アメ担当、ムチ担当。

出典:pixabay

自閉症の子は案外、人のことをよく見ている。

人によって態度を変えている。

・・・ということを先日UPしたブログに書いておりました。

自閉症児は知っている

優しい人にはナメた態度を😅

厳しい人には叱られないように嫌々ながらもいう事をきくんですよね。

ちゃんとこちらのいう事を聞き入れてもらうためには、ある程度は厳しく接する必要があるのですが、うちの長男・太郎は自閉症かつ重度知的障害でもあり、叱っても「何故」叱られているか意味がわからないんですよね。

なんでかよくわからないけど叱られたみたいな感じなんでしょう、太郎にとっては。

理解してもらえなかったとしても、悪いことは悪いとして、きちんと伝えていく必要はあります。

伝えないと「やってもいい」と勘違いされますからね😅

それに、やってはいけない理由がわからなかったとしても、「やったら叱られる」ということだけはなんとか理解してもらえるんです。

そのため、叱るときは端的に、わかりやすく、短い言葉で。ということを心がけています。

なるべく感情的にならず(といってもつい感情的になってしまいますが)冷静に伝えるよう、つとめています。

 

それと、叱るのは、現行犯限定🖐

悪いことをしたとき、その場で注意をしないと理解できないためです。

太郎は、過去・現在・未来という概念が少し曖昧なところがあり、過去の話をしてもあまり頭に入らないんですよね。

 

過去に起きたことに対して叱っても、

「今」何も悪いことをしていないのに何故か叱られたと混乱してしまうんですよね😅

なので、なるべく問題行動を見逃さないよう、見守るようにしています。

 

それと、これはもともとのキャラクターというか、性格もあるんですが・・・

我が家は子供に接する時、

夫が飴、私が鞭

というふうに、担当分けをしています😅

もともと私が怒りっぽくて、夫が優しいという性格もあるんですが’`,、(‘∀`) ‘`,、

 

平日を含めて接する時間の長い私が鞭(ムチ)となり、太郎に対しては厳しく接し、問題行動はビシッと叱っています。

一方、週末しか子供と一緒にいることのない夫は、太郎にとっての飴(アメ)。

優しいお父さんに甘える癒しの時間を与えてもらっています。

もちろん、夫がいるときに太郎が悪いことをしたら、夫にも叱ってもらっていますが。

 

だから幼い頃、太郎は夫にばかり懐いていて

腹立つわあ💢

と思っていましたけどね(゚з゚)

 

鞭担当の私ですけど、愛情をもって叱っていれば、ちゃんと伝わるのかなー、と思っています。

というのも。

幼少期は夫にばかり懐いていた太郎も、今では自分にとってどっちが重要な人物か、察することができるようになったみたいです😂

 

どっちが重要かって、

ご飯を作ってくれる人

つまり、

私です😂

 

その食材を買うお金を稼いでいるのは夫なんですけどね🤣🤣🤣

そして、ご飯を作ってくれる母に対して、ちゃんと甘えてくれるようになりました✌

甘えられるのって、やっぱり嬉しいですよね🎵

 

ところで太郎をめぐる人々がどういう担当分けになっているかを参考までに・・・

私の父 ➡ ムチ

私の母 ➡ アメ

夫の父 ➡ アメ

夫の母 ➡ アメ

 

夫一家は基本的に優しい人々なので、夫の父(義理父ですね)は本当はムチ担当なんですが怒ってもあまり怖くないので、太郎にはナメられていますよね😂😂😂

 

学校の先生方や放課後デイのスタッフさんのなかでも、なんとなくアメ担当、ムチ担当と別れているようで、太郎が問題行動を起こしたときはムチ担当(主に男性ですよね)のスタッフさんがビシッと叱ってくれています👍

 

まあでも、なんといっても太郎が一番恐れている人、それは

この私ですけどね😁

 

☆お知らせ☆

「にほんブログ村」のランキングにも参加しています!

ブログ更新の励みになりますので、よろしければ下記バナーをポチッといただけると嬉しいです🎵

にほんブログ村 子育てブログ 自閉症児育児へ
にほんブログ村

  • X

アメ担当、ムチ担当。” に対して6件のコメントがあります。

  1. ママリンコ より:

    サナさん、明けましておめでとうございます。 
    今年もよろしくお願いします。

    私は完全なめられていますね。
    一応叱るのですが…。私の前に入ってる方は男性なのですが、ちゃんと言うこと聞いていますわぁー。その方と引き継ぎしてから仕事入るけど、完璧私は彼女のお友達になっているのかなぁ?
    もう、態度も違うもんね。自傷、他害しなきゃええかぁーとも思っていますが…。

    東京も雪景色。気を付け出掛けて下さいね。

    1. 稲倉サナ より:

      あけましておめでとうございますm(__)m
      アメ担当の人は必要なんですよ。
      心の安定のために、必要なんです。
      太郎はアメ担当の人と一緒にいるときは本当に幸せそうです。
      自分をさらけ出せるからこその問題行動だと思っています。
      でもアメ担当だけでは片手落ちで、やはりムチ担当も必要なんだと思います。
      なにごともバランスですかね。

  2. cosflo より:

    サナさん、あけましておめでとうございます今年もよろしくお願いいたします

    最近私は特に幼い子どもの心を持ち続けると言われるお子さんに対して、厳しく接しようと思う気持ちを少し押さえて、優しくすることにしました。厳しく接しても、さらに反抗的になって手が付けられなくなるからです。この人は優しくしてくれる。この人の言うことは聞いてあげよう、に持っていくためです。上手くいくか分かりませんが、挑戦しています。なかなかナメられているな、と感じることもありますが、取りあえずそうしてみています。打つ手が見当たりませんでした。それで聞く耳を持たなければ、また対策を考えます。新年も明けましたので、少し鞭を入れていこうかな?とも思っています。

    1. 稲倉サナ より:

      明けましておめでとうございます!
      優しくすることにしたんですね。そういうやり方もあると思います。
      子供にとって、厳しい人ばかりだと逃げ場がないし、優しいアメ担当の人は必ず必要なんですよね。
      とはいえ、アメ担当も甘やかすのではなく、優しくしながらも正しく導き、ムチ担当も感情のままに怒るのではなく、子供のためを思って静かに叱る。
      そういうのが理想なんですが、現実はなかなか難しいものですね(゚з゚)
      cosfloさんの健闘を祈ります!

  3. こー より:

    こんにちは
    新年❗明けましておめでとうございます。
    今年もよろしくお願い致しますp(^-^)q

    家に子供が居たら間違いなく旦那がアメ
    私がムチ?

    アマアマにするのは簡単だよね、怒ると言うことはマジ、スタミナいるよね。

    1. 稲倉サナ より:

      明けましておめでとうございます(*’ω’*)
      怒るのも叱るのもパワーいりますね。
      嫌われるリスクを背負いつつも、やっぱり私は今日もムチ担当でした(;’∀’)

コメントを残す