね。
    文章を書くお仕事なんて、本当に羨ましい。
    素敵ですね

    うちも息子と私は徹底的に性格が違うので、よくつまらない衝突をしました。
    とにかく息子は超ネガティブ。
    何事もできない前提で始まり、それこそ努力も惜しんでやらない言い訳ばかり。
    そして出来ないことを、自分以外のせいにして文句と愚痴。
    そんなの、人として恥ずかしい。
    聞きたくな〜い。
    出来ないなら努力すれば?努力も出来ないならぐちぐち言わず黙ってろと思う私とは全く意見が合わず。
    でも家庭の雰囲気が悪くなるので喧嘩しないようにネガティブオーラ全開の時は無視していました。
    次男くんはそんなダメ男の息子とは違います。
    ちゃんと三年間努力して合格しているのですから。
    親としてもっとと期待することもあるでしょうが、今は静観の時期かもしれませんね。
    ご主人様の次男くんへの評価、もしくは今後の展望など、さなさんとの意見の相違はありますか?
    うちは勉強や受験対策、塾選びなど子供の事はほぼ私しか関わって来ませんでした。
    判断に迷う時、お金の話だけを主人に相談するようにして。
    主人は優秀な親戚の中、初めての落ちこぼれ的な存在で、出身校が恥ずかしいようです。
    その事もあって、長男の学校選びの際も報告のみ。
    義母も自身の頭の悪さが災いしたと常日頃言い続けているので、うちの長男の成績が振るわなくても問題なし。
    出来の悪い跡取り息子ショックが過去で封印されていて、それは私にとっては良かった事でもありました笑笑
    私も親戚中で成績が良くなかったので主人と話が合いましたが、私は就職で盛り返したのと元々のポジティブ思考で、主人とは少し立ち位置が違っています。
    スマホ問題ですが、ゲームもそうですが本当に今の子供たちは周囲に毒なものばかり溢れていて、遠ざけるのに苦労しました。
    うちはゲームは中学から、スマホは高校から持たせました。
    こちらは首都圏の田舎ですが、少数派です。
    スマホはともかくゲームに関してはおそらく小六まで一度もやったことのないのは息子くらいだったかもしれません。
    未だに友達が少ないのはゲームを持っていなかったからと文句を言われています。
    スマホは高校から持たせたのと、中学卒業後も三月末まで塾に通っていたので一日中スマホ漬けになることはなかったかもしれません。
    スマホを持たせなかったのはゲームの時と同じで、その事で喧嘩をしたくなかった。
    これに尽きます。
    怒る原因を少しでも減らすようにしてきた逃げの育児でした。
    さなさんの悩み事が少しでも解消されることを祈っています。
    本心は、悩まないで〜という気持ちでいます。
    楽しいことが増えますように。

    1. 稲倉サナ より:

      いやあ、うちの次男も結構な感じですよ(‘A`)
      今日はついつい電話で母に愚痴ってしまいました。
      もうでも、こうやってあれこれお世話をしてあげているのが裏目に出ているのかな?
      でも何もしないとどこまでも堕ちていきそうだし(;’∀’)
      なんて、ぐうたらしている次男を見るにつけ悩ましい日々ですが、もう人の事を考えている場合ではないのでFP2級の勉強をして無心になるようにしています(笑)
      あとはピアノ!
      「リベルタンゴ」をなるべく簡単に弾けそうに3つの楽譜をアレンジして弾いてみることにしました!
      太郎も寝室に行ったことだし、コメント書き終えたら自分時間を楽しみます~♪

  3. にゃんこ より:

    大丈夫ですよ。
    他人だからかも、ですが、周りの優秀な子供を見て本当に大丈夫だと思います。
    それぞれトップ校を出て大学へ。
    浪人する子供もいれば、受かった学校に行く子もいて。
    そして、就職後も今は自由です。
    知り合いは一人は就職浪人して放浪の旅に出るそう。
    もう一人は就職しましたが、年末で辞めて今は家にいるようです。
    企業は終身雇用ではなく、その時勢により人気で稼げる企業もガラリと変わる。
    公務員が良かった時代も終わりました。
    これからは実力さえあれば、どんどんチャレンジできる時代だと感じています。
    高校生のうちに希望の学部が見つかるかもしれない、大学に入ってから向いている職種がわかるかもしれない。
    子供たちは未知数で、そして、無限の可能性がある。
    優秀な子供の一番の強みは、昔より過酷な環境の中勉強で成功している事。
    中学からの勉強漬けは本当に頭が下がります。
    入試の内容は年々驚くほど難解に、かつ量もありえないほど多くなっています。
    それを努力を続け、制覇して合格したのは、それだけで大きな意味がある。
    凄い誇れる経験だと思っています。
    それだけやれる子なので、大丈夫。
    これからも、さなさん、ご主人様の愛の庇護のもとに頑張れるし、休みたくなれば少しくらい休んでも何とか乗り越えられると思いますよ。
    (うちの子には能力なく残念でしたが)

    1. 稲倉サナ より:

      私自身は何ごとにも好奇心旺盛で、とりあえず何でもやってみたくなるタイプなので、受動的で好きな事以外は一切無関心な次男を見ていると歯がゆい気持ちになるんですよね(;’∀’)
      しかも努力が嫌いなので好きな事ですら面倒ではない範囲でしか関わろうとしない。
      勉強も「やらなければいけない嫌な事」という位置付けでやっているからつまらないし覚えたこともすぐに忘れる始末です。
      遊びでも趣味でも運動でもなんでもいい、打ち込めることがあればいいのに…と思いつつ、家から出ずに1日の大半をスマホを見ながら過ごしている次男を見ると将来が心配になるんですよね。
      この世からスマホが無くなってしまえばいいのにとすら思います。

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